プリウスは1997年に世界初の量産型ハイブリッド車として誕生しました。
現在でも、普段使いの大部分を電気自動車として走行できるトヨタ初の2,000ccプラグインハイブリッドシステムを採用するなど、トヨタのグローバル戦略車の1台として人気の車種です。
今回は、プリウスの納期に関する最新情報を、口コミ情報などと合わせて徹底解説していきます。
- 中古車販売大手のネクステージと業務提携をしている
- 中古車市場に出回るまえの貴重な車両を紹介してもらえる
- 高年式車や新古車の在庫が豊富！全国3万台の在庫(*1)
- 国産車最長10年保証(*2)
- 事故車や修復歴車の紹介はないので安心
- 1新古車とは、届出済未使用車・登録済未使用車のこと。新車よりも安く、中古車よりも状態が良いのが特徴です。
- 2ご加入の条件・料金は車種・年式・走行距離によって異なります。
中古車の購入を検討している方には無料で利用ができる「ズバット車販売」がおすすめ！
ズバット車販売は中古車販売大手のネクステージと提携しており、中古車探しのプロがインターネット上には流通しない非公開車両を無料で紹介してくれます。
紹介してくれる車両は、修復歴や事故歴のない車のみになるので、車に詳しくない人でも安心して利用することができます。
希望車種や購入予算を入力するだけで、あとは中古車探しのプロからの連絡を待つだけなので、非常に簡単です。
新型プリウスの気になる納期は？
最新の納期に関する情報はどうなっているのだろう…？
プリウスは、2023年1月にフルモデルチェンジが行われたことで、更に納期遅れに拍車がかかっています。
生産状況が整っていない中での新型車発表だったため、工場稼働状況にも大きな影響を与えています。
ここでは、新型プリウスの生産状況や納期目途など、最新の納期情報について解説していきます。
プリウスの生産状況について
プリウスの生産状況は、新車販売台数を調べることで、把握することができます。
ひろし日本自動車販売協会連合会の「乗用車ブランド通称名別順位」を参考にして、プリウスの生産状況を見ていきましょう。
| 2023年 | 販売台数 | 順位 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 3,214台（2,892台） | 19位（16位） | 111.1％ |
| 2月 | 7,681台（3,326台） | 10位（14位） | 230.9％ |
| 3月 | 9,861台（5,295台） | 11位（17位） | 186.2％ |
| 4月 | 7,838台（3,305台） | 4位（14位） | 237.2％ |
| 5月 | 9,233台（1,939台） | 2位（20位） | 476.2％ |
| 6月 | 11,008台（1,638台） | 4位（26位） | 672.0％ |
| 7月 | 9,206台（2,281台） | 5位（24位） | 403.6％ |
| 8月 | 7,252台（1,936台） | 5位（25位） | 374.6％ |
| 9月 | 9,468台（3,011台） | 6位（20位） | 314.4％ |
- 日本自動車販売協会連合会：http://www.jada.or.jp/data/month/m-brand-ranking/
上記の数字を見て頂くと分かる通り、フルモデルチェンジ前の2022年は、販売台数が1年を通じてかなり低迷しています。
しかしフルモデルチェンジが行われた2023年になると、受注状況が一気に好転して、特に4月以降はランキング上位に定着しています。
現在の新型プリウスは、バックオーダーを消化するため、工場もフル稼働でしていますが、新型車の発売と半導体部品の供給不足が重なり、工場はパンク状態に陥っています。
新型プリウスの現在の納期はどうなっているの？
ひろしトヨタ公式サイトで発表されている、新型プリウスの工場出荷時期目途を紹介していきます。
| 項目 | 工場出荷時期目処 | 工場出荷～納車 |
|---|---|---|
| 新型プリウス | 詳しくは販売店にお問い合わせ下さい | 2週間～1ヵ月程度 |
- 工場出荷時期目処：https://toyota.jp/news/delivery/?padid=from_prius_factory_delivery
上記の工場出荷時期目途は、メーカーが公表している受注から工場出荷までの納期で、受注から実際にユーザーへ納車されるまでの期間ではありません。
現状、プリウスの工場出荷時期目処は「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっています。
一般的に公式からこのようなアナウンスがある場合は、「納期未定もしくは1年以上」であることが多く、納期が急激に早まる可能性は低いです。
新型プリウスの注文から納車までの流れ
工場出荷時期目処が不透明なプリウスですが、既に注文している人は、1日でも早く車にのりたいはずですよね。
ここでは、プリウスを注文してから納車までの流れについて解説していきます。
- 新型プリウスの契約（注文）を行う。
- ディーラーがメーカーに受注連絡を行う。
- 注文内容を確認の上、メーカーが工場に生産依頼をかける。
- 生産計画を立てて工場でプリウスの製造を開始する。
- 完成検査合格後、完成車両をディーラーに出荷する。
- 車両の入庫手続き完了後、ディーラーでパーツ架装や納車点検・整備を行う。
- ディーラーが契約者に代わって車庫証明手続きなどを行う。
- 陸運局で新規登録を行う。
- ディーラーで納車準備を行う。
- 契約者にプリウスを納車する。
プリウスの納期で最も時間が掛かっているのが、生産開始してから車両が完成するまでの期間です。
工場では通常の車両組み立ての他、ユーザーから注文があったメーカーオプションパーツの架装作業も行うため、作業工程が注文書ごとに異なります。
そのため仮にオプションパーツの入庫が遅延すれば、その都度生産が止まって納期が遅れていきます。
現在、大幅な納期遅れが発生しているのは、受注台数と部品供給のバランスが大きく崩れて、工場稼働が不安定になっているからです。
新型プリウスの納期に関する口コミ情報！
実際プリウスを購入した人の納車状況はどうなっているのか気になる…。
新型プリウスを注文したものの納期が決まらず、納車待ち状態の人がたくさんいます。
恐らくこの記事をご覧になっている方は実際にプリウスを購入した方の納車状況が気になるのではないでしょうか。
そこでここではSNS上の新型プリウスの納期に関する口コミを調べてみましたので紹介します。
トヨタ公式サイトでは、プリウスの納期は不透明でしたが、SNS上の口コミでは「1年～2年の納期」と言われた人がほとんどでした。
納期に2年も掛かるようなら、契約する人もかなり減るので、現在納車待ちをしている人は、納期が早まるかもしれませんね。
口コミを見る限りでは、注文後は納車連絡をひたすら待つしかなさそうです。
新型プリウスの納期を早める方法は？
プリウスの納期を早める方法とかあるのかな…？
最速でプリウスに乗り換えるにはどうしたらいいのだろう…？
納期が1年以上掛かっているプリウスの新車ですが、少しでも納期を早める方法はないのでしょうか？
ここでは、プリウスの納期を早める方法を、代替え案も含めて紹介していきます。
KINTOを利用する！
中古車並みのハイスピード納車を望んでいる人は、トヨタが運営しているサブスク「KINTO」の利用をおすすめします。
なぜならKINTOはグレードや架装できるオプションパーツを限定しているので通常の新車よりも短い納期で新車を利用することが可能です。
しかしKINTOでは全ての車種やグレードを取り扱っている訳ではないので、車種・グレードにこだわりのある人には向いていないかもしれません。
ひろし例えば、KINTOに用意されている新型プリウスは、下記の種類に限定されます。
- Uグレード（KINTO専用仕様車）
- Uグレード モデリスタ仕様（KINTO専用仕様車）
- Gグレード
- Zグレード
- Zグレード モデリスタ仕様
- Zグレード GRパーツ仕様
ひろしまたKINTOをおすすめする理由の1つとして、毎月の定額料金には下記の費用が含まれているからです！
- 車両代金
- 登録諸費用
- 自動車税
- 自動車保険
- 車検費用
- メンテナンス費用
- 消耗品費用
- 故障修理費用
- 代車費用
- T-Connect利用料
KINTOには値引き交渉がないため、TOTAL的にはカーローンで買うよりも、多少割高にはなります。
しかし納期が非常に早く、毎月の支払いがコミコミ定額ですから、燃料代以外の維持費が掛からず、安心してカーライフが楽しめます。
新車購入の代替え案としては、納期が早いKINTOの利用をおすすめします。
キャンセル待ちをする！
新車の納期が1年以上掛かっている新型プリウスは、長い納車待ちに耐え切れず、キャンセルする人が続出しています。
でもせっかく注文したプリウスをキャンセルするとどうなるの…？
結論から言いますと、キャンセルした車は、ディーラーの在庫として処理されることになります。
当然ですが、一度契約をした車ですから、キャンセルされるとディーラーにとっては、かなりの痛手になります。
しかし新型プリウスのように納車待ちをしている人が多い人気車種は、キャンセル待ちの人を多く抱えています。
店舗在庫になる前に、次の買い手が見つかるケースがほとんどですから、大きな損にはなりません。
したがって、とにかく納期を早めたい人はキャンセル待ちを狙うのがおすすめの購入方法です。
ただし、キャンセル車は、グレードや装備の指定ができまないので注意しましょう。
新古車を探す！
納期の目途がつかない新車は諦める！
納期が早くても、カーリースは利用したくない！
こだわりがあるからキャンセル待ちはしたくない！
このような人には、中古車を購入するしかありません。
中古車は半導体部品不足などの影響を受けないので最短1週間～2週間程度で納車が可能です。
そのため、とにかく早く納車したい人や、希望の条件のなかから自分で選択したい方は中古車の購入をおすすめします。
ひろし中古車選びに不安がある人はずばり以下に当てはまるような車両を選ぶと良いでしょう！
- 少し走行距離が多い高年式車
- 高年式の型落ち車
中古車で失敗したくない人は、できる限り新車に近い状態のものを選ぶのが必須です。
また中古車は回転率が早く例えば中古車検索サイトなどで掲載されている車両は一瞬で売れてしまうこともあります。
そのため気になる中古車を見つけたらスピード重視で中古車販売店に問い合わせすることをおすすめします。
新型プリウスを安く購入する方法ってある？
販売台数の低迷が続いていたプリウスですが、2023年に新型プリウスが発売されてからは、一時受注停止を余儀なくされるほど受注が殺到しました。
受注再開している現在でも、バックオーダーの生産に追われており、納期未定の状態が現在も続いています。
納期遅れを我慢すれば、安く新型プリウスを買うことができるのか？
ここでは、新型プリウスを安く購入する方法について解説していきます。
限界値引きを誘発する！
受注停止状態に近い現在の新型プリウスは、受注制限を行っているディーラーも多々あります。
ハッキリとした納期が分からない状態が続いているので、購入する側にとっては非常に不安ですよね。
新型プリウスの商談に臨むときは、「納得のいく値引きをしてくれたら契約する」や「納期が遅れてもキャンセルしないから、値引きを頑張ってくれ！」など、納期が不透明なことを理由に値引きの限界額を誘発して下さい。
大きな値引きを勝ち取ることができたら、新型プリウスを安く買うことができます。
ただし、誰でも気軽にできる方法ではないので、商談や交渉が苦手な人は別な方法を試して下さい。
下取り商談に力を入れる！
下取り車がある人は、購入する新型プリウスの商談よりも、「下取り車をどれだけ高く売れるか？」が、新型プリウスを安く購入する最大のポイントになります。
新型プリウスの購入商談は、ディーラーの担当者だけを相手にしますが、下取り車の査定額交渉は、ディーラーだけに頼る必要はありません。
新型プリウスの購入資金に充てることができる下取り車は、査定額が上がれば上がるほど安く買えると言う訳です。
ディーラーは査定額の基準が厳しいので、2社以上の車買取専門店で買取査定を行うことをおすすめします。
ディーラーを含めて、下取り査定額が最も高い業者に売却すれば、結果的にプリウスを安く購入できます。
ただし、複数の車買取専門店で査定を受ける場合は、時間と労力が必要になるので、忙しい人はスケジュール管理に注意して下さいね。
在庫車を探す！
新型プリウスの中古車（新古車）は、新車の納期が遅れている影響により、新車よりも高値で流通しています。
納車が待てない人には、多少高くても新古車をおすすめしますが、新車を安く購入するなら、ディーラーとの値引き交渉が必須です。
ただし、納期未定の新型プリウスは、ディーラーが在庫として抱えてしまったキャンセル車（在庫車）も多く、運良く探せたら安く購入できるかもしれません。
在庫車や展示車は、通常の新車と違って、既に完成している車両ですから、納車が早いメリットがある反面、オプションパーツの後付けができないデメリットがあります。
グレードやオプションパーツに拘りがない人には、在庫車や展示車を探してみるのも良いでしょう。
ただし、ディーラーによっては、在庫車や展示車も抽選販売をしているかもしれません。
在庫車や展示車を探す場合は、電話などで在庫確認してから、店舗に足を運ぶことをおすすめします。
新型プリウスはどんな人に向いている車
プリウスと言えば、一般の方だけではなく、公用車や営業車などでも多く利用されている大衆車でした。
新型プリウスは、スポーツ志向に特化したデザインになったことにより、居住空間や積載能力が低くなったことで、利用目的が大きく変わる恐れがあります。
ここでは新型プリウスがどのような人に向いている車なのか紹介していきます。
維持費を気にする人
1997年に初代が登場してから25年以上もの間、量産ハイブリッド車の先駆けとして、国産車トップレベルの環境性能や燃費性能を保持し続けてきたプリウス。
2023年に発売された新型プリウスは、コンパクトカーのヤリスやアクアに次ぐ3番目の燃費性能で、Uグレードの2WDは32.6km/L（WLTCモード）を達成。
車を動かすには必ず燃料が必要ですから、ガソリン代が節約できる燃費の良い新型プリウスは、維持費を気にする人や毎日運転する人に向いています。
静かに走行したい人
夜遅い時間帯や夜明け前の早朝など、車のエンジン音に気を遣うことはありませんか？
特に住宅街を走行するときは、エンジン音が反響してうるさいですよね。
新型プリウスには、エンジンを使わず電気モーターだけで走行可能な「EVモード」が搭載されているので、静かに車を走らせることができます。
エンジン音を気にする人は、静かに走行できる新型プリウスが向いています。
ただし、電気モーターだけで走行できる距離は限られているので、EVモードを使用するときには走行距離に注意して下さい。
広いラゲッジスペースが欲しい人
プリウスの形状は、トランク部分がリアウィンドウと一体化している「ハッチバックタイプ」のため、通常のセダンよりもラゲッジスペースが広いのが特徴です。
後席を前席側に倒すことで、410Lの荷室容量を約3倍の1,150L前後まで拡張することができます。
ゴルフバッグやキャリーケースはもちろんですが、セダンでは積むことが難しい丈の長い荷物でも、新型プリウスなら楽々積むことが可能！
普通車で広いラゲッジスペースが欲しい人には、新型プリウスがおすすめです。
車を電源として使いたい人
新型プリウスには、センターコンソールとトランクルームの2ヵ所にAC100Vコンセントが、全グレードに標準装備されています。
新型プリウスは、ガソリンを電気に変換することが可能で、燃料が満タンであれば、4日～5日間程度は電力を供給することができます。
災害時の非常用給電システムに使用するだけではなく、発電機としてアウトドアで利用したり、屋外での作業やリモートワークのパソコン用電源などにも利用することが可能！
新型プリウスの給電システムに魅力を感じている人は、最大1,500Wまで同時に使えるのでおすすめです。
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まとめ
2022年11月に日本自動車殿堂の歴史遺産車に認定されたプリウスですが、2023年のフルモデルチェンジが行われてからも、更に大幅な納期遅れが発生しています。
トヨタ全体では、納期遅れが解消されつつある中、新型プリウスの納期は1年以上とも言われています。
実際にSNSの口コミでは、納期が2年程度掛かる例もあるほどで、新型プリウスの納期目途は未定と言ってよいでしょう。
今後も生産状況が改善されない限りは、納期が早まる可能性は低く、最悪の場合は受注停止も避けられない状況が続いています。
新型プリウスの購入を考えている人は、納期の早いKINTOの利用や新古車（中古車）の購入も検討に入れる必要があります。 納期は日々変化するので、ディーラーなど納期最新情報をこまめにチェックして下さいね。
