バイクの免許費用はどのくらい?種類別に二輪免許の取得方法を解説!

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車で楽しむドライブもいいのですが、風を直接感じことができるツーリングはバイクの醍醐味です。

特にコロナ感染症の影響で、ソーシャルディスタンスが保ちにくい密室の車よりも、解放感のあるバイクツーリングを楽しむ方が増えています。このような理由から、これからバイクの免許を取りにいく方もいるのではないでしょうか?

今回は、知っているようで知らないバイクの免許種類や取得費用、取得可能な年齢や取得方法などを詳しく説明していきます。

目次

バイクの免許種類と取得可能な年齢

バイクの免許には、大きく分けて4つの種類(AT限定含む)があります。ここでは、バイク免許の種類や取得可能な年齢について紹介させて頂きます。

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免許種類排気量取得可能な年齢高速道路の走行
原付免許50cc以下16歳走行不可
小型限定普通二輪免許 (AT限定含む)125cc以下16歳走行不可
中型二輪免許 (AT限定含む)400cc以下16歳走行可能
大型二輪免許 (AT限定含む)制限なし18歳走行可能

原付の免許に関しては、普通自動車第一種運転免許(普通自動車免許)を持っていれば、原付免許を別で取得しなくても運転することができます。

原付免許、小型限定普通二輪免許、中型二輪免許は「16歳から取得可能」ですが、大型二輪免許だけは「18歳」にならなければ取得することができません。

取得可能な年齢を見て頂くと分かる通り、バイクの免許は取得可能な年齢基準が低いので、高校生でも取得することができます。

バイク免許の取得方法は?

バイク免許の種類が分かったところで、次はバイク免許の取得方法について説明していきます。

バイク免許の取得方法には、一般的な「自動車教習所に通う方法」と、自動車教習所に通わず運転免許試験場で直接試験を受ける「一発試験」の2種類があります。

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項目自動車教習所一発試験特典
原付免許不要〇(半日)普通自動車免許があれば原付免許不要
小型限定普通二輪免許 (AT限定含む)普通自動車免許があれば最短2日で取得可能
中型二輪免許 (AT限定含む)教習所卒業者は技能試験・取得時講習・応急救護講習が免除
大型二輪免許 (AT限定含む)教習所卒業者は技能試験・取得時講習・応急救護講習が免除
自動車教習所に通う
  • 原付免許取得希望者は、自動車教習所に通う必要がない。
  • 「小型限定普通二輪免許」「中型二輪免許」「大型二輪免許」の取得希望者は、学科教習と技能教習の受講が可能。
  • 自動車教習所卒業者は、技能試験・取得時講習・応急救護講習が免除される。
  • 自動車教習所卒業者は、運転免許試験場での適性検査と学科試験に合格するだけで免許取得が可能。
  • 自動車教習所卒業者で普通自動車免許を持っている方は、運転免許試験場で適性検査を受けるだけで免許取得が可能。
  • 自動車教習所卒業者で普通自動車免許を持っている方は、自動車教習所での学科教習は1時限のみ。
一発試験を受ける
  • 自動車教習所に通う必要がないため、最短でバイク免許の取得が可能。
  • 運転免許試験場内のコースを実際に走行して、技能試験に合格する必要がある。
  • 自動車教習所で受ける全ての試験を、運転免許試験場にて一発で合格しなければならない。
  • 一発試験は、合格率・5~20%の超難関。(自動車教習所卒業者は、合格率・80%以上)
原付免許の取得方法
  • 運転免許試験場で一発試験のみ。
  • 運転免許試験場での試験内容は、適性検査と学科試験のみで免許取得が可能。
  • 住民票に記載されている住所以外の都道府県では受験不可。

バイク免許の取得方法では、圧倒的に自動車教習所に通う方法が無難です。

一発試験は、免許費用を最小限に抑えられることや、最短で免許の取得ができる魅力はありますが、合格率が極端に低いデメリットがあります。

一発試験にチャレンジしても、何度も不合格になってしまうと、運転試験場に度々足を運ぶことになるので、費用もどれくらい掛かるか予測ができなくなり、いつ合格できるのかさえも検討がつきません。

バイク免許を取得するなら、自動車教習所に通う方がリスクも少なく、確実に免許が取得できる効率の良い方法です。

バイクの免許費用

バイク免許取得には、一体どれくらいの費用が掛かるのか?ここでは、バイクの種類別に免許取得費用を説明します。

尚、自動車教習所の教習費用については、かぶら自動車教習所の「簡易料金検索」を利用させて頂き、バイク合宿免許の教習費用については東足利自動車教習所のサイトを参考にさせて頂きました。

教習所によって教習費用が異なるので、あくまでも参考程度に捉えて下さい。

原付免許の取得費用

項目料金
試験手数料1,500円
免許証交付手数料2,050円
原付講習手数料4,500円
原付免許取得費用の合計8,050円
参考元:大阪府警察

原付免許は、自動車教習所に通う必要がなく、運転免許試験場や運転免許センターで直接試験を受けて、即日免許取得することができます。

原付免許取得費用は、地域によって異なる場合がありますが、概ね上記の費用が掛かります。

自動車教習所を利用した場合の教習費用

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項目自動車教習所の教習費用合宿免許の教習費用
小型限定普通二輪免許187,660円取り扱いなし
小型限定普通二輪免許 (普通自動車免許あり)118,360円取り扱いなし
中型二輪免許 (原付免許あり)222,310円101,750円~139,700円
中型二輪免許 (普通自動車免許あり)153,010円82,500円~128,700円
大型二輪免許 (原付免許あり) 310,420円269,500円~294,250円
大型二輪免許 (普通自動車免許あり) 225,720円192,500円~219,450円
大型二輪免許 (小型限定普通二輪免許あり)167,860円
大型二輪免許 (中型二輪免許あり) 127,380円102,300円~106,150円
大型二輪免許 (中型二輪AT限定免許あり) 110,000円~116,050円

上記の費用は、教習所で必要な教習費用で、運転免許を取得するには、運転試験場に行って最終試験を受けなければなりません。運転試験場では、免許交付手数料など4,000円ほどの費用が必要になります。

一発試験時の費用

項目料金
受験料2,600円
試験車使用料1,450円
免許証交付手数料2,050円
取得時講習受講料 (小型限定普通二輪免許・AT限定含む)16,200円
取得時講習受講料 (中型二輪免許・AT限定含む)16,200円
取得時講習受講料 (大型二輪免許・AT限定含む)16,650円
参考元:警視庁

一発試験は、最も免許取得費用が安いのですが、とにかく合格率が低いので、一発で合格するのは全国的にも稀です。もし、試験で不合格になると「受験料」と「試験車使用料」が、試験を受ける度に必要になります。

自動車教習所の上手な使い方

これまでバイク免許の取得方法について説明してきましたが、自動車教習所に通う方法が最も効率が良いことが分かりました。

自動車教習所でバイク免許を取得する方法には、「自宅から通う方法」と「合宿免許を利用する方法」があります。ここでは、「自動車教習所に通うのが向いている方」と、「合宿免許に向いている方」の紹介をしていきます。

自動車教習所に通うのが向いている方

  • 自宅から通いたい方
  • 自分の都合で通いたい方
  • バイク免許の取得を急いでいない方
  • バイク免許の取得費用に余裕のある方
  • 通える時間が限られている方

自動車教習所に通う場合は、教習終了後に自宅に帰ることができるので、自分の時間が自由にできるメリットがあります。ただし、教習費用が高いことや、免許取得までの日程が長いことなどがデメリットです。自動車教習所に通う方法は、仕事終わりや空いた時間に通いたい方などに向いています。

合宿免許に向いている方

  • 免許取得費用を抑えたい方
  • 手段生活が苦じゃない方
  • 早くバイクの免許が欲しい方
  • 集団生活が苦じゃない方

合宿免許のメリットは、「教習費用が安い」ことや、「短期間でバイク免許が取れる」の2点です。ただし、全国から色々な人が合宿に参加しているので、集団生活が苦手な方には不向きな方法です。集団生活が得意な方や、短期間で安くバイク免許を取得したい方に向いています。

まとめ

バイクは、一人旅やソロキャンプなど、ソーシャルディスタンスを必要以上に気にすることなく、自由に楽しめるメリットがあります。

そのような理由から、バイク免許を取得する方が増えていますが、どのようなバイク免許を取得すればいいのか?特に初めてバイクの免許を取得する方には、難しいかもしれません。

今回は、バイク免許の種類や取得できる年齢など、バイク免許について紹介してきました。バイクの免許を初めて取得する方は、いきなり大型二輪免許をとるのではなく、小型限定普通二輪免許や中型二輪免許を取得して、バイクに乗ることに慣れてから大型二輪免許取得にチャレンジすることをおすすめします。

また、バイク免許を安い費用で取得したいがために、自動車教習所に通わず一発試験を受ける方もいますが、何度も不合格になって、自動車教習所に通い始める方も少なくありません。

そうなってしまうと、かえってバイク免許の取得費用が高くなってしまうこともあるので、最初から自動車教習所に通ってバイク免許を取得することをおすすめします。

バイク免許は、高校生でも取得することが可能ですが、校則で免許取得を禁止している学校もあります。高校生でバイク免許を取得する場合は、親御さんの許可を得てから学校に確認するようにして下さい。

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この記事を書いた人

アラサーの会社員で車やバイクが大好きです。趣味は愛車の洗車やドライブをすることです。自身の車を購入・売却の経験やメンテナンスの知識が誰かの役になれば良いな、と思いましてクルマバイバイの運営を開始しました。車のことで困ったことがあれば当サイトを参考にして頂けると嬉しいです。

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