suvを中古で買うならコレ!金額別におすすめ車種を徹底紹介!

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日本自動車販売協会連合会によると、2021年10月の乗用車ブランド通称名別新車販売台数では、コンパクトカーが上位を占める中、第5位にホンダ・ヴェゼルがランクインしています。

また、トヨタ・ハリアーやトヨタ・ライズが、他の月では上位にランクインするなど、多目的に利用することができるsuvの人気は高まっています。

日本で最も売れているトヨタ・ヤリスもsuv仕様「ヤリスクロス」を販売したり、カローラシリーズ初のsuv「カローラクロス」が2021年9月に発売するなど、各自動車メーカーがsuvに力を注いでいます。

しかし、suvはコンパクトカーと比べて新車価格が高いため、買いやすい価格の良質な中古suvを求めるユーザーが増えています。今回は、人気中古suvのおすすめ車種を金額別に紹介していきます。

目次

suvとは?

suvとは、スポーツ用多目的車のことで、日常使いと趣味やアウトドアなど、1台で色々な使い方ができる車のことを言います。

1990年代ごろは、スポーツ用多目的車のことを「RV」や「クロカン」と呼んでいましたが、2000年に入った頃から「suv」という名称が一般的に浸透していきました。suvは、下記のようなカテゴリに分類することができます。

スクロールできます
カテゴリ概要
軽クロスオーバーsuv軽自動車の規格で、外観や足回りをアウトドア仕様にした車のことを言います。
コンパクトsuv排気量・1,000cc~1,500ccくらいの小型車で、欧州の乗用車分類方法では「Bセグメント」にあたるsuvです。
ミドルクラスsuv排気量・1,500cc~2,000ccくらいの中型車で、欧州の乗用車分類方法では「Cセグメント」にあたるsuvです。
プレミアムsuv排気量やサイズが大きく、高級車と呼ばれる大型車で、欧州の乗用車分類方法では「DセグメントやEセグメント」にあたるsuvです。
クロスカントリーシャーシが耐久性に優れたラダーフレームを採用している「本格的なオフロード仕様」のsuvです。
クロスオーバーsuv街乗り重視のsuv全般のことをいいます。

コンパクトsuvの中には、デザインだけがsuvで、機能的にはコンパクトカーと変わらない車種もあります。このようにsuvには決まった定義がなく、最近では「都会派suv」や「suvクーペ」と呼ばれる車もあります。

日本車でおすすめの中古suvについて

世界中の自動車メーカーが、比較的サイズの大きなsuvを中心に開発を競い合っていましたが、最近ではコンパクトsuvを中心に市場が拡大しています。

とは言っても、軽クロスオーバーsuvやコンパクトsuvは、新車の価格が割高のため、軽スーパーハイトワゴンやコンパクトカーほど、安定して販売台数を伸ばすことができません。

そこで注目されるのが中古車市場のsuvで、購入しやすい「100万円~200万円」の価格帯の中古suvを調べてみました。中古suvの購入を考えている人は、参考にして下さい。

【予算100万円】スズキ・ハスラー

スズキ・ハスラーは、スズキの主力商品であるワゴンタイプの軽自動車と、遊び心を備えたsuvを融合させたスタイルの軽クロスオーバーsuvです。

2014年にスズキ・ハスラーが登場してから、1人でキャンプを楽しむ「ソロキャン」ブームも到来したため、個性的な軽クロスオーバーsuvの人気に火が付きました。

スズキ・ハスラーは、軽ハイトワゴンに引けを取らない広い室内空間に加えて、悪路や雪道での発進をサポートする「グリップコントロール」が、軽自動車として初めて採用されています。

スズキ・ハスラーは、中古車市場でも相場が安定している車種で、初期型の2014年式なら上級グレード「Xターボ・4WD」が100万円以内で購入できます。

スズキ・ハスラーは、リセールバリューの高い人気車ですから、次に車を買い替えるときでも、大きな損をすることがない、おすすめの中古suvです。

また、マツダ・フレアクロスオーバーは、スズキから供給されているOEM車なので、マツダ・フレアクロスオーバーも一緒に探すことをおすすめします。

【予算100万円】日産・ジューク

日産・ジュークは、日産とルノーが共同開発したBプラットフォームが採用されており、フェアレディZに似たブーメラン型ヘッドライトと大型フォグランプが印象的なコンパクトsuvです。

日産・マーチを個性的なフロントマスクにした雰囲気もありますが、この個性的なデザインの日産・ジュークを「都会派suv」と呼ぶこともあります。

日産・ジュークは、全幅のサイズが5ナンバー枠を超えているため、3ナンバー車になりますが、全長が4,200mmほどしかないので、女性にも運転しやすい大きさです。

日産・ジュークは、新車価格が200万円前後のコンパクトsuvですが、他のライバル車と比べて登録台数が少なく、新車から5年落ちでも100万円を切る中古車が多くあります。

2015年式のコンパクトsuvを、100万円以内で購入することができる日産・ジュークは、このクラスで最もコスパに優れているので、suv初心者にもおすすめです。

【予算150万円】ホンダ・ヴェゼルハイブリッド

2013年から販売されているホンダ・ヴェゼルは、2014年から3年連続「国内suv年間販売台数No.1」の座に君臨し続けた日本を代表するコンパクトsuvです。

ホンダ・ヴェゼルは、同じプラットフォームを採用しているホンダ・フィットと比べて、シートポジションが高い分、視認性が格段に向上したことで、背の低い人や女性でも安全に運転することができます。

ホンダ・ヴェゼルは、現在でも非常に人気が高く、中古車市場でも大きな値崩れがありません。最近になって、ようやく150万円以内で買えるホンダ・ヴェゼルを、中古車市場で見かけるようになってきています。

ホンダ・ヴェゼルの中古車を狙っている人は、リセールバリューの高い2014年式~2015年式の「ハイブリッドモデル」を狙って下さい。

 【予算150万円】マツダ・CX-5

マツダ・CX-5は、流線形の美しいデザインのミドルクラスsuvで、「匠塗」と呼ばれる美しいボディ塗装は、海外から高い評価を得ています。

マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を初めて採用したのがマツダ・CX-5で、数あるマツダsuvの中でも最も人気が高いモデルです。

特に人気があるのは、クリーンディーゼルエンジンを搭載したグレードで、海外での人気もディーゼル車が中心のマツダ・CX-5です。

予算150万円以内でマツダ・CX-5の中古車を狙うなら、将来的に輸出の期待が持てるディーゼルエンジンを搭載しているモデルを選ぶようにして下さい。

中古車市場でのマツダ・CX-5は、ガソリン車よりもディーゼル車が圧倒的に多く、これからマツダ・CX-5を買う予定がある人は、リセールバリューの高いディーゼル車がおすすめです。

【予算200万円】トヨタ・C-HR

国内suv新車販売台数No.1を独走していたホンダ・ヴェゼルから、首位の座を奪ったのが2016年に発売されたトヨタ・C-HRです。

トヨタ・C-HRは、ロボット映画に登場しそうな「キーンルック」と呼ばれるフロントマスクが独創的で、コンパクトsuvとしては重心が低く、空力抵抗に優れたデザインをしています。

トヨタ・C-HRは、非常に人気が高いコンパクトsuvで、特にハイブリッドモデルは中古車市場でも200万円を超える車が目立ちます。

良質なトヨタ・C-HRの中古車を200万円以内で購入するなら、2017年式~2018年式のガソリンモデル「S‐T」か「G‐T」を選ぶことです。

ワンランク上のコンパクトsuvを求めるなら、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全グレードに標準装備しているトヨタ・C-HRがおすすめです。

【予算200万円】トヨタ・ハリアー

トヨタ・ハリアーは、高級志向の強いクロスオーバーsuvで、ミドルクラスsuvとプレミアムsuvのどちらのカテゴリーにでも属すことができます。

トヨタ・ハリアーが1997年に発売されたことによって、世界中で高級クロスオーバーsuvが注目されるようになり、suv市場に大きな影響を与えた車種です。

トヨタ・ハリアーは中古車市場でも200万円を優に超える車ばかりで、200万円以内で良質な中古車を買うなら、年式を妥協するしかありません。

また、トヨタ・ハリアーは海外でも非常に人気が高い車種なので、多少年式を妥協しても将来意的には、輸出用としての価値があるので、大きな値崩れはしないはずです。

200万円以内のトヨタ・ハリアーを狙うなら、2014年式~2015年式の「エレガンス」がおすすめです。

輸入車でおすすめの中古suv

suvの人気は海外でも高く、世界的に有名な自動車メーカーが、競うように開発を進めています。日本の自動車メーカーと違って海外の自動車メーカーは、自社ブランドの特色を全ての車種に取り入れる傾向があります。

例えばBMWの場合は、全ての車種に「キドニーグリル」というデザインを取り入れているので、フロントマスクを見ただけでBMWだと分かります。

一見、シンプルなデザインに見える輸入車ですが、どのメーカーもブランド力が強く、ステータスの一部として購入する人も多くいます。

高額車の多い輸入車ですが、中古車なら日本車と変わらない価格帯で購入することができます。100万円~200万円の予算で買うことができる「おすすめの輸入車・中古suv」を紹介します。

【予算100万円】BMW・X1

BMW・X1は、日本でも非常に人気が高いBMWから販売されているコンパクトsuvです。BMW・X1には、BMW・320dに搭載されているCO2排出量が少ないクリーンディーゼルエンジンが採用されています。

コンパクトsuvのBMW・X1にも、ブタ鼻デザインの「キドニーグリル」が採用されているので、一目でBMWだと分かります。

新車で400万円ほどするBMW・X1ですが、良質な中古車を100万円以内で買うことができます。100万円以内の予算でBMW・X1を買うなら、2011年モデルの「sDrive 18i」がおすすめです。

【予算100万円】MINIクロスオーバー

日本でも人気が高いイギリスを代表する名車「MINI」ですが、BMWのMINIブランドとして現在はドイツが本拠地になっています。

MINIのコンパクトsuv「MINIクロスオーバー」は、MINIの中では最も広い室内空間を持つ車種です。MINIクロスオーバーは、全体的なサイズが日本の道路環境にも適した大きさで、使用用途の幅が広く、今後は日本でも販売台数が伸びる可能性があります。

MINIクロスオーバーの中古車を100万円以内で買うなら、2011年式~2013年式の「ミニ クロスオーバー」が狙い目です。MINIクロスオーバーは、これから日本でも人気が上がるコンパクトsuvなので、輸入車が初めての女性にもおすすめです。

【予算150万円】VW・ティグアン

フォルクスワーゲン・ティグアンは、ドイツ国内で「コンパクトsuv新車販売台数で、No.1」に輝いた実績のあるフォルクスワーゲンを代表するコンパクトsuvです。

日本でフォルクスワーゲンと言えば、ビートルやゴルフの人気が高いのですが、フォルクスワーゲン・ティグアンも、ゴルフと変わらないサイズ感で、日本の狭い道路環境にも適しています。

予算150万円以内で買うことができるフォルクスワーゲン・ティグアンは、2011年式~2013年式あたりですが、走行距離が少なくできるだけ高年式の車を選んで下さい。

フォルクスワーゲン・ティグアンは、広いラゲッジスペースを備えているので、お子様連れの方にもおすすめです。

【予算150万円】ボルボ・XC60

ボルボ・XC60に採用されているプラットフォームは、1兆円を超える巨額を投じて開発された新世代SPAプラットフォームで、優れた安全性能と悪路走行性能を可能にしたミドルクラスsuvです。

ボルボ・XC60は、世界中で多くの受賞実績を持っており、日本でも「2017年-2018年 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いています。

ボルボ・XC60は、一番安いグレードでも新車価格が500万円の高級輸入車ですが、2011年式~2012年式の「T5-LE」なら、150万円以内でXC60の良質な中古車を購入することができます。リセールバリューが低いボルボ・XC60ですが、コスパに優れている輸入車suvとしておすすめです。

【予算200万円】シボレー・キャプティバ

シボレー・キャプティバは、日本ではあまり馴染みのない車ですが、3列シートを備えたミドルクラスsuvです。

日本ではプレミアムsuvに匹敵するサイズ感ですが、大型車の多いアメ車の中では中間サイズのスペックです。2段に分割している大型フロントグリルが、アメ車らしい重厚感のある雰囲気を出しています。

アメ車としてはリセールバリューが高い稀少車で、中古車市場でも200万円以内の中古車は少ないのですが、2013年式~2014年式の「ベースグレード」なら、200万円以内でシボレー・キャプティバを購入することができます。

シボレー・キャプティバは、他の人と被りたくない人におすすめしたいミドルクラスsuvです。

【予算200万円】メルセデスベンツ・GLA

BMWと並んで日本でも人気が高いメルセデスベンツですが、一般庶民には手を出すことができない高級輸入車のイメージが強いメーカーです。

ただ、メルセデスベンツも日本車と変わらない価格の車種も多くあり、コンパクトsuvのGLAもその中の1台です。メルセデスベンツ・GLAは、2014年5月から日本で販売されているコンパクトsuvで、新車価格も350万円~530万円ほどです。

メルセデスベンツの中では、最もサイズが小さいAクラスと同じですが、全長4,455×全幅1,805の3ナンバーサイズです。

フロントからリアにかけての流れるようなデザインが美しく、メルセデスベンツらしい高級感がメルセデスベンツ・GLAには漂っています。

メルセデスベンツ・GLAを予算200万円以内で購入するなら、2014年式の「スポーツorオフロード」がおすすめです。

中古suvのベストな選び方について

各自動車メーカーが、主力商品としてsuvの開発・販売に力を入れています。日本車と輸入車とでは、車の性能や装備などは大きく異なりますが、中古suvの選び方には違いはありません。そこで良質な中古車の選び方について紹介します。

サイズで選ぶ

suvには、「軽suv」「コンパクトsuv」「クロスオーバーsuv」「ミドルクラスsuv」「プレミアムsuvまたはラージsuv」などに分類されますが、それぞれサイズやエンジンの排気量が異なりますし、装備によっても車両価格が大きく違います。

また、駐車する車庫のスペースや使用する目的によっても、購入すべき中古suvのサイズを考える必要があります。

こうしたことから、中古suvのサイズ選びは重要で、中古suvを購入するときには「どれくらいのサイズの車が必要なのか?」を初めに決めるようにして下さい。

駆動方式で選ぶ

suvは、普通の車と比べてオフロード色が強い印象ですが、最近のsuvはオフロード性能よりも、デザインや使い勝手を重視した「suv風」の車種が多いように感じます。

その証拠に、どの中古suvも「2WD車」の販売が好調で、suvの魅力でもある「4WD車」の販売は苦戦を強いられています。

日常使いがメインの人には「2WD車」を、アウトドアや趣味に利用することが多い人は、多目的で使える「4WD車」の購入をおすすめします。

 エンジンの種類で選ぶ

ほとんどのsuvで、ガソリンエンジンを搭載しているモデルと、ディーゼルエンジンを搭載しているモデルの2種類から選ぶことができます。

ガソリンエンジンのメリットは、「音が静か」「出足がスムーズ」「黒煙がでない」などがありますが、デメリットとして「燃費が悪い」「燃料代が高い」「環境に悪い」「耐久性が低い」「需要が減っている」などが挙げられます。

ディーゼルエンジンのメリットは、「燃料代が安い」「燃費が良い」「地球に優しい」「耐久性に優れている」「トルクが太い」「需要が増えている」などがあり、デメリットとしては「カラカラ音がする」「黒煙がでやすい」「室内に振動が伝わりやすい」「エンジン始動にタイムラグがある」などがあります。

このように、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは、特徴が大きく異なるため、それぞれのメリットとデメリットを考慮した上で、自分に合ったエンジンを選んで下さい。

余談ですが、将来愛車を売るときには、ディーゼルエンジンの中古suvが高く売れるので、リセールバリューを考えるとディーゼルエンジンの中古suvがおすすめです。

日本車か輸入車か?

日本車の中古suvと輸入車の中古suvでは、どちらの中古suvを選ぶのが正解なのか?この質問は愚問かもしれません。

ただ、車をステータスとして購入する場合は、優越感に浸れる輸入車がおすすめですし、安心感を得たい人には日本の環境に合っている日本車を選ぶべきです。また、モデルチェンジが少ない輸入車は、低年式の中古suvでも古さを感じることなく長い期間、乗ることができます。

逆に日本車は、フルモデルチェンジの周期が輸入車よりも早いことで、低年式の中古suvだと古さを強く感じてしまいます。リセールバリューを考えると、輸入車よりも日本車の方が勝っています。

中古suvを購入する際の注意点は?

中古suvを購入する際には、自分の目や耳で現車を確認しなければなりません。中古suvを購入する際に、必ずチェックして頂きたい注意点をいくつか紹介します。

ミッションや足回りのチェック

中古車は、前オーナーがどのような乗り方をしていたのかが不明なため、できるだけ試乗を行い、ミッションや足回りの具合を確かめる必要があります。

特に4WD車の場合は、日常使いだけに使用していたとは限らないため、足回りやトランスミッションが痛んでいる場合があります。

試乗を行う際に、シフトレバーをパーキングからドライブに入れたとき、「ガンッ」とシフトショックが大きかったり、走行中に違和感を感じた場合は、メンテナンスを怠っている車か、故障する前兆かもしれないので、購入するのは避けて下さい。

パーキングからドライブやバックにシフトを入れたときに、少しタイムラグがあって「ガンッ」ってミッションが繋がるような中古車は、オートマが滑っている可能性があるので要注意です。

また、ショックアブソーバーやトランスミッションのオイル漏れや滲みも、目視で構わないので確認するようにして下さい。

内装のチェック

エンジンを始動して、エアコンの動作チェックをすると同時に、「吹き出し口からの異臭」を必ず確認して下さい。前オーナーが喫煙者やペットを同乗させていた場合は、エアコンから異臭がするはずです。

異臭がした場合は、エアコン内部にカビやヤニが付着している場合や、ペットの毛が詰まっている場合があるので、エアコンが故障する原因にもなります。エアコンが故障すると多額の修理代が掛かるので、エアコン内部の抗菌・防臭・脱臭クリーニングをする必要があります。

また、内装の各部品の動作確認や、シートの破れなどの確認もしなければいけません。スイッチ類の破損は、納車後でも容易に交換することができますが、電装系部品やメーターの照明関係の部品は、交換するのにある程度の技術が必要な箇所ですから、購入する前に見つけておきたい箇所です。

特に輸入車の中古suvは、自動車メーカーに関係なく、電装系やエアコンの故障が非常に多く、「風量」と「冷風」のチェックは重要です。

エンジンのチェック

中古suvを購入するときは、以下の目視や耳で確認できる箇所は必ずチェックしましょう。

  • エンジンの異音チェック
  • エンジンのオイル滲みチェック
  • ホース類のチェック
  • ラジエターの水量チェック
  • 油脂類のチェック
  • 白煙や黒煙のチェック

この中でも特に注意しなければいけないのが、「白煙や黒煙」で、ガソリンとオイルが一緒に燃焼している場合は、最悪エンジンを載せ替えることになるので、慎重にチェックする必要があります。

白煙がモクモクと出るような中古suvは、絶対に購入しないように注意して下さい。

輸入車のエンジン本体は非常に頑丈ですが、オイル漏れや周辺の電装系が弱い車種が多いので、輸入車の中古suvを購入するときには、細心の注意が必要です。

走行距離のチェック

中古車を購入するときは、できるだけ走行距離の少ない車を選ぶと思いますが、走行距離が少なくても危険な中古車は山ほど存在するので注意が必要です。

年式相応に走行距離が延びている中古車よりも、低年式にも関わらず走行距離が少ない中古車の方が故障が多いような気がします。

その理由としては、低年式で低走行距離車は、エンジンを動かさずに放置している期間が長いため、部品が固着したり、油脂類が劣化したりなど、故障しやすい状態に陥っていることがあります。

油脂類の交換は、車に乗らなくても定期的に交換しなければ、故障の原因にもなりますし、ガソリンタンクが錆びついていることもあります。

また、車には多くのゴム類が使われていますが、経年劣化でゴムホースが裂けていたり、ひび割れていたりします。最悪の場合は、メーター改ざん車の可能性もあるので、低年式で低走行距離車を購入するときは、慎重にチェックして下さい。

このように、走行距離が少ないからと言って良質な中古車とは限らず、整備記録簿や内装の使用感など、厳重にチェックするように心がけて下さい。

外装のチェック

外装の擦り傷や小さな凹みなどは、誰でも目視で確認することができますが、修復歴や板金箇所を見付けることは、素人には容易なことではありません。

修復歴車を疑う簡単な方法としては、ボンネットやドアなどを取り付けている「ボルトの塗装状態」で、疑うことができます。

例えば、ボンネットやドアを締め付けているボルトは、新車時に全てボディと同色に塗装されていますが、スパナやインパクトレンチでボルトを触ると、ボルトの塗装が剥げます。

ボルトの塗装が剥げているということは、ボンネットやドアを外した証拠となるため、「なぜ外す必要があったのか?」を調べることで、修復歴や事故歴に繋がることがあります。

このように、修復歴車と決めつけることはできませんが、修復歴車の疑いを持つことはできるので、中古suvを購入するときは必ずボルトの塗装チェックはして下さい。

まとめ

これからsuvを中古で買う人のために、金額別におすすめ車種などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?世界中でsuvの人気が高まっていますが、どの車種を買えば良いのか?迷うことばかりだと思います。

初めて中古suvを購入する人から筆者が相談を受けた場合は、安心して乗って頂きたいので、信頼度の高い日本車の中古suvをおすすめします。

また、今後ガソリン車は消滅していくので、将来的なリセールバリューを考えて、日本車や輸入車に関わらず、ディーゼル車の購入をおすすめします。

最近の車は、自動車メーカーが違うだけで、性能や装備的なものは一長一短ですから、自分のライフスタイルや予算に合った中古suvを選ぶのが良いのではないでしょうか。

どの中古suvを買えば良いのか悩んでいる人は、今回紹介した記事を参考にして頂き、世界に1台しかない素敵な中古suvを見つけて下さい。

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この記事を書いた人

アラサーの会社員で車やバイクが大好きです。趣味は愛車の洗車やドライブをすることです。自身の車を購入・売却の経験やメンテナンスの知識が誰かの役になれば良いな、と思いましてクルマバイバイの運営を開始しました。車のことで困ったことがあれば当サイトを参考にして頂けると嬉しいです。

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