レクサスの維持は大変?レクサスの維持費や維持費が高いと感じたときの対処法を徹底解説!

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レクサスと言えば、日本を代表する高級車で、現在ではベンツやBMWに匹敵するプレミアムブランドとしての高い地位を確立しています。

そのため、レクサスの車両価格は全体的に高額設定で、一般人には手が出しにくい価格で販売されています。

仮にレクサスが購入できたとしても、支払いに追われて維持するのが大変?そんな心配な声もあります。

今回は、レクサスの維持費や高いと感じたときの対処法について、徹底解説していきます。

目次

レクサス車の魅力や特徴は?

今から25年以上も前の話しになりますが、当時のレクサスと言えば、トヨタがアメリカで展開している海外専用ブランドという印象でした。

当時の日本は、逆輸入車が流行っており、セルシオの左ハンドルが「レクサス」、ホンダの「アコードクーペ」などが一世風靡していた時代です。

セルシオの左ハンドル・レクサスは、セルシオと比べて装備面で大きく劣る並行車といった印象で、現在のような高級ブランドのイメージは全くありませんでした。

現在のレクサスは、2005年頃から日本初のプレミアムブランドとして全国展開が始まり、全世界の富裕層を中心に1つのステータスとして愛されています。

ひろし

ここでは、レクサス車の魅力や特徴について紹介していきますね。

社会的ステータスが得られる!

お金持ちが乗る車と言えば、ベンツやBMWといった輸入車が中心でしたが、現在ではレクサスを愛用する富裕層がたくさんいます。

勿論、現在でも富裕層のステータスとして輸入車の人気は絶大ですが、成金と思われたり、相手に与える印象が悪くなることから、国産車に乗る富裕層が増えています。

また、輸入車はメンテナンスが大変なことから、メイドインジャパンの安心感からレクサスを選ぶ人も急増していますね。

国産車で輸入車以上の社会的ステータスが得られるのが、レクサス最大の魅力と言ってよいでしょう。

リセールバリューが高い!

レクサスは、新車の価格が高いことから、手放すときにも高く売ることができます。

現在のレクサスは海外でも人気が高く、例え10年落ち・10万km以上の中古であっても全世界で需要があります。

ただし、セダンよりはリセールバリューが高いSUVの方が、これからレクサスの購入を検討している人には、値が下がりにくいのでおすすめです。

専属の担当者が付く!

レクサスでは、購入する時点から専属の担当者が付いてくれるので、スムーズに商談や購入後のアフターサービスを受けることができます。

またレクサスのショールームは、車のディーラーと言うよりも、高級ブランドショップに来ている感じで、国産ディーラーとは全く異なる雰囲気です。

専属の担当者が付くことで、連絡もとりやすく、充実したサービスが受けやすいのが特徴です。

レクサス維持費の内訳は?

レクサスには、どのような維持費が必要なのか?

ひろし

ここでは、レクサス維持費の内訳について考えていきます。

燃料代

レクサスに限らず、電気自動車以外は、ガソリンなどの化石燃料がなければ動かくことができません。

最近の車は、低燃費車が多いのですが、年々ガソリン代が高騰しているので、維持費の中でも燃料代はかなりのウェイトを占めています。

自動車税

レクサスを購入した場合、毎年4月1時点の所有者に対して、自動車税の納付が義務付けられています。

自動車税は、排気量の大きさによって納付する税額が異なるので、レクサスのような大きな車は税金が高くなりがちです。

メンテナンス費用

故障するしないに関わらず、レクサスを乗り続けるためには、様々なメンテナンスが必要です。

レクサスを維持していく上では、下記のメンテナンスを行って下さい。

メンテナンス項目
  • エンジンオイル交換
  • オイルエレメント交換
  • ミッションオイル交換
  • タイヤ交換
  • ワイパー交換
  • エアコンフィルター交換
  • スパークプラグ交換
  • エアコンガス注入
  • ブレーキパッド交換
  • ブレーキオイル交換
  • ウォッシャー液補充
  • Vベルト交換

上記のほかにも、時期や走行距離に関係なく、消耗部品が劣化・破損した場合には、交換部品の費用と作業工賃が発生します。

レクサス購入後、すぐに発生する維持費ではありませんが、レクサスを維持するために必要になります。

特に雪が多い地域の人は、冬場にスタッドレスタイヤの購入が必要ですから、更に維持費が高くなります。

駐車場代

自宅などに無料で駐車できるスペースのある人を除いて、多くの人は月々の駐車場代が発生します。

お住いの地域によって駐車場代には大きな差が出ますが、駐車場を借りている人は維持費に含まれます。

車検費用

新車のレクサスを購入した場合は、初めての車検が3年目に訪れ、その後は2年毎に車検を受けなければなりません。

車検は、法律で義務付けられている定期点検で、車検の検査に合格しなければ公道を走ることができません。

レクサスの車検費用は、決して安い金額ではないので、維持費の中では大きなウェイトを占めます。

任意保険料金

車の保険には、加入することが法律で義務付けられている「自賠責保険(強制保険)」と、任意で加入できる「任意保険(上乗せ保険)」の2種類があります。

自賠責保険は、事故相手が死亡したり負傷した場合に補償される保険ですが、被害者1名あたりの補償が非常に少なく、自賠責保険だけでは補償がカバーできません。

そのため、自賠責保険とは別で保険に加入する人が多く、自賠責保険ではカバーできない部分を任意保険で補います。

任意保険は、加入する保険会社や補償プランによっても、保険料金に大きな差が出ますが、任意保険も維持費に含まれることになります。

レクサスの年間維持費はいくら?

先程は、レクサス維持費の内訳について紹介しましたが、年間の維持費はどれくらいなのか?

ひろし

ここでは、レクサスで最も売れているコンパクトSUV「レクサスUX 300h」の年間維持費を紹介していきます。

燃料代

燃料代は、運転の仕方や車の燃費性能によっても変わりますし、ガソリンや軽油の価格も地域によって大きな差があります。

「レクサスUX 300h」の燃料消費率は、最も燃費がいいグレードで「24.7km/L」です。

レギュラーガソリンの単価は「e燃費」によると、全国平均「168.5円/L」となっています。

一般的な年間走行距離は「10,000km/年」と言われているので、これらの数字を下記の計算式に当てはめます。

燃料代=燃料価格×走行距離÷燃料消費率

上記の計算式から、レクサスUXの年間燃料代は・・・

168.5円×10,000km÷24.7km/L=68,219

ひろし

レクサスUX 300hの年間に必要な燃料代は、「68,219円」となります。

ただし、燃料消費率はあくまでもカタログ値で、実際は道路環境や運転の仕方によって、燃費は悪くなります。

実燃費が「20km/L前後」だった場合は、年間燃料代は「約85,000円」になるので、走行距離や乗り方次第で大きく変わってきます。

参考情報
  • e燃費:https://e-nenpi.com/gs/prefavg
  • レクサスUX諸元表:https://lexus.jp/models/ux/pdf/specificationslist.pdf

自動車税

自動車税は、排気量によって決められています。

レクサスUXは、排気量「2,000cc」なので、自動車税は「36,000円/」です。

尚、2019年9月30日以前に新規登録された乗用車と、2019年10月1日以降に新規登録した乗用車では、同じ排気量であっても税額が異なるので、中古のレクサスを購入する場合は注意して下さい。

メンテナンス費用

メンテナンスは、法律で義務付けられている法定点検整備以外、安全に走行するために車の所有者が簡易的に行うことになっています。

一般的なメンテナンスは、下記の交換時期目安を参考に行って下さい。

項目交換時期費用年間費用
エンジンオイル交換半年または5,000km毎5,000円10,000円/年
オイルエレメント交換1年または10,000km毎2,000円2,000円/年
ミッションオイル交換20,000km毎10,000円5,000円/年
タイヤ交換5年または50,000km毎100,000円20,000円/年
ワイパーゴム交換半年毎3,000円6,000円/年
エアコンフィルター交換1年または10,000km毎3,000円3,000円/年
スパークプラグ交換20,000km毎20,000円10,000円/年
ブレーキパッド交換50,000km毎40,000円8,000円/年
Vベルト交換50,000km毎20,000円4,000円/年
バッテリー交換2年毎50,000円25,000円/年
メンテナンス費用合計253,000円93,000円/年

上記の費用は、あくまでも「目安」ですから、部品代や整備する工場によっても費用が異なります。

上記のほかにも、車には数えきれない消耗部品が使われているので、日常点検で少しでも違和感を覚えた場合は、ディーラーや整備工場などに相談するようにして下さい。

駐車場代

駐車場代は、住んでいる地域や賃貸状況によっても全く異なりますので、パー王(パーキング)公式サイトの月極駐車場・全国平均相場を参考にさせて頂きました。

パー王の公式サイトによると、月極駐車場の全国平均相場は「8,288円」ですから、1年間に必要な駐車場代は「8,288円×12ヵ月=99.456」となります。

駐車場相場が最も高い東京都「31,077円×12ヵ月=372,924円」と、駐車場代が最も安い長野県「4,144円×12ヵ月=49,728円」とでは、年間・323,196円もの差があります。

ひろし

住んでいる地域によって、何十万円もの差が出るのは恐ろしいことですよね。

参考情報
  • パー王:https://par-king.jp/monthly_parking/area_average_parking_cost.html

車検費用

新車で購入したレクサスUXは、初回の車検が3年目、その後は2年毎に車検を受けなければなりません。

レクサスUXの車検内訳を、車検のコバックを参考に紹介していきます。

レクサスUX(中型乗用車クラス)
  • 車検基本料:14,300円~27,007円
  • 自動車重量税:24,600円
  • 自賠責保険料:17,650円
  • 印紙代:1,600円~1,800円
  • 車検費用合計:58,150円~71,057円

車検費用は、車検基本料や交換部品によって金額に差が生じますが、車検のコバックでは費用を安く抑える「スーパーテクノ車検」と、しっかりと車検整備を行う「スーパーセーフティー車検」の2種類があります。

ユーザー車検や安く抑える車検は、整備をほとんどしないため、車に詳しくない人にはオススメできません。

車検後も安心してカーライフを過ごしたい人は、多少車検にお金が掛かっても、スーパーセーフティー車検のような整備付き車検を受けて下さい。

今回は、単なる車検費用を調べることを目的としているので、最低限の車検費用「58,150円」を使用させて頂きます。

レクサスUXの車検ひようを1年間に換算すると、1年分の車検費用は「58,150円÷2=29,075円/」となります。

参考情報
  • 車検のコバック:https://www.kobac.co.jp/menu.html

レクサスUXの年間維持費合計

ここまで紹介してきたレクサスUXの年間維持費をまとめてみました。

レクサスUXの年間維持費合計
  • 燃料代:68,219円/年
  • 自動車税:36,000円/年
  • メンテナンス費用:93,000円/年
  • 駐車場代:99.456円
  • 車検費用:29,075円/年
  • 年間維持費合計:325,750円/年

上記のほかにも、維持費としては任意保険料がありますが、加入が義務付けられていないため、ここでは省略させて頂きました。

また、任意保険は「保険会社」「年齢」「等級」「車両保険加入の有無」などによって、保険料が安い人は年間・10,000円程度、大学生など若い人なら300,000円以上の年間保険料が掛かる場合があります。

上記の維持費に任意保険料金を含めると、安い人で350,000円ほどですが、若い人なら600,000円を超える維持費になるかもしれません。

また、大都市にお住まいの人は、駐車場代だけでも年間・200,000円以上かかるので、維持費の大半を駐車場代に費やすことになります。

レクサスの維持費はどのような所が大変?

先程の「レクサスの年間維持費はいくら?」で紹介した通り、任意保険料を除いても「325,750円/年」の年間維持費がかかります。

しかも、ローンでレクサスを購入した人は、月々のローン支払いも加わるので、レクサスを維持するのは本当に大変です。

また、故障した際には修理費用が別途必要になるので、収入のない大学生や低収入の若い人などは、維持することが不可能かもしれません。

レクサスの維持費で大変なのは、首都圏にお住いの人は「燃料代」「駐車場代」「メンテナンス費用」、地方の人は「燃料代」「メンテナンス費用」、大学生などは「燃料代」「メンテナンス費用」「任意保険料金」が、維持費として生活を圧迫する恐れがあります。

大都市に住んでいる若者は、「維持費が高くて車が買えない」とよく耳にしますが、駐車場代や莫大な任意保険料を考えると、大学生でなくても車は買えませんね。

【ベスト3】レクサスで維持費が安い車種ランキング

任意保険や駐車場などを除いて、維持費が安い車種は「低燃費車」「低価格車」「小排気量」が目安になります。

レクサスで維持費がかからない車種をランキング形式で紹介するので、購入する際の参考にして下さい。

No.燃費消費率排気量車両本体価格
1位レクサスLBX (27.7km/L)レクサスLBX (1,500cc)レクサスUX (4,559,000円)
2位レクサスUX (26.3km/L)レクサスUX (2,000cc )レクサスLBX (4,600,000円)
3位レクサスES (22.3km/L )レクサスIS (2,000cc )レクサスIS (4,810,000円)

「低燃費車」「低価格車」「小排気量」、全てのランキングにおいて上位を占めたのは、コンパクトSUVの「レクサスLBX」と「レクサスUX」でした。

レクサスで最も売れているのもコンパクトSUVと言われている2車種ですが、購入費用や維持費を重視して購入するユーザーが多いと言うことになります。

レクサスで維持費がかからない車種を探している人には、「レクサスLBX」もしくは「レクサスUX」のどちらかを選択するとよいでしょう。

レクサスの維持費が高いと感じた時の対処法は?

レクサスは車両価格が高く、購入するだけでも大変ですから、せめて維持費がかからないようにしたいですよね。

維持費が高いと感じたとき、やるべきことには何があるのか?

ここでは、レクサスの維持費が高いと感じた時の対処法について考えていきます。

低燃費車を選ぶ!

ここまでレクサスの維持費について解説してきましたが、レクサスの維持費で大きなウェイトを占めているのは「燃料代」です。

ガソリン代が高騰する中、普通に乗るだけでも燃料は消費する訳ですから、燃費の良い車種を選ぶ必要があります。

レクサスには、燃費を重視したEV車やハイブリッド車がありますが、EV車は価格が高すぎるので現実的ではありません。

やはり、維持費がかからない車種を選ぶのであれば、燃費性能に優れている「ハイブリッド車」を選ぶべきです。

任意保険内容の見直し!

任意保険は強制加入ではありませんが、車を所有している人の80%以上が加入しています。

自賠責保険では、補償しきれないため、任意保険の加入は必須と言ってもよいでしょう。

しかし、任意保険はサービス内容や保険会社によって、保険料がバラバラです。

特に若い人は保険料が高く、ちょっとしたサービスを省くだけでも保険料が大きく下がります。

手厚いサポートを重視するあまり、余分な保険料を支払っているかもしれませんよ。

例えば、走行距離が年間・10,000km以下の人は、走行距離制限を設けて保険料を抑えるのも1つの方法です。

また、自損事故は自業自得と諦めて、一般車両保険から車対車のエコノミー車両保険に切り替えるだけでも、保険料を大幅に下げることができます。

任意保険料を下げることで、維持費がかなり安くなりますから、レクサスの維持費が高いと感じている人は保険内容の見直しを行って下さい。

サブスクでレクサスを購入する!

筆者も先日、レクサスで「NX350h」と「LBX Hev」の商談に行ってきました。

レクサスの中で最も安価なLBXでも、最低限の付属品に抑えても総額500万円を超え。

NX350hになると、総額650万円以上の見積もりで、とても庶民が買える金額ではなかったです。

美味しいコーヒーだけ飲んで帰りましたが、維持費が安い車種を選択しても、莫大なローンを抱えてしまっては何の意味もありません。

車両価格が高いレクサスですが、リセールバリューも高い人気車種ですから、契約時に予め買取価格を差し引いた残価で購入できるサブスクの利用をおすすめします。

例えば、600万円のレクサスを5年ローンで購入する場合、5年後の査定額・300万円を差し引いた残額・300万円でレクサスが手に入る訳です。

サブスクを上手に活用することで、高額なレクサスでもローン金額を抑えて乗ることができます。

ローンでレクサスを購入する人は、通常の維持費に加えてローン支払いも加わりますから、日々の生活をかなり圧迫してしまいます。

レクサスの維持費が高いと感じている人は、レクサスが利用できるサブスクの検討をおすすめします。

まとめ

レクサスの維持費について解説してきましたが、車両価格が高い上に維持費もかなり高額で、レクサスを維持するのは大変。

レクサスに乗ることで、社会的なステータスは向上しますが、見栄で購入するのは非常に危険!

レクサスの購入を検討している人は、できるだけ維持費がかからないハイブリッド車を選択したり、カーリースのサブスクを利用するなど、何かしらの工夫が必要です。

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この記事を書いた人

アラサーの会社員で車やバイクが大好きです。趣味は愛車の洗車やドライブをすることです。自身の車を購入・売却の経験やメンテナンスの知識が誰かの役になれば良いな、と思いましてクルマバイバイの運営を開始しました。車のことで困ったことがあれば当サイトを参考にして頂けると嬉しいです。

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