マツダと言えば、ロータリーエンジンで一世を風靡した日本の自動車メーカーです。
現在は、CXシリーズのSUVを中心に事業を展開していますが、「マツダ車は恥ずかしい」や「マツダは二度と買わない」など、マツダ車にとってはマイナス評価の悪い評判が目につきます。
今回は、マツダ車の特徴と評価の高い人気車を紹介するとともに、マツダに対する評価も徹底紹介していきます。
この記事を読み終わる頃には、マツダに対するイメージがガラッと変わるはずです!
マツダ車の魅力や特徴は?
マツダ車は、他に類のない個性的な車が揃っているというイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。
特にロータリーエンジンは、現在でもコアなファンが多く、マツダ最大の魅力でもあり特徴にもなっています。
マツダ車は環境性能に問題を抱えるロータリーエンジンから、環境に配慮したクリーンディーゼルエンジンに上手くシフト変更しました。
ここでは、マツダ車の魅力や特徴について紹介していきます。
魂動デザインが世界中で高い評価
昔のマツダは、1980年代のスポーツカーブーム到来とともに、RX-7が若者の憧れの車として注目を浴びる中、AZ-1やユーノスロードスターなど、次々と個性的な車を世に送り出してきました。
しかし、実用車に関してはあまり魅力的な車種がなかったため、マツダ車の評判は低かったイメージがあります。
2010年以降に「魂動デザイン」を採用したことで、一体感のある流れるような造形美が世界中から高い評価を得ることになります。
現在のマツダ車に採用している独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」は、どの車種でもワンランク上の質感に見えるほど高級感が漂う塗装で、魂動デザインとの相性も抜群です。
「魂動デザイン」と「匠塗 TAKUMINURI」をマツダ全車種に共通(デザインフィロソフィー)させることで、世界最古の自動車コンクール「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」でも高い評価を得ています。
マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」
通常の自動車メーカーでは、エンジンやミッションを個別に開発するため、設計時期や採用時期が異なるのが普通で、車両との相性によっては性能にバラつきが出てしまいます。
マツダは、ボディ/シャーシ/トランスミッション/エンジンを同時に開発することで、車両全体の性能を向上させることに成功したともいわれています。
マツダでは、この一連の技術を「スカイアクティブテクノロジー」と呼んでおり、他メーカーにはないマツダ最大の特徴で、業界内でも高い評価を得ています。
クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」
ディーゼルエンジの印象は、「エンジン音がうるさい」「ダサい」「恥ずかしい」「黒煙が嫌い」など、日本ではディーゼル車に対するイメージがよくありません。
特に普通車のディーゼル車は、全く人気がないため、SUV以外でディーゼルエンジンを採用しているのはマツダくらいです。
マツダのクリーンディーゼルエンジンは、これまでのディーゼルエンジンとは全く別物と言っていいほどの仕上がりで、ガソリン車よりも環境に優しいクリーンなディーゼルエンジンです。
マツダの新世代高効率クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」は、ハイブリッド車並みの低燃費&環境性能のため、SUVに限らずコンパクトカーなど、あらゆるマツダ車に採用しています。
マツダとトヨタどっちがいい?
マツダ車とトヨタ車どっちがいいの…?
マツダ車の購入を検討しているけど、トヨタ車と比較して迷っている…。
ここでは、国内の新車販売台数トップを誇るトヨタと、日産に次いで国内3位のマツダを比較してみました!
メーカー | 特徴 | 実績 | 国内販売台数 |
---|---|---|---|
マツダ | グレードが豊富 統一デザインを採用 インテリアの質感が高い コストパフォーマンスに優れている 塗装技術が高い クリーンディーゼルが主力 | 世界一美しいデザイン※ワールドカー デザイン・オブ・ザ・イヤー受賞 | 125,401台 |
トヨタ | 車種が豊富 万人受けするデザイン 世界屈指の耐久性 リセールバリューが高い 燃費性能が世界トップレベル ハイブリッドが主力 | 3年連続販売台数世界一 売上高国内No.1企業 | 1,229,773台 |
- トヨタ販売台数:http://www.jada.or.jp/data/year/y-r-hanbai/y-r-maker/y-r-maker-toyota/
- マツダ販売台数:http://www.jada.or.jp/data/year/y-r-hanbai/y-r-maker/y-r-maker-mazda/
トヨタは、価格やグレードによってインテリアの質感に大きな差がありますが、マツダはエントリーモデルであっても、インテリアの質感がしっかりとしています。
トヨタは国内最大の企業で、あらゆるタイプの車種を豊富に揃えているので、年齢や性別に関係なく、万人受けするデザインが特徴。
マツダは、企業規模ではトヨタに大きく劣りますが、しっかりとした技術力を武器に自動車好きからは、スバルと並んで高い支持を得ています。
価値が下がりにくい(リセールバリューが高い)車を求める人にはトヨタが向いていますが、美しいデザインの車が欲しい人は、マツダをおすすめします。
マツダ車の評判・口コミ
マツダ車に乗るのは恥ずかしい…?
マツダ車はやめたほうがいい…?
マツダの車はデザイン、塗装、インテリアの質感など、最近のマツダ車は世界中から高い評価を得ており、北米を中心に売り上げを伸ばしています。
しかし、Googleで検索をすると、「マツダ車 恥ずかしい」「マツダ 2度と買わない」など、ネガティブな表示が出てくることがあります。
そこでここではSNSでマツダの評判・口コミを調査してみましたので紹介をしていきます。
SNSでマツダ車の評判・口コミを調査した結果、マツダ車の評判は非常に良く、車に対してイマイチな口コミなどは、ほとんどありませんでした。
ただし、マツダディーラーの営業に関しては、「接客対応が酷い」や「ディーラーでは二度と買わない」など、ディーラーの対応に不満を持っているユーザーが多くいるようですね。
車のスペック自体は非常に良いものなので、口コミ評価の高いディーラ選びを心がけるのが何よりも重要かと思います。
マツダ車を購入するときの注意点
マツダ車のスカイアクティブテクノロジーや、高級感ある魂動デザインは、世界的にも高い評価を得ています。
マツダ車は、2023年に多くの車種がモデルチェンジを控えていますが、これからマツダ車の購入を考えている人も多いはずです。
ここでは、マツダ車を購入するときの注意点について解説していきます。
車両価格が割高?
マツダ車は、老若男女問わず客層の幅が広がっているように感じますが、どの車種も車両価格が少し高めに設定されています。
なぜなら、マツダの車はデザインや安全性能に優れている車両が多く、卓越したマツダ独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」や、コストが高いクリーンディーゼルエンジンを採用しているからです。
もしマツダ車を購入するときには、購入価格に見合ったサービスが受けられるディーラーを選ぶようにすると良いでしょう。
室内空間が狭い?
マツダ車はデザインに凝るあまり、室内空間が狭い車種が多いというデメリットがあります。
特にセカンドシートの足元は、子供が乗っても狭く感じるほどで、大人が乗ると前席の背もたれに膝が当たる感じで、非常に圧迫感があります。
例えばマツダ3に関してはセカンドシートは女性でも狭いと感じるほど閉塞感があります。
もし大人4人で乗ることが多い人は、現車確認をしてから購入の検討をするのがベストです。
どれも同じに見える?
マツダ車の魅力でもある魂動デザインは、マツダ車に興味がない人から見ると、全て同じ車に見えるかもしれません。
BMWも同様のコンセプトですが、全車共通のデザイン「デザインフィロソフィー」を採用しているので、マツダ2もマツダ3もフロントから見ると同じ車に見えてしまいます。
特にSUVのCXシリーズは、素人では見分けがつかないほど似ています。
全車共通のデザインですから、個性的な車を求めている人には、マツダ車は向いていないかもしれません。
高評価のマツダ車はどの車種?
マツダ車はロータリーエンジンがなくなった今、実用性重視の車種設定で、幅広いユーザーから高い評価を受けています。
ここでは、マツダ車の中で特に高い評価を受けている3車種を紹介します。
MAZDA2
項目 | 概要 |
---|---|
車種 | MAZDA2 |
種類 | コンパクトカー |
全長 | 4,080mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,500mm |
車両重量 | 1,040kg~1,240kg |
総排気量 | 1,500cc/D1,500cc |
エンジン種類 | ガソリン/ディーゼル |
燃料消費率 | 18.1km/L~20.3km/L(ガソリン) |
WLTCモード | 19.2km/L~25.2km/L(ディーゼル) |
新車価格 | 1,529,000円~2,321,000円 |
マツダ2は、1996年から販売していたデミオの後継車モデルで、マツダの普通車では最も小さなコンパクトカーです。
初代デミオは、RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、その当時はマツダの主力車種として爆発的なヒットを飛ばしていました。
1990年代に経営危機に陥っていたマツダを救ったのもデミオで、「マツダの救世主」と評されるほど人気を博していました。
マツダ2にも魂動デザインが採用されており、コンパクトカーの枠を超えた高級感溢れる車に仕上がっています。
運転がしやすいサイズですから、軽自動車から乗り換える女性にもおすすめです。
MAZDA3
項目 | 概要 |
---|---|
車種 | MAZDA3 |
種類 | スポーツハッチバック |
全長 | 4,460mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,440mm |
車両重量 | 1,340kg~1,480kg |
総排気量 | 1,500cc/2,000cc/D1,800cc |
エンジン種類 | ガソリン/ディーゼル |
燃料消費率 | 16.6km/L(ガソリン) |
WLTCモード | 15.9km/L~17.5km/L(ハイブリッド) 20.0km/L~21.2km/L(ディーゼル) |
新車価格 | 2,288,000円~3,866,500円 |
マツダ3は、2003年から販売していたアクセラの後継車で、デミオよりも車格が一回り大きなCセグメントと呼ばれるスポーツハッチバックです。
マツダ3は、「かっこよすぎ」と言われるほどシャープなデザインが特徴で、マツダ車で唯一フォグランプの設定がないのもマツダ3の魅力かもしれません。
また、マツダ車で初めて新世代車両構造技術「スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー」を採用したのもマツダ3で、走行性能と乗り心地が飛躍的に改善されています。
マツダ3は、次世代商品群の第1弾として扱われているグローバルモデルで、デザイン性の高さから女子ウケを狙っている人にもおすすめです。
ロードスター
項目 | 概要 |
---|---|
車種 | ロードスター |
種類 | オープンカー |
全長 | 3,915mm |
全幅 | 1,735mm |
全高 | 1,235mm |
車両重量 | 990kg~1,060kg |
総排気量 | 1,500cc |
エンジン種類 | ガソリン |
燃料消費率 | 16.8km/L~17.2km/L(WLTCモード) |
新車価格 | 2,689,500円~3,422,100円 |
マツダのロードスターは、全世界で空前の大ヒットを飛ばしたユーノスロードスターを継承車です。
初代発売の翌年には、全世界で約10万台が販売され、2016年に生産累計100万台を突破するなど、スポーツカーとしては異例の大ヒットを記録。
この販売台数は、「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックの認定を受けていますが、2023年現在でもこの記録は破られていません。
現在、2024年のフルモデルチェンジに向けて、在庫車しか購入することができませんが、マツダが世界に誇る名車ですから、高い評価を受けるのも当然です。
こんな人にマツダ車はおすすめ
マツダ車は、デザインや塗装技術が話題になっていますが、デザインは人によって好みが違うので、「デザインがいいからおすすめします!」とは言えませんよね。
デザイン以外で、マツダ車をおすすめするなら、下記に該当する人です。
- 燃料代を抑えたい人
- 燃費性能に拘る人。
- CO2排出量が気になる人。
- 車を毎日使う人。
マツダ車の魅力は、何と言っても世界一の低圧縮比を実現した新世代高効率クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」だと思います。
全国的にガソリン代が高騰している中、ディーゼルエンジンは最も燃料代が安い「軽油」を使用しています。
また、SKYACTIV-Dはハイブリッド並みの低燃費を実現しているので、燃料費を抑えたい人にはマツダのディーゼル車が向いています。
マツダのクリーンディーゼルエンジンは、
- 燃費がいい
- 燃料代が安い
- CO2排出量がガソリン車よりも少ない
- 耐久性に優れている
などのメリットがあります。
ディーゼルエンジンは、メンテナンス次第で30万km以上走行することが可能ですから、車を毎日使う人にもおすすめです。
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まとめ
この記事ではマツダ車の評判・口コミについて紹介をしました。
マツダ車はデザインやインテリアを他社と比べてコストを惜しまず作られており、品質が圧倒的に良いという魅力があります。
現在、マツダの車を検討している方は、まずは試乗をしてじっくり考えてみたうえで購入してみてはいかがでしょうか?