車は何年乗るのが得?お得に賢いカーライフをする方法を解説

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最近の車は、部品の品質向上によって、整備次第では何年でも乗ることは可能です。

車は何年乗るのが得なのか?それとも、定期的に乗り換えるのが得なのか?

メリットやデメリットを踏まえながら、お得に賢いカーライフをする方法を解説していきます。

目次

車の平均使用年数ってどれくらい?

新規登録から永久抹消されるまでの期間を「車齢」と呼び、人間の年齢に相当すると自動車検査登録情報協会の統計データに記されています。

自動車検査登録情報協会の統計データによると、乗用車の平均車齢は「9.03年」で、28年連続で車齢が延び続けています。(参考:平均車齢

ただし、これはあくまでも新規登録から永久抹消(ナンバープレートを返納する)までの統計データであって、新車を購入した人が乗り続けた期間のことではありません。

新車と中古車の平均使用年数を調べるには、一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)の「乗用車市場動向調査」が参考になります。

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項目中古車新車
~1年3%1%
~3年15%8%
~5年27%14%
~7年23% 15%
~10年22%32%
10年超え11%31%
平均保有(使用)年数5.9年7.8年
参考情報
  • 乗用車市場動向調査:https://www.jama.or.jp/release/docs/release/2022/20220420_2021PassengerCars.pdf

上記の表を見て頂くと分かる通り、平均使用年数は中古車が「約6年」、新車が「約8年」。

特に新車は、8年以上が全体の60%強を占めるなど、ほとんどの人が長い期間保有しています。

車に長く乗る?それとも乗り換える?

車は長く乗る方が良いとか、定期的に乗り換える方が得だとか、実際は何年乗るのが得なのか?気になりますよね。

ひろし

ここでは、車に長く乗るメリットとデメリット、車を買い替えるメリットとデメリットを紹介します。

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項目メリットデメリット
長く乗る・乗り換えに必要な費用を節約できる。・リセールバリューが低くなる。
・メンテナンス費用が高くなる。
・13年超えると税金が割高になる。
・燃費性能が低下する。
買い替える・3年以内の買い替えなら高額で売却できる。
・車検費用やメンテナンス費用が節約できる。
・色々な車に短期間で乗ることができる。 
・買い替えには無駄な初期費用が掛かる。
・ローンで購入した車は残債を完済しないと売れない。

上記の表を見る限りでは、車を買い替える方がお得に思えます。ただ、最近の車は部品の品質が非常に高く、メンテナンス次第では、何年でも乗ることが可能!

しかし、13年を超える車は、自動車税が割高になるなど、買い替えざるを得ない状況が必ず来ます。

最近の車は日々進化し続けているので、古くなった車を長く乗るよりも、安全機能や燃費性能が向上している新車に買い替える方がお得です。

車は何年乗るのが得か?ではなく、どのようなメリットがあるのか?で、決めるのも良い方法です。

車を乗り換えるタイミングを見極めるポイント

車を乗り換えるタイミングは、使用する人によって様々。ただし、いつ乗り換えても大丈夫!という訳ではなく、乗り換えるのにもタイミングがあります。

ひろし

ここでは、車を乗り換えるタイミングを見極めるポイントについて紹介していきます。

車検のタイミングが乗り換えどき

新車で車を購入した場合には、初回が3年目、2回目以降の車検は2年毎に受けなければなりません。

車検には、普通車で10万円前後、軽自動車でも5万円~7万円ほど掛かります。

車は車検を受け続けることで、何年でも乗ることができますが、車検の回数が増えるほど、その分車検に掛かる費用も増していきます。

車検を受けても下取り査定額が増える訳ではないので、車検を受けずに車を買い替えるのがベストなタイミングです。

走行距離8万kmが乗り換えどき

走行距離が10万km前後になると、ほとんどの重要な部品が交換対象になります。

下記の重要部品が、走行距離10万kmを目安に交換が求められています。

交換推奨部品
  • タイミングベルト
  • ウォーターポンプ
  • ブレーキローター&キャリパー
  • オルタネーター
  • 燃料ポンプ
  • 足回り一式

走行距離10万km毎に交換する部品で、最も有名なのが「タイミングベルト」ですよね。

ゴム製のタイミングベルトは、経年劣化で突然切れることがあります。

タイミングベルトが切れると、エンジン本体が完全に壊れてしまい、とんでもない修理費用が発生します。

最近の車には、タイミングチェーンが採用されているので、交換する必要はありませんが、タイミングチェーンも伸びるため、10万km前後には調整する必要があります。

また、ウォーターポンプは、タイミングベルトを外さないと交換できない部品の1つで、故障の有無に関係なく、タイミングベルトと同時に交換するのが一般的です。

その他の部品は、10万km毎に交換する必要はありませんが、どれも故障すると重大な事故に繋がる部品ばかりです。

これだけ多くの部品を全て交換するには、高額な修理費用が掛かります。

乗り換えを考えているなら、膨大な修理費用が必要になる前の走行距離8万kmくらいが、買い替えのタイミングになります。

私生活に変化があったときが乗り換えどき

「結婚する」「子供ができた」「転勤する」など、私生活に変化があったときも車の乗り換えどきです。

例えば、結婚して子供が生まれたにも関わらず、2シーターの車に乗っていては奥さんに叱られますよね。

このように私生活に変化があったときは、迷わず車の買い替えを検討して下さい。

新規登録から13年が経過したら乗り換えどき

新規登録から13年が経過したガソリン車には、通常の自動車税に加えて約15%(軽自動車は約20%)の重課が科せられます。

また、ディーゼル車は更に厳しく、新規登録から11年が経過した車に約15%の重課が科せられます。

尚、新規登録から13年と18年が経過した車には、自動車重量税も重課されます。

高額になっても自動車税を払い続けることで、何年でも乗ることは可能ですが、税金類が増税になる前は車を乗り換える絶好のタイミングの時期です。

メーカー保証が切れる前が乗り換えどき

新規登録したときから、車にはメーカー保証がついています。

一般的な保証は、3年または6万kmに到達した時点で終了しますが、安全に走行するために重要視される部品に対しては、5年または10万kmまで保証があります。

しかし、一般的な走行距離は1万km/年ですから、10万kmに達する前に5年が経過してしまいます。

5年と言えば、2回目の車検とも重なるので、保証面と車検費用が節約できる「新規登録から5年目」は、車を買い替える絶好のタイミングです。

車を乗り換える際の注意点

車を乗り換える際には、色々な注意点があるので、簡単に紹介していきます。

納期に気をつけること

車を乗り換えるときは、事前に納期を確認するようにして下さい。

特に新車の場合は、納期に1ヵ月ほど掛かるのが一般的ですが、最近では半導体不足の影響によって、半年以上の納期も珍しくありません。

納車が延期された場合は、下取り査定済みの愛車を先に引き渡すこともあるので、納車までの期間の足を確保しなければなりません。

急にドタバタしないように、車を購入する際には、納期確認をしっかり行うようにして下さい。

任意保険の車両入替を行うこと

強制保険とは別で、任意保険に加入している人は、車を乗り換えると同時に保険に登録している車両情報を入れ替える必要があります。

任意保険の車両入れ替えは、納車した翌日から1ヵ月以内が猶予期間とされていますが、手続きが完了するまでの間は「無保険状態」です。

無保険状態にならないために、可能であれば車屋に保険会社に車両入替の手続きの相談をするのが良いでしょう。

無保険状態のときに限って、事故に遭遇するものですから、車を乗り換えるときには、十分注意して下さい。

賢い人はこんな車を買っている!

車を買うならどんな車が良いのかな…?

車を買うときにどのような車を買えば良いのか迷いますよね。

ここでは、車を買うときに気を付けるべきポイントを解説します。

価値が下がらない車

賢い人は、価値が下がらない車を厳選して購入しています。

価値が下がらない(価値が上がる)のは、下記のような車です。

価値が下がりにくい車種
  • ジムニー
  • ランドクルーザー
  • ハイラックス
  • スカイラインGT-R
  • スープラ
  • NS-X
  • コペン
  • S660
  • ハイエース
  • アルファード

上記の車種意外にもたくさんありますが、特に価値が高い車種を挙げさせて頂きました。

特にランドクルーザーやNS-Xなどは、30年以上前の車が1,000万円以上で取引されています。

価値が下がらない車を買っておけば、何年乗っても得しかありません。

賢いカーライフを送りたい人は、価値が下がらない車を初めから買うことをおすすめします。

ボディカラーは「白系or黒系」

中古車市場において売れる車は「白系or黒系」です。

中古車販売店の立場からみても、同じ車種の場合、白系or黒系の車は、中古車相場が高く、価格が高くても販売しやすい人気色です。

賢い人が車を買う場合は、どんな車種であってもボディカラーは、「白系or黒系」を選びます。

「サンルーフ+ナビ+運転支援システム」の3点セット

昔の中古車業界では、「サンルーフ+ナビ+アルミ」の3点セットがついた車は、高値で取引されていました。

最近の車は、安全機能や運転支援システムが、上級グレードや上級車には必須装備となっています。

車の価値を高めるなら、「サンルーフ+ナビ+運転支援システム」の3点セットを装備した車を買うべきです。

付加価値のついた愛車に乗ることで、いつ乗り換えのタイミングが来ても、高値で売ることができます。

お得にカーライフを過ごすためには、最低でもサンルーフの装備は欲しいところです。

まとめ

車は何年乗るのが得なのか?車さえ壊れなければ、お金を掛けずに何年でもお得に乗ることができます。

しかし、車の部品にも耐用年数があるので、何年も乗っていれば必ず壊れます。

大きな修理が来る前や、税金が高くなる前に新しい車に乗り換えるのが理想的です。

少しでもお得に乗り換えたい人は、今回の記事をもう一度熟読することをおすすめします。

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この記事を書いた人

アラサーの会社員で車やバイクが大好きです。趣味は愛車の洗車やドライブをすることです。自身の車を購入・売却の経験やメンテナンスの知識が誰かの役になれば良いな、と思いましてクルマバイバイの運営を開始しました。車のことで困ったことがあれば当サイトを参考にして頂けると嬉しいです。

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