車の傷をタッチペンで失敗したときの対処法は?選び方・上手に塗るコツを解説!

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バンパーやドアミラーなど、擦った記憶がないのに何故かついている小傷や擦り傷。

車を所有している人だと、1度は経験したことがあるはず。

目立たない小傷や擦り傷程度なら、板金塗装修理業者に出すほどではなく、タッチペンで直すことができます。

今回は、タッチペンの選び方や上手に塗るコツに加えて、失敗したときの対処法についても解説していきます。

目次

タッチペンで修理可能なキズは?

車についた傷を直す方法としては、

  1. 「自分でコンパウンドを使って直す」
  2. 「自分でタッチペンを使って直す」
  3. 「自分でスプレー缶を使って直す」
  4. 「板金塗装業者に任せる」

の4種類があります。

では、どのような傷をどのような方法を使えば良いのか?解説していきます。

コンパウンドを使う

コンパウンドは、耐水ペーパーの番手に表すことが多く、「粗目」「中目」「細目」「極細目」などの種類があります。

それぞれ傷の度合いによって使い分けるのが一般的な方法です。

項目ペーパーの番手傷の程度
粗目#300~# 600程度地肌まで到達している深い傷や錆などを削る目的で使用。
中目#800~#1000程度クリアが剥げた状態の傷や広範囲の擦り傷などに使用。
細目#1200~#1500程度粗目や中目でついた擦り傷を消す目的で使用。
極細目#2000~#3000程度細目では消し切らない傷を消したり、仕上げで使用する。
艶出し#4000以上ボディの磨き上げや塗装面の艶出しに使用。

使い方としては、粗目でついた傷を中目で消し、中目でついた傷を細目で消し、細目でついた傷を極細目で消して仕上げます。

洗車傷やドアノブについた爪傷などは、細目→極細目で目立たなくできます。

コンパウンドで傷を分からなくできるのは、「爪で引っ掛からない程度の傷」の場合だけで、深い傷には使えません。

気になる傷がある場合は、コンパウンドを試してから、他の方法を考えれば良い訳です。

タッチペンで修理する

爪が引っ掛かる小さな傷は、コンパウンドでは消せないため、タッチペンを使うことをおすすめします。

しかし、広い範囲の傷は、タッチペンでは筆跡が目立つため、雑な仕上がりになってしまいます。

傷の範囲が広い場合は、タッチペン以外の方法を試して下さい。

タッチペンで修理する場合は、線傷や飛び石傷など、修理範囲が狭い小傷に限ります。

スプレー缶で修理する

爪が引っ掛かる傷で、範囲が広い場合は、スプレー缶の使用をおすすめします。

ただし、スプレー缶で修理する場合は、塗装技術が求められるため、素人にはハードルが高い修理方法です。

例えば、バンパーを壁で擦った傷を直す場合は、下記の工程で修理を行って下さい。

修理の方法
  1. 傷以外の箇所に塗装が掛からないようにマスキングをする。
  2. 耐水ペーパーで傷の凹凸がなくなるまで削る。
  3. 表面が凹んでいる場合は、パテを盛る。
  4. パテが乾いたら表面が平らになるまで耐水ペーパーで削る。
  5. 表面が平らになったら油分を除去するシリコンオフを塗る。
  6. サフェーサー(下塗り剤)を散布する。
  7. プライマー(密着剤)を散布する。
  8. ボディカラースプレーを液垂れしないように塗る。
  9. ボカシスプレーを塗る。

上記の流れで塗装を行いますが、「5.ボディカラースプレーを塗る。」の作業は、乾かしながら3回ほど重ね塗りします。

このように、スプレー缶での修理は、材料を揃えるだけでも大変ですし、時間と手間も掛かります。

更に、塗装する場所や天候にも気を付けなければならないので、塗装技術がない人には失敗する可能性が高い修理方法です。

タッチペンで修理できない傷は、自分で修理しないで、プロに任せるのが最良の選択です。

板金塗装業者に任せる

コンパウンドやタッチペンでは修理できない深い傷の場合は、素直にプロの板金塗装業者に任せることをおすすめします。

バンパーの傷なら10,000円~20,000円程度で綺麗に直るので、自分で材料を揃えて修理するより、コスト面や仕上がりを考えても、板金塗装業者に任せる方が失敗しません。

もちろん、浅い傷はコンパウンドやタッチペンで修理する方が断然安く直せますが、地肌が出る深い傷は、板金塗装業者で修理するようにして下さい。

タッチペンの選び方

タッチペンを選ぶ前に、愛車のカラーNo.を調べなければ、タッチペンが買えません。

愛車のカラーNo.を調べる方法は、コーションプレート(金属プレート)の「COLOR」という箇所にカラーNo.が記載されています。

コーションプレートの位置は、エンジンルームやドアのピラー部分に取り付けられています。

愛車のカラーNo.を調べた上で、自分が希望するタッチペンを選んで下さい。

項目メリットデメリット
純正品・高品質で色がよく合う。
・変わった色でも在庫がある。
・価格が高い。
・ディーラーかネットでしか買えない。
・筆の大きさが選べない商品がある。
社外品・価格が安い。
・同じカラーでも種類が豊富。
・筆のバリエーションが豊富。
・メーカーによって品質にムラがある。
・別売りでクリアも買わないと使えない商品がある。  

個人的な意見ですが、価格が高い純正品ではなく、カー用品店で販売している大手ペイントメーカーの社外品で十分です。

それよりも、筆の大きさを傷に合わせることが重要で、傷が広ければ筆先が広いものを、細い傷なら筆先が極細のものを選ぶようにして下さい。

ただし、通信販売で売られているタッチペンの中には、別売りのクリアを購入しないと色が出ないものがあります。

事前に問い合わせしてから、購入するようにして下さい。

タッチペンで傷を修理する方法

ひろし

タッチペンで傷を修理するのは、簡単なようで実は非常に難しいのをご存じですか?

筆者も先日、知人に頼まれてタッチペン修理をしましたが、想像以上に難しく、1度目は失敗しました。ここでは、タッチペンで傷を修理する方法を解説していきます。

用意するもの

タッチペンで傷を修理するために、下記のものを事前に用意して下さい。

  • 耐水ペーパー(#2000/#3000)
  • シリコンオフ
  • タッチペン
  • コンパウンド(極細目)
  • ワックス(仕上げ用)
  • ニトリル手袋

耐水ペーパーは、初めに#1000を使ってもいいのですが、#1000でついた傷を#2000で消すのは大変です。失敗しないためにも、#2000で削ることをおすすめします。

シリコンオフは、表面の油分を除去するだけなので、脱脂剤なら何でもOK!

タッチペンは、愛車のカラーNo.をよく確認することと、クリアが入っていることを確認してから購入して下さい。

#3000でついた傷は、極細目のコンパウンドで十分消せますし、ワックスは艶出しに使うだけなので、特に決まりはありません。

修理手順

タッチペンで車を修理するための道具が揃ったので、下記の手順で修理を行っていきます。

  1. 修理する箇所を水洗いする。
  2. 水気がなくなるまで拭く。
  3. 修理する箇所を脱脂する(シリコンオフ)。
  4. タッチペンの塗料を山状に置いていく。
  5. 塗装が乾いたら平坦になるまで水を掛けながら耐水ペーパー(#2000)をあてる。
  6. #2000の耐水ペーパーでついた傷を、水を掛けながら#3000の耐水ペーパーをあてて消す。
  7. #3000の耐水ペーパーでついた傷を、極細目のコンパウンドで目立たなくする。
  8. ワックス掛けをして塗装面を仕上げる。

この作業のポイントは、タッチペンを塗るのではなく、液垂れしないように気をつけながら、山状に塗料を置く感じで盛って下さい。

上手く盛れない場合は、乾かしながら何度か作業を繰り返すと綺麗な山状にできます。

注意すべき点は、#2000の耐水ペーパーを当て過ぎると、傷以外の塗装まで削ってしまうことがあるので、時間を掛けてゆっくり丁寧に耐水ペーパーを当てるようにして下さい。

タッチペンで修理したときによくある失敗談

Twitterの口コミ投稿で、タッチペン修理の失敗談を調べてみたので、紹介していきます。

タッチペンの修理にチャレンジした人のほとんどが、何らかの失敗をしていますね。

特に多い失敗は、「塗料がはみ出した」「塗料が垂れた」「下地処理をしなかった」など、ちょっと気をつけるだけで回避できるものばかり。

タッチペンで修理するときは、作業を慌てず丁寧にすることが大切で、当記事の「タッチペンで傷を修理する方法」をよく読んでから、落ち着て作業すれば失敗しません。

タッチペンで失敗したときの修正方法

大切な愛車をタッチペンで修理をして、失敗したときにはガッカリしますよね。

タッチペンの修理で最も多い失敗は、「塗料のはみ出し」と「塗料の垂れ」です。

タッチペンの塗料は、うすめ液やシンナーなどの有機溶剤を使えば、誰でも簡単に塗料を落とすことができます。

このようにタッチペンの修理は、失敗しても簡単にやり直しが利くので、失敗を恐れずタッチペン修理にチャレンジして下さい。

まとめ

ボンネットについた小さな飛び石の傷。

そのまま放置してしまうと、サビが発生して腐食する可能性が高まります。

サビの浸食を抑えるためにも、タッチペンで「ちょん!」と塗料をつけるだけでもOKです。

また、タッチペンの筆をあえて使わず、「爪楊枝の先」や「先が細い割り箸」に塗料をつけた方が、失敗する確率がかなり減ります。

今回は、タッチペンの選び方や上手く塗るコツを解説してきましたが、大切な愛車の小さな傷は、タッチペンを使って自分で修理してあげて下さい。

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この記事を書いた人

アラサーの会社員で車やバイクが大好きです。趣味は愛車の洗車やドライブをすることです。自身の車を購入・売却の経験やメンテナンスの知識が誰かの役になれば良いな、と思いましてクルマバイバイの運営を開始しました。車のことで困ったことがあれば当サイトを参考にして頂けると嬉しいです。

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