レクサスNXは、2014年7月から販売しているレクサス初のコンパクトSUVでレクサスの中で最も人気が高いモデルです。
コンパクトSUVと言われていますが、1,800mmを超えるボディに加えて、2,500ccエンジンを搭載しているので、ミディアムクラスのSUVと呼んでいいでしょう。
また、レクサスで初めてプラグインハイブリッドを搭載したのもレクサスNXで、現在は次世代レクサス・第1弾モデルの位置づけとして販売されています。
今回は、2022年3月に全面刷新された「新型レクサスNX」の納期最新情報を徹底解説していきますので購入を検討している人は、ぜひ参考にして下さいね。
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レクサスNXの最新納期情報や生産状況
レクサスNXと言えば、お笑い芸人「サバンナ」の高橋茂雄さんの愛車としても有名で、「新型レクサスNXを注文してから納車まで約1年以上掛かった！」と、YouTubeチャンネルで報告していました。
レクサスNXの納期は、現在どのようになっているのでしょうか？
ここでは、レクサスNX納期の最新情報や生産状況について解説していきます。
新型レクサスNXの納期最新情報
ひろしまずは、X（旧ツイッター）で、新型レクサスNXの納期最新情報を調べてみました！
X（旧ツイッター）でレクサスNXの納期最新情報を確認しましたが、納期が正常化しつつあるのは間違いなさそうです。
ただし、レクサス独自の金属表現技術を採用した「ソニッククロム」など、ボディカラーや仕様によって納期に差があるので注意して下さい。
レクサス NXの工場出荷時期目処
X（旧ツイッター）を見る限りでは、レクサスNXの納期が早まっているように感じましたが、実際の納期はどうなっているのか？
ひろしレクサスNX公式サイトの工場出荷時期目処を見ていきましょう。
| 車種 | 2023年8月時点 | 2023年9月8日時点 |
|---|---|---|
| NX350 | 2.5ヶ月～3ヶ月 | 2.5ヶ月～3ヶ月 |
| NX250 | 3ヶ月 | 2.5ヶ月～3ヶ月 |
| NX350h | 3ヶ月～3.5ヶ月 | 3ヶ月 |
| NX450h+ | 2.5ヶ月～3ヶ月 | 2.5ヶ月～3ヶ月 |
- レクサス工場出荷時期目処：https://lexus.jp/news/info/delivery/
上記の表を見て頂くと分かる通り、2023年9月8日時点のNX250とNX350hの納期が、2023年8月時点よりも確実に早まっています。
レクサスの納期は2ヵ月前後が通常ですから、生産状況は正常に戻りつつあります。
工場出荷時期目処は、「注文（契約）→生産開始→車両完成→工場出荷」までの期間のことなので、実際に車が手元に納車される時期ではありません。
そのため正確な納車状況については、お近くのレクサス販売店にお問い合わせすることをおすすめします。
レクサスNXの注文から納車までの流れ
先ほど解説した「工場出荷時期目処」とは、あくまでも完成した車両が、工場を出荷するまでの時期のことで、車が手元に納車される訳ではありません。
レクサスNXを注文してから、納車されるまでの流れについて紹介していきます。
- レクサスNXを注文（契約）する。
- 指定工場で生産開始。
- 車両完成。
- 完成した車両を工場から出荷する。
- 全国の販売店に輸送する。
- 販売店にて装備架装・納車点検整備・新規登録などの作業を行う。
- ユーザーに納車する。
上記は基本的な納車までの流れであって、販売店やオプション装備の架装状況によっては、納車が大幅に遅れる場合があります。
工場出荷から納車までの期間は、早い場合で2週間程度、遅くとも1ヵ月程度で納車される予定です。
レクサスNXの生産状況
レクサスNXの納期は正常化しつつありますが、生産状況が完全に戻った訳ではありません。
世界規模で発生した新型コロナウィルス影響拡大などによって、半導体部品の供給不足や化石燃料の価格高騰など、生産状況に大きな影響を及ぼしています。
特に半導体部品不足は深刻な問題で、半導体部品の納期が遅れてしまうと、車も生産できず納期遅れが発生してしまいます。
半導体部品を多く使用する電気自動車やハイブリッド車の納期が遅れているのは、半導体部品の供給が追い付いていないことが最大の原因。
レクサスでは、仕入れルートを変更するなど、部品供給が円滑にできる仕組みを見直しています。
突発的なトラブルが発生しない限りは、レクサスNXの納期は今後も早まることでしょう。
レクサスNXの納期を早める方法
レクサスNXの納期を早めるには、下記が一般的な方法です。
- 納期が早いグレードを選ぶ。
- キャンセル待ちをする。
- 在庫車を狙う。
- 新車購入を諦める。
それぞれの納期を早める方法について、詳しく解説していきます。
納期が早いグレードを選ぶ！
レクサスNXには、下記のグレードが用意されています。
| PHEV車 (AWD) | ハイブリッド車 (2WD) | ガソリン車 (AWD) | ガソリン車 (2WD/AWD) |
|---|---|---|---|
| NX450h＋version L：7,295,000円 | NX350h version L：6,176,000円～6,446,000円 | NX350 F SPORT：6,086,000円 | NX250 version L：5,526,000円～5,796,000円 |
| NX450h＋F SPORT：7,535,000円 | NX350h F SPORT：6,176,000円～6,446,000円 | NX250：4,550,000円～ 4,820,000円 | |
| NX350h：5,200,000円～ 5,470,000円 |
- レクサスNXグレード：https://lexus.jp/models/nx/features/price_grade/
レクサスNXの主力商品はハイブリッド車の「NX350h」ですが、納期が最も早いグレードはガソリン車の「NX250」と「NX350」です。
半導体部品を多く使用するPHEV車やハイブリッド車と比べて、ガソリン車は部品調達がしやすいメリットがあるため、更に納期が早まる可能性を秘めています。
レクサスNXに1日でも早く乗りたい人は、低価格で納期が早いNX250をおすすめします。
キャンセル待ちをする！
レクサスの中で最も人気が高いNXは、バックオーダーが多い反面、キャンセル件数も他の車種よりは多いはずです。
契約後にキャンセルした車は、既に生産ラインに載っている車両で、契約するタイミングによっては即納可能な場合があります。
パワートレインや装備に拘りがない人は、レクサスNXの納期を早める方法として、販売店にキャンセル待ちを入れるのも良い方法です。
在庫車を狙う！
キャンセル待ちではなく、試乗や展示する目的で販売店が、予め所有している在庫車（デモカー）があります。
在庫車は、展示や試乗で使用しているので、すぐに購入することはできませんが、タイミングによっては購入することも可能です。
ひろしただし、ナンバープレートがついている在庫車は、新車ではなく中古車になるので、新車を求めている人にはNG！
また、展示車が新車であっても、不特定多数の人が乗り降りしている車両ですから、完全な新車とは言い難いかもしれません。
キャンセル車と同じで、在庫車もある程度の妥協が求められますが、最速でレクサスの新車を手に入れたい人にはおすすめの購入方法です。
新車購入を諦める！
レクサスNXの納期が早まったとは言え、注文をしてから車が納車されるまでには、最短でも3.5ヵ月程度は掛かります。
ボディカラーやオプション装備を指定した場合、納期が遅れる可能性もあります。
新車の納期が待てない人には、中古車を購入する方法もあるので、きっぱりと新車購入を諦めるのも1つの手です。
レクサスには、独自の厳格な基準をクリアした認定中古車「CPO」があります。
レクサス認定中古車「CPO」は、もともと高品質な中古車しか取り扱っていない上、生産状況も関係ないので、新車のような納期遅れの心配が不要です。
レクサスNXの納期を早めるなら、1週間～2週間程度で納車可能な、レクサス認定中古車を探すことを検討してみると良いでしょう。
レクサスNXを安く購入する方法
レクサスNXを安く購入するには、いくつかの方法があります。
例えば、販売店で展示している車を狙ってみるのも面白いかもしれません。
ひろしここでは、レクサスNXを安く購入する方法について紹介していきます。
走行距離が多めの現行型中古車を狙う！
中古車の価値を決める指標の1つに「走行距離」があります。
車の購入時だけではなく、保険会社によっては「年間走行距離」に応じた保険料金を設定するなど、自動車業界にとって走行距離は、非常に大切な指標とされています。
そのため、同じ年式・グレードの中古車だと、走行距離が少なければ価格が高く、逆に走行距離が多い中古車は価格が安くなる傾向があります。
レクサス認定中古車「CPO」は、レクサスが厳選した中古車のため、価格設定が高いかもしれません。
| 項目 | 車両状態 |
|---|---|
| 新車 | 新車車両価格：7,295,000円 |
| レクサス認定中古車 | 年式：2021年11月 走行距離：14,000km 車両価格：6,800,000円 |
| 一般中古車販売店 | 年式：2022年1月 走行距離：28,000km 車両価格：5,950,000円 |
上記のように、レクサス認定中古車よりも、一般中古車販売店の車両の方が、走行距離が多いので車両価格がかなり安いことが分かります。
レクサスの品質に拘りがある人は、新車やレクサス認定中古車をおすすめしますが、レクサスNXを安く購入するなら、走行距離が少し多い一般的な中古車がお買い得です。
展示車や試乗車を狙う！
レクサスの各販売店には、販促用として展示車があります。
また、レクサスNXの試乗車を用意している販売店もあるので、もし販売可能であれば新車よりも安くレクサスNXが購入できます。
展示車がなくなってしまうと、来店したお客様に車両紹介ができなくなるので、すぐに購入することは難しいかもしれません。
ただし、レクサスも年次改良を毎年行っているので、車両入れ替えのタイミングが合えば、展示車を購入することは可能です。
展示車は不特定多数の人が乗ったり触ったりしていることや、オプションパーツの架装が限られているため、通常の新車よりも安く買うことができます。
下取り車で高額査定を狙う！
下取り車がレクサスであれば、レクサスで下取りに出すのは構いませんが、レクサス以外の車をレクサスで査定をしても、高額査定の期待ができません。
レクサス認定中古車「CPO」で、直販できる車両なら別ですが、トヨタの査定が渋いのと同じで、レクサスの査定はもっとシビアです。
下取り車がある場合は、複数の車買取業者で買取査定を行って、1番査定額の高い業者に下取り車だけを売るようにして下さい。
下取り車は、新型レクサスNXの購入資金にもなるので、購入商談と同じ感覚で査定交渉に臨んで下さい。
レクサスNXを購入するときの注意点
納期が早いガソリン車とプラグインハイブリッド車は、レクサスNXの中では人気グレードに当たります。
ただし、レクサス初のプラグインハイブリッド「NX450h＋」を購入するときには、注意すべき点がいくつかあります。
- 「パノラマルーフ」は装備不可。
- ハイオク仕様（無鉛プレミアムガソリン）である。
- 「Advanced Park（リモート機能付）」は、NX450h＋ F SPORTは選択不可。
- 急速充電非対応。
- 外部供給システム非対応。
SUV車にとって、サンルーフやパノラマルーフは魅力の1つですが、レクサスNX450h＋にはパノラマルーフの装着ができません。
また、レギュラーガソリン仕様のRAV4と同じPHEVシステムを採用しているにも関わらず、何故かレクサスNX450h＋は「ハイオク仕様」になっています。
ひろしガソリン代が高騰している中、ハイオク仕様は維持費の面でも、デメリットと言わざるを得ません。
また、スマートフォンのアプリを使用して車外から駐車・出庫の遠隔操作ができる「Advanced Park（リモート機能付）」が、「NX450h＋ F SPORT」では選択できません。
特に重要なのが、レクサスNX最上級モデルにも関わらず、急速充電と電気を外部に供給するシステムが非対応なことです。
200V電源では、普通充電で約5時間30分掛かりますし、100V電源だと約33時間もの充電時間が必要になります。
レクサスNXのPHEV車は、急速充電ができないことを知らずに契約する人も多く、契約後のキャンセルが多いグレードとも言われています。
新規登録やオプションパーツ架装前なら、契約後でもキャンセル可能ですから、キャンセルを希望する場合は、落ち着いて販売店に相談して下さい。
納期が早く、最上級モデルと言うだけでレクサスNX450h＋を購入してしまうと、後悔するかもしれないので注意して下さいね。
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ズバット車販売の使い方は簡単4ステップ！
まとめ
レクサスNX納期の最新情報について徹底解説してきましたが、納期は確実に早まる一方ですが、実際に車が手元に納車されるまでには4ヵ月程度掛かっています。
「えっ？4ヵ月程度なんだ」と思う人も居るかもしれませんが、夏の8月に契約しても納車されるのは冬の12月で、納期遅れが発生した場合は納車が来年になってしまいます。
新型レクサスNXは、受注再開してから順調に納期が早まっていますが、納期が不安定でまだまだ予断を許さない生産状況です。
首を長くして納車連絡を待っている人は、レクサスNX公式サイトやX（旧ツイッター）などで、納期最新情報を常に確認するようにして下さい。
レクサスの中では、レクサスNXは納期が早い方ですから、納車を急いでいる人にはおすすめのSUVです。
