2019年9月から、カローラフィールダーの後継車として販売されているカローラツーリング。
デザインやボディサイズが一新されたことで、フィールダーが持っていた商用車的なイメージが完全に払拭されています。
トヨタでは、「商用車はカローラフィールダー」「スポーツワゴンはカローラツーリング」に分けたことで、ターゲット層をガラッと変えることに成功しています。
今回はカローラツーリングの納期最新情報を徹底解説していきます。
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- 1新古車とは、届出済未使用車・登録済未使用車のこと。新車よりも安く、中古車よりも状態が良いのが特徴です。
- 2ご加入の条件・料金は車種・年式・走行距離によって異なります。
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カローラツーリングの納期や工場稼働状況
トヨタでは、大幅な納期遅れやオーダーストップが問題視されています。
カローラツーリングも同様で、しばらくの間はオーダーストップをしていました。
ここでは、カローラツーリングの納期最新情報や、現在の工場稼働状況について解説していきます。
項目 | 工場出荷時期目処 | 工場出荷から納車まで |
---|---|---|
ガソリン車 | 2ヵ月~3ヵ月程度 | 3ヵ月~4ヵ月程度 |
ハイブリッド車 | 5ヵ月~6ヵ月程度 | 6ヵ月~7ヵ月程度 |
- 工場出荷時期目処:https://toyota.jp/corollatouring/
カローラシリーズは、2024年春頃に年次改良が行われる予定で、それまでの間はオーダーストップになると言われていました。
しかし、公式サイトを確認したところ、カローラツーリングのオーダーストップが解除されて、現在では受注再開されています。
カローラツーリングの最新納期として、上記の工場出荷時期目処が発表されていますが、ガソリン車とハイブリッド車で、約2倍の納期差があります。
ハイブリッド車は半導体部品の供給が追い付かず、工場稼働に影響が出ている模様なので、部品調達が正常化しない限りは、納期遅れが今後も続く恐れがあります。
カローラツーリングの注文から納車までの流れ
皆さんは、新車を購入してから納車までの流れをご存じですか?
ディーラーに任せっきりの人が多く、意外と納車までの流れを知らない人がいます。
ここでは、カローラツーリングの注文から納車までの流れを解説していきます。
- ディーラーでカローラツーリングを注文(契約)する。
- ディーラーからメーカーに生産依頼を行う。
- 注文内容を元に生産が開始される。
- 車両完成。
- 完成車両を工場から出荷する。
- 完成車両が販売店に到着する。
- 販売店で装備架装・新規登録・納車整備などを行う。
- お客様に納車する。
中古車の場合は、既に目の前にある車を購入するため、メーカーに生産依頼を出す必要がありません。
新車は、一から車を作ることになるので、工場稼働状況が納期に大きく関わってきます。
今回のように部品調達が遅れてしまうと工場が稼働できず、最悪の場合はオーダーストップもやむを得ない状況になります。
カローラツーリング公式サイトで公表されている「工場出荷時期目処」は、工場で完成した車両を出荷するまでの期間のことで、実際にユーザーの手元に車が納車される訳ではありません。
工場出荷後は、販売店でオプションパーツの架装を行ったり、新規登録手続きを行うなど、納車までには半月~1ヵ月程度は掛かる見込みです。
工場出荷から納車までの日数は、「工場出荷時期目処+1ヵ月」を目安にすると良いでしょう。
カローラツーリング納期に関する口コミ
カローラツーリングの納期について、SNSのX(旧ツイッター)に投稿されている口コミを調べてみました。
最新の口コミ情報では、ハイブリッド車を購入された人が多く、納期は6ヵ月~8ヵ月ほど掛かっているようですね。
やはり半導体部品の供給不足が、車両の生産状況に大きな影響を与えているようで、部品不足が解消されない限りは、ハイブリッド車の納期が早まることはなさそうです。
現在トヨタでは、全社総力を挙げて新たな部品供給先や、輸送ルートなどの見直しを行っている最中であり、2024年初旬を目途に、工場稼働状況の正常化を目指しています。
カローラツーリングの納期を早める方法
納期が早いカローラツーリングのガソリン車でも、工場出荷から納車までには「3ヵ月~4ヵ月程度」掛かっています。
ここでは、カローラツーリングの納期を早める方法について解説していきます。
ガソリン車を選択する!
「カローラツーリングの納期や工場稼働状況」で解説しましたが、カローラツーリングのハイブリッド車は、ガソリン車と比べて納期が遅れています。
半導体部品の使用量が少ないガソリン車は、ハイブリッド車よりも納期が更に早まる可能性が高いので、納期を早めるならガソリン車の選択が良いでしょう。
トヨタでは、半導体部品の調達ルートを変更するなど、納期を早める工夫を行っていますが、半導体部品は車だけに使用している訳ではないので、供給が需要に追いつくにはまだまだ時間が掛かります。
カローラツーリングの納期を早めるなら、ハイブリッド車よりも納期が早く、安く購入できるガソリン車の購入をおすすめします。
契約後のキャンセル車を狙う!
カローラツーリングは、オーダーストップをしていた時期もあり、展示車や試乗車などの在庫車も各店舗で不足しています。
そのため、納期を早める方法として用いられていた「在庫車を狙う!」ことは難しく、貴重な在庫車を販売しない店舗も多くあります。
それに対して受注後のキャンセルは、どの店舗でも必ず発生するため、装備面やパワートレインなどの拘りを捨て去れば、即納可能な新車に出会えるかもしれません。
また、装備やグレードが決まってしまっているキャンセル車は、販売店にとっても販売しにくい車ですから、交渉次第では通常の新車よりも安く購入することが可能。
カローラツーリングを安く購入したい人や納期を早めたい人は、複数の販売店で「カローラツーリングのキャンセルが出たら教えて下さい!」など、キャンセル待ちを入れると良いでしょう。
カローラツーリングの中古を狙う!
グレードやパワートレインに妥協が必要な在庫車やキャンセル待ちをするよりも、希望の車が選べる中古車を狙ってみては如何ですか?
中古車は新車と違って、既に車両が存在しているので、最短1週間~2週間ほどの納期でカローラツーリングが手に入ります。
例えば、下記のような車両スペックの中古車があれば、購入を検討してみるのがおすすめです!
- 年式:2023年2月
- 車名:カローラツーリング
- グレード:X 2WD
- 走行距離:1,000km
- エンジン:ガソリン車
- 主要装備:メモリーナビ/フルセグTV/DVD/Bカメラ/ETC/ドライブレコーダーなど
- 車両価格:2,353,000円
上記のようなカローラツーリングであれば、マイナーチェンジ後(2022年10月以降)の現行型で、ほぼ新車と言って良いほどの良質車です。
新車の納期が待てない人の代替え案として、新車に近い中古車をおすすめします。
カローラツーリングを購入するときの注意点
皆さんはカローラにどのようなイメージを持っていますか?
恐らく大半の人は、「おじさんが乗る大衆車」や「営業車」のイメージが強く、少なくとも若者が積極的に購入する車ではなかったはずです。
しかし、現在販売しているカローラシリーズは、これまでのカローラのイメージから一転、スポーティーで近未来的なデザインが注目を集めています。
そんなカローラシリーズの中でも、特に人気が高いカローラスポーツですが、購入するときに気をつけて頂きたい注意点があります。
ここでは、カローラツーリングを購入するときの注意点をいくつか紹介していきます。
高性能社外ナビゲーションシステムは取付不可!
カローラツーリングは、DCM車載通信機を搭載しているディスプレイオーディオが標準装備されています。
そのため、カロッツェリアのサイバーナビや、アルパインのビッグXなどの社外高性能オーディオやナビゲーションが取付不可。
また、DVDを再生するにはオプションで、「CD/DVDデッキ」と「フロントコンソールトレイ」をセット購入する必要があります。
ナビゲーションシステムやオーディオに拘る人にとっては、カローラツーリングを購入すると失敗してしまいます。
4WDはハイブリッド車のみ!
カローラツーリングのガソリン車には、4WDの設定がありません。
比較的安価で納期が早いガソリン車ですが、雪が多く降る地域の人やアウトドアを楽しみたい人にとっては、4WDの設定がないのは致命的かもしれません。
カローラツーリングの4WDが欲しい人は、納期が遅くてもハイブリッド車の選択肢しかないので気をつけて下さい。
パノラミックビューモニターが装備できない!
車を真上から見ながら安全確認ができる「パノラミックビューモニター」。
目視では確認しづらい障害物でも、パノラミックビューモニターがあれば、360°安全確認を車内にいながら確認することが可能。
最近の新型車では当たり前になりつつあるパノラミックビューモニターですが、カローラツーリングには採用されていません。
パノラミックビューモニターが必要な人は、カローラツーリングを選択肢から外すことになります。
カローラツーリングをキャンセルすればどうなる?
契約後で生産に入った場合でも、現金購入であればキャンセルすることは可能ですから、キャンセルしても問題ありません。
ただし、銀行系カーローンで購入した人は、ディーラーとは関係のない契約ですから、銀行にもローンのキャンセル手続きをする必要があります。
銀行には、「カローラツーリングの納期が遅れている」や「工場出荷から納車までの日数が不明」などを理由にして、キャンセルすると良いでしょう。
オプションパーツ架装や新規登録などが既に完了している場合は、キャンセルができないので注意して下さい。
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運営会社 | 株式会社Bang |
本社 | 東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号 サンタワーズセンタービル4F |
設立 | 2021年2月 |
公式サイト | https://www.zba.jp/car-hanbai/ |
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まとめ
カローラツーリングの最新納期情報を解説してきましたが、オーダーストップも解除されて、工場稼働状況も正常化しつつあります。
カローラツーリングは、斬新なデザインとフィールダーから継承した広い室内空間が魅力で、普段使いと趣味やアウトドアの両方を1台で楽しむことができます。
現在では数少ないステーションワゴンタイプの車が欲しい人には、カローラツーリングをおすすめします。 尚、納期を早い急いでいる人には、ガソリン車のカローラツーリングが向いていますが、4WDの設定はハイブリッド車のみですから、契約する際には注意して下さいね。