ハイラックスは国産車で唯一新車で販売されているピックアップトラックです。
トラックと言っても内外装とも非常に豪華な装備で、トヨタを代表する世界グローバル戦略車の1台として扱われています。
新型ハイラックスは、2023年9月に年次改良が行われたばかりですが、エントリーモデル「X」が廃止となり、ラインナップは「Z」と「Z GR スポーツ」の2グレードに絞られました。
今回は、世界中で愛されているハイラックスの最新納期情報について解説していきます。
- 中古車販売大手のネクステージと業務提携をしている
- 中古車市場に出回るまえの貴重な車両を紹介してもらえる
- 高年式車や新古車の在庫が豊富!全国3万台の在庫(*1)
- 国産車最長10年保証(*2)
- 事故車や修復歴車の紹介はないので安心
- 1新古車とは、届出済未使用車・登録済未使用車のこと。新車よりも安く、中古車よりも状態が良いのが特徴です。
- 2ご加入の条件・料金は車種・年式・走行距離によって異なります。
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希望車種や購入予算を入力するだけで、あとは中古車探しのプロからの連絡を待つだけなので、非常に簡単です。
ハイラックスの納期はいつ?
ハイラックスの生産状況は…?
納期に関する口コミはある…?
ハイラックスの購入を検討している方で、生産状況や納期が気になる方は多いのではないでしょうか?
ここでは、ハイラックスの生産状況や納期に関する口コミを紹介していきます。
ハイラックスの生産状況は?
ハイラックスは他の車種と違って国内生産ではなく、タイ工場で生産を行っていましたが、2022年からはミャンマーで生産が開始されています。
生産方法は、「セミノックダウン方式」を採用しているので、部品不足の影響を受けやすく、輸送にも手間と時間が掛かります。
ハイラックスの生産に採用しているセミノックダウン方式とは、ミャンマー工場では組み立てだけを行い、必要な部品は全てミャンマー以外から送られてきます。
そのため、部品調達が遅延した場合には、組み立てが一切できなくなるため、納期遅れの原因に繋がります。
逆輸入の形をとっているハイラックスの納期は、下記の期間になっています。
車種 | 注文~工場出荷まで | 工場~ディーラーまで | 注文~納車完了まで |
---|---|---|---|
ハイラックス | 3ヵ月~4ヵ月程度 | 2週間~1ヵ月 | 3.5ヵ月~5ヵ月程度 |
- 生産工場:https://global.toyota/jp/company/profile/facilities/manufacturing-worldwide/asia.html
- 工場出荷時期目処:https://toyota.jp/news/delivery/?padid=from_hilux_factory_delivery
一時は、部品調達が間に合わず、ハイラックスの受注停止状態が続いていましたが、2023年8月頃に受注再開してからは確実に納期が早まっています。
納期が早まる理由としては、ハイラックスが海外メインの販売となっている車両で、国内では月間目標台数・400台程度と少ないことが考えられます。
また、2024年9月頃にフルモデルチェンジの噂があるので、その影響も納期が早まる理由になっているのかもしれません。
ハイラックス注文から納車までの流れ
ハイラックスを注文してから、実際に納車されるまでの流れを解説していきます。
- ハイラックスの購入契約をする。
- ディーラーからメーカーに対してハイラックスの受注連絡を行う。
- メーカーからミャンマー工場に対して生産指示を行う。
- ミャンマー工場でハイラックスの生産を開始する。
- ミャンマー工場で生産していたハイラックスが完成する。
- ミャンマー工場から完成したハイラックスを出荷する。
- 通関手続きを行い予備検査後、最寄りのトヨタ新車センターへ輸送する。
- トヨタ新車センターからディーラーへ輸送する。
- ディーラーでオプションパーツ架装や納車点検・整備を行う。
- ディーラーが陸運局でハイラックスの新規登録を行う。
- ディーラーで納車準備を行う。
- 注文者にハイラックスを納車する。
ハイラックスは海外で生産を行っているので、通常の生産状況とは輸送などの流れが若干異なります。
輸入手続きとしては、通関の他にハイラックスが「日本の保安基準に適した車両なのか?」「排ガスや騒音は大丈夫なのか?」など、簡単な予備検査が行われます。
ハイラックスは、注文から納車完了までの期間が「3.5ヵ月~5ヵ月程度」ですから、工場での生産状況は円滑に進んでいると言って良さそうです。
ハイラックス納期の口コミ情報!
ハイラックスを実際に契約した人は、どれくらいの納期が掛かっているのか?
ここでは、ハイラックの納期に関するスレを、SNSや情報比較サイトの口コミ投稿で調べてみました。
ハイラックスgrスポーツの黒を6月2日に契約しました!納期は9月中と言われました!
引用元:価格.com
2022年9月中旬発注のハイラックス・grスポーツ・黒の納車予定が、2023年の9月末から7月末に約2ヶ月納期早まりました!
引用元:価格.com
6月にハイラックスのgrスポーツを契約した人でも3.5ヵ月の納期ですから、他車と比べてハイラックスの納期は正常化に確実に近づいています。
また、納期に1年以上掛かっていた昨年の契約者も、納期が2ヵ月ほど早まったとの喜びの声が上がっていますね。
しかし、ハイラックスの需要が高い中東やアフリカは、イスラエルの戦争によって社会情勢が不安定になっています。
今後、ハイラックスの納期にも影響が出てくるかもしれないので、最新の納期情報には注視して下さいね。
ハイラックスの納期を早める方法
納期が早まっているハイラックスですが、それでも注文してから手元に納車されるまでには、5ヵ月ほど掛かる地域があります。
5ヵ月の納期だった場合、2023年11月に注文してもハイラックスに乗れるのは、来年の2024年4月中となります。
冬を越えることになるので、納車待ちの状態が長く続くことになるので、待ち切れない人のキャンセルが増えてきます。
ここでは、ハイラックスの納期を早める方法や、納期が待てない人への代替え案などを紹介していきます。
納期が早いディーラーを探す!
ハイラックスに限らず、地域やディーラーの店舗によって、メーカーからの割り当て台数や納期が異なります。
ハイラックスは、トヨタ全店で取り扱っているので、納期が早いディーラーを探すといいでしょう。
注意点としては、電話で納期を聞くのではなく、直接店舗に出向いて話をするのが、冷やかしだと思われないので正確な納期を聞くことができます。
キャンセル待ちを入れる!
一般的な新車の納期は、1ヵ月~2ヵ月程度と言われています。
ハイラックスは2023年8月に受注再開してからは、納期が多少早まってはいますが、それでも3.5ヵ月~5ヵ月程度の納期が掛かっています。
納期の期間が長くなればなるほど、何らかの理由でキャンセルする人が必ず出てきます。
キャンセル待ちを入れておくことで、キャンセルされた車両をそのまま購入することができます。
ただし、必ずしも希望するグレードや装備の車とは限らないので、キャンセル車を購入する場合は、ある程度の妥協が必要になります。
納期が待てない人には、代替え案としてキャンセル車の購入をおすすめします。
展示車か試乗車を購入する!
冷蔵庫や洗濯機などを購入するとき、色々な商品を見比べてから買いますよね。
ハイラックスは400万円を超える高級車ですから、現車を見たり乗ったりしてから買うのが一般的です。
そのため、最も売れている人気グレードを展示車に採用しているディーラーが多く、展示期間が終了する際には普通に販売しています。
試乗車の場合は、新規登録済の車両ですから、新車ではなく完全な中古車になります。
新車と変わらない状態ですが、毎日試乗に使われているので、走行距離が延びるという欠点があります。
新車で納期を早めたい人は、展示車の購入が向いていますが、価格が安く納期を優先する人には、試乗車の購入をおすすめします。
ただし、展示車や試乗車は自由に購入できないため、購入希望の人は各ディーラーに問い合わせ下さい。
ディーラー以外で新車を買う!
「ディーラーで買うと納期が長い」「展示車はディーラーが売ってくれない」など、1日でも早くハイラックスが欲しい人は、ディーラー以外の中古車販売店で新車を購入する方法があります。
この場合、新規登録に必要な書類が揃えば最短2週間程度で納車できるメリットがあります。
また新車と同じように保証を受けることできるので安心です。
ただし、工場生産時に架装するオプションパーツの注文はできないため、装備内容をよく確認してから購入して下さいね。
ハイラックスを安く購入する方法
時間と労力を使うことで、ハイラックスを安く購入することは可能です。
ハイラックス購入の値引き交渉をしたり、下取り車の査定額アップ交渉をするなど、安く購入するには根気も必要になります。
ここでは、ハイラックスを安く購入する方法について、詳しく解説していきます。
値引き交渉を頑張る!
新車購入時の商談で、「値引きの限界額」を引き出すことで、ハイラックスの新車が安く買えます。
そこでおすすめするのが「相見積もり」で、複数のディーラーを回って見積書を取得するだけですから、難しい駆け引きをすることなく、限界値引きが引き出せます。
例えば、ネッツトヨタで購入予定の場合は、同じトヨタ系列の「カローラ店」と「トヨタ店」で、ハイラックスの購入見積書を取得して下さい。
この時に重要になのは、2社の見積額がネッツトヨタよりも、安くなければいけません。
「カローラ店」と「トヨタ店」の見積書を兼ね合いにだしつつ、ネッツトヨタの最終商談で限界値引きを引き出します。
もしも、2社よりもネッツトヨタの金額が高い場合は、一番安いディーラーで買えばいいだけです。
ハイラックスを安く購入したいなら、相見積もりはおすすめの方法です。
下取り車を高く売る!
下取り車がある場合は、ディーラーだけに査定を任せるのではなく、車買取専門店や中古車販売店など、複数の業者で買取査定を行って下さい。
ハイラックスを購入するための頭金になる下取り車は、1円でも高く買い取ってくれる業者を探すことが先決!
それでは、下取り車が高く売れると、ハイラックスが安く買えるのかを解説していきます。
項目 | ディーラー | A社 | B社 |
---|---|---|---|
ハイラックス見積額 | 450万円 | 450万円 | 450万円 |
下取り査定 | 100万円 | 120万円 | 140万円 |
ハイラックス購入費用 | 350万円 | 330万円 | 310万円 |
上記のように、下取り車の査定が高くなればばるほど、ハイラックスの購入費用が安くなります。
多くの人は、購入するハイラックスの値引き交渉を全力で行いますが、下取り査定に触れない人がほとんどです。
ハイラックスの値引き交渉も大切ですが、下取り査定交渉も同じくらい重要です。
下取り車がある場合は、複数の車買取業者でも査定を行って、1番高く買い取ってくれる業者で手放すことで、ハイラックスを安く購入することができます。
ハイラックスを購入するときには、下取り査定で買い叩かれないように注意して下さいね。
中古車購入も検討する!
値引きや下取り交渉も大切ですが、ハイラックスを安く購入するなら、中古車の購入も検討する必要があります。
中古車と言っても、新車に近い状態の車を選ぶことが大切で、できれば2023年式の現行型を狙うようにして下さい。
でも、どのような中古車を買えば良いのか分からない…。
そのような方は下記のような中古車を選ぶと良いでしょう!
- 現行に近い年式
- 走行距離が短い
- リセールバリューの高いカラーリング(黒か白)
中古車とはいえ現行に近い年式の車両を選ぶことで、新車に近いハイラックスを数十万円安い価格で購入することができるので、価格を抑えたい人は中古車を購入するのがおすすめです。
また中古車は価格の安さ以外に納期が早いメリットがあるので、早くハイラックスを手に入れたい人に向いている手段と言えます。
中古車を選ぶ際には、「事故車」や「メーター改ざん車」も紛れているので、十分に注意して必ず現車を確認したうえで購入してくださいね。
ハイラックスをキャンセルするとどうなる?
契約したハイラックスでも、下記の条件をクリアしている場合のみ、キャンセルすることが可能です。
- オプションパーツ未架装であること。
- 新規登録の手続き前であること。
- 納車前であること。
ハイラックスをキャンセルすると、生産途中の車両は、ディーラーの在庫車になります。
新規登録前の車両のため、その後も新車として販売することは可能ですが、工場生産時にしか取り付けができないメーカーオプションパーツの購入ができません。
キャンセルすると、ディーラーにも迷惑が掛かるので、余程の理由がない限りはキャンセルしないようにして下さいね。
ハイラックスはどんな人に向いている?
ハイラックスは、老若男女から愛される大衆車ではなく、限られた層の男性から高い支持を得ています。
どのような人にハイラックスは向いているのか?を解説していきます。
荷物を車内に載せたくない人!
ハイラックスの魅力は、乗用車と同じ5名乗車が可能な上に、トラックのような荷台(デッキ)が後部についていることです。
デッキスペースは、最大500kgまでの荷物を積むことが可能で、亜鉛メッキ鋼板を採用しているので、サビや腐食にも強いのが特徴。
- 開口幅:1,380mm
- 床面奥行:1,565mm
- 床面幅:1,105mm
- 荷台高さ:480mm
アウトドアや趣味など、あらゆる使い方ができるハイラックスは、荷物をたくさん積みたい人に向いている車両です。
悪路走行に強い車を求めている人!
ハイラックスは、未舗装道路などの過酷な路面状況にも耐えうる「高剛性フレーム構造(ラダーフレーム)」を採用しているので、荒い運転にも耐えることができます。
国産車でラダーフレームを採用しているのは、ハイラックスの他にジムニーやランドクルーザーしかないため、熱狂的な愛好家が世界中に存在しています。
また、車内からダイヤル操作で駆動方式の切替ができる「パートタイム4WDシステム」を搭載しているので、悪路や雪道はもちろんのこと、急坂や泥道なども難なく走破することができます。
オンロードとオフロードの両方を快適に走破したい人に、ハイラックスは向いています。
価値の高い車が欲しい人!
ハイラックスは、国産車で唯一のピックアップトラックで、中古車としてもリセールバリューが高い車です。
ハイラックスの中古車は、Wキャブの4WDディーゼル車であれば、20年以上が経過した現在でも、200万円以上の価格で流通しています。
ハイラックスは代替えが利かない特殊な車種ですから、今後も中古車としての価値が上がる可能性を持っています。
リセールバリューが高い車が欲しい人は、車の価値が下がらないハイラックスの購入をおすすめします。
車の購入に役立つ!おすすめサービス!
欲しい車があるけど、インターネット上だけの情報だけでは不安…。
購入を検討するために1回試乗とかしたいな…。
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---|---|
運営会社 | 楽天グループ株式会社 |
設立 | 1997年2月 |
本社 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 |
公式サイト | https://car.rakuten.co.jp/newcar/ |
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設立 | 2021年2月 |
公式サイト | https://www.zba.jp/car-hanbai/ |
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ズバット車販売の使い方は簡単4ステップ!
まとめ
ハイラックスの2023年の最新納期情報を徹底解説してきましたが、トヨタの主要取引先である中央発條株式会社の藤岡工場で、2023年10月16日に爆発事故が発生しました。
中央発條株式会社では、トヨタ全車種のサスペンションスプリングやエンジン用バルブスプリングなどを生産をしているため、部品調達に影響が出る恐れがあります。
中央発條株式会社の工場火災の影響で、トヨタの国内7工場は生産停止となっていましたが、2023年10月17日時点の工場出荷状況を見る限りでは、ハイラックスの納期には影響がなさそうです。
しかし、ハイラックスは海外生産で、セミノックダウン方式(部品は別途調達)を採用しているので、今回の火災事故によって部品調達が遅延する可能性があります。
以前と比べて納期が早まってはいますが、これからハイラックスの新車を購入する人は、最新の納期情報を公式サイトなどで、こまめにチェックするようにして下さい。