故障車は買取できる？動かない車の買取相場やおすすめの故障車買取業者を徹底紹介！

修理代が高いからと言う理由で、修理をしないまま故障車を放置している人はいませんか？

車を放置したままでは、何も良いことはありません。故障車や動かない車を処分するには、莫大な費用が掛かると思っている人がたくさんいます。

今回は、故障車や動かない車の買取相場や、おすすめの故障車買取業者を紹介していきます。自宅で眠っている故障車をお金に換えたい人は必見の記事内容になっています！

故障車を放置するとどうなる？

故障車の修理をしないで、そのまま放置し続けると一体どうなるのか？結論から言いますと、故障車を放置してもメリットは殆どありません。故障車を放置したときのデメリットを紹介します。

自動車税

自動車税は、車を所有している全ての人に課せられる税金で、故障して放置している車でも自動車税の納付義務はあります。また、車検が切れた放置車両であっても、自動車税の納税義務は課せられます。

自動車税の支払いを止めたい場合には、「一時抹消登録」もしくは「永久抹消登録」の手続きを行う必要があります。

車が壊れる

故障車を放置していると、空き家と同じで急激に劣化が進みます。

例えば、放置期間が長いとバッテリーが上がってエンジンが掛かりませんし、タイヤも劣化して安全に走行することができなくなります。また、ボディやブレーキも錆びてくるので、故障個所以外に修理が必要になります。

その他にも、オイル類の劣化が進むことで、エンジン本体やミッションに大きなダメージを与えてしまいます。

ローン支払い

車をローンで購入した場合には、たとえ車が故障して乗らなくなっても、毎月のローン支払いがなくなることはありません。

車をローンで購入した以上、全て完済するまでは売買や抹消手続きは基本的にできないので、ローンで購入した放置車両の自動車税を止めたい場合は、銀行や信販会社に相談するようにして下さい。

その他の維持費

駐車場を借りている場合には、故障車を放置している間の駐車場代が必要になります。また、任意保険に加入している人は、保険の中断手続きをしなければ、保険料もかかってしまいます。

ただし、他人の車を運転する機会がある人は、任意保険の加入が必要ですから、保険会社に相談してそれ相応の手続きを行う必要があります。

なぜ故障車でも売ることができるの？

動かなくなった車や、未修理の故障車でも売ることができます。なぜ売れるの？と疑問に思う人もいるかもしれません。ここでは、故障車でも売れる理由について説明していきます。

輸出する

長い間、放置していたボロボロの車でも「日本車」と言うだけで、海外では需要があります。

海外では修復歴や走行距離は、それほど気にする必要がないので、日本では販売が難しい廃車にするような車でも、動きさえすれば売ることが可能です。

たとえ発展途上国でも、日本車を修理する工場は多くあるので、故障車でも輸出ルートさえ整っていれば売ることができます。

解体業者に売る

車は産業廃棄物として、売ることができます。解体業者では、車の価値としてではなく、鉄の価値として買取をしてくれます。

たとえ不動車であっても、鉄の相場で買い取りをしてくれるので、放置車両の処分で困っている人は、解体業者に相談することをおすすめします。

ただし、古い車や高年式車に関係なく「一律料金」の解体業者が多いので、愛車の価値を調べた上で解体業者に依頼するようにして下さい。

部品として売る

故障車を廃車にするしか手段がない場合には、各パーツを中古部品として販売する方法もあります。

高値で売買されている中古部品もあるので、動かない車で10,000円～20,000円でしか売れないなら、各部品を個別で売る方が利益が出せます。

個人売買が可能なフリマサイトなどは、中古部品の取引が活発に行われているので、売れる部品をフリマサイトで販売してから、解体業者に車体を売るのが得策です。

故障車の買取相場や買取業者の選び方

故障車を売るには、「車買取専門店」もしくは「故障車専門の買取業者」のどちらかで売ることが一般的な方法です。ここでは、故障車の買取相場や買取業者の選び方について説明していきます。

一般的な車買取専門店を利用するケース

国内最大手の車買取専門店「ガリバー」や「ネクステージ」などでも、故障車や動かない車の買取は行っています。

ただし、重度な故障車や動かない車は、買取相場が極端に低く、無料引き取りもしくは10,000円程度の買取査定額が一般的です。

軽度な故障車であれば、販売ルートが豊富なガリバーやネクステージで、高額査定を狙うことが可能です。

故障車専門の買取業者を利用するケース

故障の程度が重度の場合には、故障車や事故車の買取を専門にしている買取業者で売ることをおすすめします。

故障車専門の買取業者は、中古車としての買取相場ではなく、鉄や部品の価値として買取査定を行うため、一般的な車買取専門店よりも高値で売れることがあります。

例えば、走行距離が少ない不動車なら、車本体は鉄として売れまし、エンジンやミッションは中古部品として高値で売ることができます。

また、部品供給が終了している低年式車は、中古部品としての価値が高く、コアなユーザーに高値で売れることがあります。

一般の車買取専門店で嫌われ重度の故障車や動かない車の処分で困っている人は、故障車専門の買取業者に売ることをおすすめします。

故障車を買取に出すときの注意点

故障車を買取に出す際の注意点をいくつか紹介させて頂きます。

車は綺麗にすること

車の買取査定で大切なのは、良い車に見えるかどうかが重要です。たとえ動かない車や故障車であっても、綺麗な車であれば部品としての価値が高まるため、高値で売れることがあります。

事故などで外観がボロボロの車でも、せめて内装だけでも綺麗にして車の価値を高めて下さい。

純正部品に戻す

カスタムした故障車であれば、できるだけ純正部品に戻してから買取査定に依頼して下さい。

純正パーツに戻した方が高値で売れると書いている記事も見かけますが、実際には純正の車よりもカスタマイズされた車の方が高値で売れます。

しかし、買取査定では社外部品の細かい査定は行われず、車両本体の価値が優先されるので、査定評価としては若干アップするだけです。それなら純正部品に戻した車を買取に出して、社外部品は別で売った方が得することができます。

故障車の修理はしない

故障車を買取に出す場合は、軽度な故障以外の修理はしないで査定に出して下さい。

例えば、莫大な修理費用を掛けてエンジンを修理したとしても、修理費用と同等の買取査定額は得られません。

修理代や費やした時間・労力が無駄になるだけです。故障車を買取に出す際には、査定評価が低い状態でも、修理しないでそのまま売るようにして下さい。

修復歴や事故歴は隠さない

車の買取査定時に修復歴や事故歴を隠したり誤魔化したりすると告知義務違反になってしまうので注意しましょう。

意図的に修復歴・事故歴の告知義務違反をしてしまうと、万が一不具合が生じた場合に瑕疵担保責任を負うことになり、トラブルになってしまう恐れがあります。

そもそも車買取のプロである査定士を騙すことはできないので査定の際は正直に不具合箇所を申告するようにしてください。

当サイトでおすすめ故障車・廃車買取業者ランキング！

前述でも紹介しましたが、ガリバーやネクステージなどの車買取専門店でも故障車の買取は可能です。

しかし動かない車は故障車や事故車などを得意とする廃車買取業者で売ることをおすすめします。

ここでは、当サイトがおすすめする故障車専門の廃車買取業者を何社か紹介させて頂きますので、故障車の処分を考えている人は参考にして下さい。

廃車本舗

項目	概要
社名	アイ・エッチ・エム・トレイド株式会社
設立	2000年
本社	京都府京都市中京区西ノ京職司町67-72
公式サイト	https://haisyahonpo.jp/

廃車本舗は、アイ・エッチ・エム・トレイド株式会社が運営している車買取専門業者で、主に故障車や事故車を専門に買取を行っています。

廃車本舗の特徴としては、独自の販売ルートが確立しているため、日本では廃車扱いになってしまう故障車や動かない車でも、輸出用として高額買取をすることができます。

また、自社でリサイクル工場も完備しているため、動かなくない車はリサイクル部品として買取を行っています。

故障車の買取からリサイクルまでの工程を自社で完結できる廃車本舗は、余分な中間マージンが発生しないので、故障車でも高額査定の期待ができます。

グーグルによる廃車本舗の口コミ評価は「3.8」で、総合的にも高い評価です。

カーネクスト

項目	概要
社名	株式会社ラグザス・クリエイト
設立	2008年4月
本社	大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB 18階
公式サイト	https://carnext-haishakaitori.jp/

カーネクストは、株式会社ラグザスクリエイトが運営している車買取専門業者で、故障車や動かない車の買取に定評があります。

カーネクストの特徴としては、ローンが残っている車以外なら、どのような車でも0円以上で買い取ってくれるところで、動かない車でも引き取り料やレッカー費用も全て無料で行っています。

また、買取に関する手続きも無料で代行してくれるので、全く価値がない車の処分も、お金の持ち出しがありません。故障車や動かない車の価値を知りたい人は、公式サイト内の「無料査定」に簡単な情報を入力ことで調べることができます。

グーグルによるカーネクストの口コミ評価は「3.7」で、総合的にも高い評価です。

ハイシャル

項目	概要
社名	ユニオンエタニティ株式会社
設立	2016年5月
本社	大阪府大阪市西区南堀江1-1-14 四ツ橋中埜ビル4F
公式サイト	https://haishall.jp/

ハイシャルは、ユニオンエタニティ株式会社が運営いている事故車買取サービスで、ハイシャル以外にも中古車フリマサイト「クリマ」や、車陸送サービス「車陸送.com」なども事業展開しています。

ハイシャルは、通常の買取専門店とは異なり、現車の査定をしないで買取を行う非対面型の営業スタイルをとっているので、対面型の商談が苦手な人にはおすすめです。

グーグルによるハイシャルの口コミ評価は「3.6」で、総合的にも高い評価です。

タウ

項目	概要
社名	株式会社タウ
本社	埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 LAタワー10F
公式サイト	https://www.tau-reuse.com/

株式会社タウが運営する事故車買取のタウは、500名ほどの従業員を抱えている業界最大級の事故車専門・車買取業者です。

タウの強みは、世界120ヵ国以上(アジア・27ヵ国/中南米・25ヵ国/オセアニア・7ヵ国/ロシアCIS地域・12ヵ国/欧州・19ヵ国/その他地域・22ヵ国)の輸出ルートを持っていることです。

タウでは、約10万台/年の故障車や事故車の買取実績があるため、国内では需要がない車でも、輸出用として高額買取が可能です。

グーグルによるタウの口コミ評価は「5.0」と非常に高い評価ですが、口コミ数が極端に少ないため、参考程度に留めて下さい。

廃車ラボ

項目	概要
社名	株式会社ECOLOGY SYSTEM
設立	2008年10月
本社	東京都調布市飛田給1-2-2
公式サイト	https://haisha-labo.com/

廃車ラボは、中古車販売店の株式会社エコロジーシステムが運営している廃車専門の車買取専門店で、買取と廃車の2通りで業務を行っています。

故障車や事故車であっても需要のある車であれば、中古車相場を元に買取を行ってくれます。また、動かない車や価値がない車の買取は、自動車税や自動車重量税の還付金とは別に、鉄や部品の価値として買取額が支払われます。

還付金を含んだ価格で買取査定を行う業者が多い中、廃車ラボは良心的な営業スタイルをとっています。

安心感を求めるユーザーには、廃車ラボをおすすめします。グーグルによる廃車ラボの口コミ評価は「5.0」と非常に高い評価ですが、口コミ数が少ないため、参考程度に留めて下さい。

カービュー事故車買取

項目	概要
社名	ヤフー株式会社
事業開始日	2019年10月
本社	東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
公式サイト	https://kaitori.carview.co.jp/

カービュー事故車買取は、ヤフー株式会社が運営している車買取一括査定サイトで、事故車や動かない車の買取査定や買取相場情報サービスとしては、業界で最も古い老舗サイトです。

カービュー事故車買取は、自走が困難な故障車や事故車だけを取り扱っている一括査定サイトで、300社以上の加盟店と提携しています。他社で安い査定額を提示された場合には、最大8社の買取業者が競い合ってくれるカービュー事故車買取で高額査定を狙って下さい。

故障車買取の査定額に不満を抱えている人は、最後の砦としてカービュー事故車買取サイトの利用をおすすめします。グーグルやTwitterでは、カービュー事故車買取の口コミ評価を確認することができませんでしたが、公式サイトの査定満足度では「4.0」の評価が最も多く、一部の体験談として参考にして下さい。

まとめ

故障車や動かない車でも、鉄や中古部品として買取をしてくれる業者があります。年式の古い車でも、走行距離の少ない車や人気車種の場合には、事故現状車や動かない車であっても、高額査定を狙うことが可能です。

故障車や事故車だからと言って売るのを諦めていた人は、今回紹介した「当サイトおすすめの事故車買取専門業者」で、買取査定依頼を行って下さい。きっと想像を超える価格で売ることができるでしょう。