軽自動車の車検料金の相場はどのくらい?格安車検のコツを徹底紹介!

車を購入する際の選択肢の一つとして、維持費のことを中心に考える方が多くいます。

普通車と軽自動車を比べたときに、同じ車両本体価格の車であっても、軽自動車は購入後の維持費が普通車よりも圧倒的に安く済みます。

しかし、軽自動車は車検が安いとは言え、車の状態によっては高額な車検費用になることも少なくありません。

今回は、軽自動車の車検料金相場や格安車検について徹底紹介しますので、軽自動車の車検を安く済ませたい方には必見です!

目次

軽自動車の車検費用について

一般的な軽自動車の車検は、新車を購入してから3年後に初回の車検を迎え、その後は2年毎に車検を受けることになります。

当然ですが、走行距離がそれほど延びていない初回の車検費用は、重大な整備をする可能性が少ないことから、車検費用も安く済みます。

しかし、年式や走行距離が増えていくと、劣化する部品も増えることから、交換する部品が多くなり、車検費用もその分だけ高くなります。

ここでは、軽自動車の車検費用について説明していきます。

軽自動車の車検費用

軽自動車の車検を受ける際に必要な費用は、以下の内訳になります。

自動車損害賠償責任保険料

一般的には「自賠責保険」と呼ばれている保険で、加入することが義務付けられている「強制保険」です。

軽自動車の車検を受ける際には、車検期間である「24ヶ月19,730円」もしくは「25ヶ月20,310円」の自賠責保険料契約が必要になります。

基本的には「24ヶ月19,730円」で加入するのですが、車検満了日前に自賠責保険が切れてしまうと「1年以下の懲役、50万円以下の罰金」が科されるため、1ヵ月猶予のある「25ヶ月20,310円」で加入することもあります。

参考:損害保険料率算出機構『自動車損害賠償責任保険基準料率

自動車重量税

自動車重量税は、軽自動車を購入する際や車検を受ける際に課せられる税金で、軽自動車の自動車重量税は普通車と違って、税額が一律です。

税額に変動がない代わりに、「経過年数」「エコカー対象」「自家用もしくは事業用」によって、税額が異なります。

軽自動車の自動車重量税は、以下のように決められています。

項目自動車重量税
エコカー(本則税率)5,000円
エコカー対象外6,600円(事業用5,200円)
13年経過8,200円(事業用5,400円)
18年経過8,800円(事業用5,600円)
参考:自動車重量税

印紙代

印紙代とは、自動車の税金や手数料などを支払うときに発行される印紙で、軽自動車の車検や適合証明の手数料を支払うときに購入します。

軽自動車の車検印紙代は、車検を受ける整備工場の認定基準に応じて印紙代が異なります。

  • 「指定工場」で車検を受ける場合:1,100円
  • 「認証工場」で車検を受けた場合:1,400円

国の認定基準に合格した「指定工場」で、軽自動車の車検を受ける場合には、印紙代が安く済みます。

また、軽自動車検査協会に車両を持ち込まなくても、保安基準適合証の発行が行えるメリットもあります。

一方、「認証工場」で軽自動車の車検を受ける場合には、軽自動車検査協会に車両を持ち込み、車検ラインに通さなければ、保安基準適合証が発行されません。

車検基本料金

軽自動車の車検を受ける場合には、車検に合格するために必要な整備点検「24ヶ月定期点検」や「消耗部品の作業工賃」などが含まれています。

この整備点検作業を怠ってしまうと、車検に合格することができないことがあります。

車検基本料金は、業者や整備工場によって異なるため、事前に調べる必要があります。

店舗車検基本料金
車検のコバック24,786円
カーコン車検14,300円
車検の速太郎14,300円

車検基本料金は変更の可能性があるので、正しい情報は各店舗の公式サイトをご確認ください。

上記の通り、車検専門業者でも、車検基本料金に差があります。

ただ、車検基本料金に「車検代行手数料」や「車検検査費用」などが含まれている場合があるため、車検を依頼する場合には事前に確認するようにして下さい。

軽自動車の車検費用は10万円で足りる?

軽自動車の車検費用は総額10万円で足りるの…?

軽自動車の車検費用はどのくらいの金額が必要か気になりますよね。結論から言いますと、軽自動車の車検は10万円で十分足ります。

その理由を車検のコバックを参考にして、説明します。

項目金額
車検基本料24,786円
自賠責保険19,730円
軽自動車重量税6,600円
印紙代1,500円
車検費用合計52,616円
参考:車検のコバック公式サイト

車検のコバックでは、様々な割引を適用した場合には、最大で8,800円もの割引サービスを受けることができます。

しかし、上記のように割引の恩恵がなくても「52,616円」で、軽自動車の車検が受けられます。

ただし、上記の車検費用は車両に全く問題がない場合で、修理を要する場合には部品代や作業工賃が別途必要になります。

重大な修理が必要な場合を除いては、軽自動車の車検費用は10万円で十分に足りる金額です。

10万キロを越えた軽自動車の車検費用は?

10万キロを越えた軽自動車の車検費用についてですが、走行距離の多い少ない関係なく、基本的には車検費用は変わりません。

しかし、軽自動車に限らず、走行距離が10万キロを超える頃から、部品の劣化や故障が増えてくるため、部品の交換費用や修理費用が多く必要になります。

基本的な消耗品とは別で、走行距離10万キロを目安に交換が必要になる主な部品を紹介します。

  • タイミングベルト
  • ウォーターポンプ
  • オルタネーター
  • ラジエター関連
  • ブレーキ関連

最近の軽自動車は、エンジンや部品の品質も向上しているので、10万キロ程度では問題なく使用することができます。

ひろし

それぞれの部品の役割や交換するタイミングについて紹介しますね!

タイミングベルト

タイミングベルトは切れてしまうとエンジン本体が壊れるので、走行距離が8万キロになったタイミングで交換するのが一般的です。

ウォーターポンプ

ウォーターポンプは、ラジエターで冷却した水をポンプで全体に送る重要な部品で、交換するにはタイミングベルトを外す必要があるため、タイミングベルトと合わせて交換するのが理想的です。

オルタネーター

オルタネーターが壊れると、バッテリーに電気が供給されなくなるため、10万キロ前後に交換することが理想的です。

ラジエター関連

ラジエター関連はエンジンがオーバーヒートすることを防ぐ役割を持った部品です。10万キロを目途にラジエターホースやサーモスタットなどは交換するようにして下さい。

ブレーキ関連

ブレーキ関連の部品は、ブレーキパッドやブレーキオイルの他に、走行距離が10万キロにもなると、ブレーキディスク自体が摩耗しているケースがほとんどです。ブレーキディスクが削れてしまうと、ブレーキパッドの性能が著しく低下するので、安全面でも非常に危険です。ブレーキディスクの交換費用を抑えるなら、ブレーキディスクを研磨する方法もあるので、予算に合わせて検討するようにして下さい。

このように、10万キロの軽自動車は、色々な部品が劣化してくるタイミングと重なるため、基本的な車検費用とは別で、高額な修理費用が必要になります。

しかし、あくまでも10万キロでの交換を推奨している部品で、10万キロになったからと言って、絶対に交換しないといけない訳ではありません。

壊れてしまうと重大な故障に繋がる部品ばかりですから、通常の車検費用とは別で交換費用を用意することをおすすめします。

ディーラー車検とユーザー車検の流れや費用相場は?

軽自動車の車検には、業者に車検を任せる「ディーラー車検」と、自分で車検の全てを行う「ユーザー車検」があります。

ここでは、ユーザー車検とディーラー車検の流れや車検費用の相場について説明していきます。

ディーラー車検とは?

ディーラー車検とは、自動車販売業者や自動車整備工場など、業者に全てのことを任せる車検のことを言います。

ディーラー車検は、以下の流れで実施されます。

  1. 車検を依頼する業者に「電話」「インターネット」「店頭」にて、車検の予約手続きを行う。
  2. 改造車などは、車検が受けられないため、車検が受けられる車かどうかの確認を行う。
  3. 概算の車検見積もりを出すため、簡単な車検点検を行う。
  4. 概算見積もりの内容に納得すれば、車を預ける日時の打ち合わせを行う。
  5. 「自動車検査証」「自動車損害賠償責任保険証明書」「軽自動車税納税証明書」を用意した上、車を業者に預ける。
  6. 業者は、法定に添った24ヶ月定期点検や分解作業を行う。
  7. 車の状態や交換部品などの説明を行った後、車検整備を実施する。
  8. 完成検査及び車検に合格して完了。
  9. 車検完了後、車検検査以外で気になる整備箇所などの説明を行う。
  10. 車検費用の清算を行う。

ディーラー車検は、しっかりと整備を行うため、整備料金によって車検整備費用が業者によって大きく異なります。

ディーラー車検は、車検費用を惜しまず、しっかりと整備を受けたい方や、できるだけ労力を使いたくない方などに向いている車検方法です。

ユーザー車検とは?

ユーザー車検はディーラー車検とは逆で、車検に関する全てのことをユーザー自身で行う車検のことを言います。

ユーザー車検は、ある程度の車検整備を自分で行う必要があるので、ユーザー車検を受ける前には、事前点検を自分で行います。

車検に合格するためには、以下の項目を中心に点検して下さい。

項目解説
灯火装置の点検ヘッドライトやウィンカーなどの灯火類が、正常に点灯または点滅しているかどうかの確認を行う。バルブの色や明るさの点検、レンズのヒビ割れなどは要交換。
ガラスの点検フロントガラスのヒビや傷の確認を行う。
タイヤの点検溝の量(1.6mm以上)や亀裂などが入っていないかの確認を行う。フェンダーからタイヤがはみ出していると車検に合格しません。
内装の点検発炎筒の使用期限、ホーンマークやシフトレバーマークの有無、シートベルトやエアバッグの警告灯、メーターの球切れなどの確認を行う。
機能作動点検ワイパーやウォッシャー液の作動、ホーンの作動、マフラーの排気漏れなどの確認を行う。
ゴム部品の点検ドライブシャフトブーツやステアリングラックブーツの破れなどの確認を行う。

上記の点検を行った結果、不具合箇所がある場合には、車検に受からないため、自分で交換修理をしなければなりません。

もし、自分で修理ができない場合は、整備工場などで交換修理を行ってから、車検を受けるようにして下さい。

事前点検で問題がなければ、ユーザー車検を以下の流れで行います。

  1. 「自動車検査証」「自動車損害賠償責任保険証明書」「軽自動車税納税証明書」「24ヶ月定期点検記録簿」を用意する。
  2. 軽自動車検査協会の公式サイト内「検査予約システム」にて、車検の申し込み予約を行う。
  3. 車検当日は、予備検査を軽自動車検査協会の周辺にあるテスター屋で行う。
  4. 軽自動車検査協会で、車検に必要な用紙(軽自動車検査票/自動車重量税納付書/継続検査申請書)に必要事項を記入する。
  5. 軽自動車検査協会内の印紙を販売している窓口で、自動車重量税分の「軽自動車重量税印紙」と、検査手数料分の「検査手数料印紙・証紙」を購入して、それぞれの用紙に印紙を貼る。
  6. 自動車損害賠償責任保険の継続手続きを行う。
  7. 継続検査用の軽自動車税納税証明書を、軽自動車検査協会敷地内にある納税確認窓口に提示する。
  8. ユーザー車検窓口に車検に必要な書類一式を提示して、車検受付手続きを行う。
  9. 検査コースに愛車を乗り入れ、検査ラインを支持通りに進みながら各検査を行う。
  10. 検査ラインを合格した場合は、検査証交付窓口に書類一式を提出することで、新しい検査標章が交付されて、ユーザー車検は終了です。

ユーザー車検は、事前点検から車検手続きまでの全てを自分で行うため、車に興味がない方や車の知識が乏しい方には不向きな車検方法です。

逆に車に詳しい方にとっては、愛車の状態を詳しく知ることができるため、人任せのディーラー車検よりもユーザー車検が向いています。

軽自動車のユーザー車検とディーラー車検費用相場比較

ユーザー車検とディーラー車検の車検費用の相場を「エコカー対象外の一般的な軽乗用車」で比較してみます。

項目ユーザー車検ディーラー車検
車検基本料1,5000円~25,000円
自賠責保険(24ヶ月)19,730円19,730円
軽自動車重量税6,600円6,600円
印紙代1,400円1,100円~1,400円
予備検査費用1,500円~3,000円
車検費用合計29,230円~30,730円42,430円~52,730円

ユーザー車検は、車検手続きや車検整備費用などの「車検基本料」が不要のため、車検費用が安くなります。

また、ディーラー車検では車検基本料が業者によって大きく違うため、あくまでも目安の料金として下さい。

ディーラー車検で車検を安く抑えたい方は、車検基本料が安い業者を選ぶことをおすすめしいます。

今回の比較は、あくまでも車両に大きな修理がないことを前提にした車検費用の相場ですから、修理代が別途掛かる可能性があることをご理解下さい。

ユーザー車検とディーラー車検のメリットとデメリットについて

ユーザー車検とディーラー車検では、どちらにもメリットとデメリットが存在します。ここでは、ユーザー車検とディーラー車検のメリットとデメリットについて紹介していきます。

項目メリットデメリット
ディーラー車検・プロの整備士がおこなうので安心
・書類を準備して車を預けるだけなので簡単
・車検整備以外の車の状況を知ることができる
・車両の状態によっては車検費用が高額になる
・繁忙時期は代車を借りることができなかったり、予約が取れなかったりする
ユーザー車検・車検を安く済ませることができる
・車検の知識が身に付く
・愛車の状態を深く知ることができる
・車の知識がないとできない
・平日に時間を取れる方しかできない
・代車がないので車検満了日までに合格しないといけない
・車検後にトラブルや故障のリスクがある
ひろし

よほど車の整備に詳しい方でないとユーザー車検のハードルは高めです。後になって車のトラブルで後悔するなら最初からプロに任せるほうが良いと思います!

上記を見て分かる通り、ユーザー車検もディーラー車検にもメリットとデメリットがあります。

車検費用を極限まで抑えたい方にはユーザー車検が向いていますが、費用を抑えた分、しっかりとした整備ができないため、車検後に大きな故障を起こす可能性があります。

そうなった場合には、車検費用を抑えた意味がなくなってしまうので、軽自動車の車検を受ける場合には、車検費用以外のことも良く考えた上で、車検の方法を選ぶようにして下さい。

おすすめの車検見積もりサイト

軽自動車の車検を受ける方法には、自分が理想としている希望の業者を見つけることができる「車検見積もりサイト」があります。

ここでは、車検見積もりサイトとして最も人気のある「楽天Car車検」と「EPARK車検」について紹介させて頂きます。

楽天Car車検

楽天Car車検とは、楽天が運営する車検見積サイトで、楽天Car車検の無料見積もりを行うだけで、楽天ポイント(500ポイント)を獲得できるなど、楽天の様々なサービスを受けることができます。

楽天Car車検のメリットを紹介します。

  • 参考となる車検費用や事前の無料見積もりがとれる。
  • 楽天ポイント獲得など、様々な特典がもらえる。
  • 自宅周辺の優良業者を探すことができる。

楽天Car車検は、一般的な車検一括見積サイトと違って、好みの整備工場や車検専門店を選択して車検見積もりを依頼するシステムをとっています。

正式な見積もり依頼を出す前に、希望する業者の概算見積もりを調べることができるので、予算に応じた希望の業者を選択することが可能です。

車検の事前見積もりを予約するだけで「500ポイント」の楽天ポイントがもらえるので、楽天会員の方には特におすすめです。

楽天Car車検で無料見積もりはこちら

EPARK車検

EPARK車検は、全国3,300店舗以上のクオリティの高い業者の中から、車検見積もりを比較して自分の希望にあった業者へ車検の予約ができます。

EPARK車検の特徴を紹介します。

EPARK車検の特徴概要
超お宝クーポン店舗によって車検基本料が最大70%割引になるクーポンです。
お宝クーポン車検基本料が最大49%割引になるクーポンで、超お宝クーポンと比べて利用できる店舗数が多いのが特徴です。
24ヶ月法定点検24ヶ月定期点検整備しか取り扱っていないため、安心して車検を受けることができる。
かんたん店舗検索インターネットが繋がる環境さえあれば、24時間どこからでも自宅周辺の優良業者を検索することができます。

EPARK車検は、宣伝するコストを抑えて、その抑えた費用をユーザーの車検費用に還元するシステムをとっているため、高品質な車検にも関わらず、安い費用で車検を受けることができます。

EPARK車検の無料見積もりはこちら

まとめ

最近の軽自動車は、コンパクトな上にミニバン並みの広い居住空間を持った車種が多いことから、国内で販売されている自動車の中で、最も売れている自動車です。

また、自動車税や自動車重量税が安いことに加えて、任意保険料金や車検費用も安く、自動車の中では最もコスパに優れています。

軽自動車は、普通車と比べて車検費用が格段に安いことが分かりましたが、ユーザー車検にチャレンジすることで、更に安く車検を受けることができます。

ただ、軽自動車を愛用している方の大半が女性やご年配の方ですから、整備をほとんどしないユーザー車検が、そのような方に向いているかは疑問が残ります。

とにかく車検費用を極限まで抑えたい方には、ユーザー車検が向いていますが、ストレスなく安心してカーライフを過ごしたい方には、整備が充実しているディーラー車検が向いています。

ご近所で安心して愛車の車検を任せたいなら、「おすすめの格安車検」で紹介した「楽天Car車検」や「EPARK車検」を利用することをおすすめします。

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この記事を書いた人

アラサーの会社員で車やバイクが大好きです。趣味は愛車の洗車やドライブをすることです。自身の車を購入・売却の経験やメンテナンスの知識が誰かの役になれば良いな、と思いましてクルマバイバイの運営を開始しました。車のことで困ったことがあれば当サイトを参考にして頂けると嬉しいです。

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