自動車フリマ「カババ」のメリット・デメリットは？評判・口コミを徹底紹介！

楽天フリマやPayPayフリマなど、中古品の売買を個人間で行う「フリマ」が最近の流行りです。中古車も例外ではなく、中古車販売店などの専門業者を介さず、個人間で売買を行う自動車フリマがあります。

えっ？自動車フリマ？聞きなれない言葉で、初めて耳にした人も居るかもしれませんね。そこで今回は、自動車フリマ「カババ」のメリットやデメリットについて、口コミ評判と合わせて徹底解説していきます。

自動車フリマ「カババ」の運営会社概要について

自動車フリマ「カババ」について解説する前に、運営会社について紹介していきます。

項目	概要
運営会社	株式会社アラカン
設立	2019年3月18日
本社	愛知県名古屋市中区栄2-9-5アーク栄東海ビル7階
事業内容	自動車フリマ事業/カーシェアリング事業
公式サイト	https://www.car-byebuy.com/

カババを運営いている「株式会社アラカン」は、車離れが進む今の時代に終止符を打つため、自動車フリマ事業とカーシェアリング事業の2つの事業を中心に運営しています。

特に自動車フリマは、誰もが気軽に参加できるサービスとして、力を入れている事業の1つです。

自動車フリマ「カババ」は、愛車を高く売りたい！車を安く買いたい！でも、中古車を個人売買するのは不安…と言う人におすすめのフリマサービス。

車の買い替えには多額の費用が掛かりますが、コスト負担を従来の「1/10」を目標としているカババでは、車を売る人と買う人が常にWINWINになるサービスを提供しています。

カババの主なサービスについて

カババは、中古車販売店で買うより、「もっともっと安く中古車が買える」自動車専用のフリマです。ここでは、カババが提供しているサービスについて紹介していきます。

愛車の売却！

カババでは、車買取専門店や業者オークションを介さず、中古車の売買をするため、余分なコストを掛けずに売ることができます。

例えば、車買取専門店は、買取した車を業者オークションや小売りをすることで、利益を出しています。転売で利益を出す訳ですから、必然的に買い取りに出したユーザーが買い叩かれることになります。

その点カババでは、車買取専門店を介さず愛車を売るシステムですから、業者オークション相場並みの高価格で売却ができます。

また、カババは購入者から手数料を徴収するシステムを採用しているため、出品料や成約料が全て無料！初期費用を掛けずに、大切な愛車を高値で売ることができる訳です。

カババで愛車を売却する方法

カババで愛車を売却したい人は、下記の流れで出品エントリーを行って下さい。

カババで愛車を売却する一連の流れを紹介しましたが、出品作業のほとんどをカババが代行してくれます。また、出品後のキャンセルも無料ですし、購入希望者からの質問なども全てカババが代行してくれます。

購入者と直接連絡を取り合うことがないので、気兼ねなく愛車を売ることができますね！

欲しい中古車を買う！

カババに掲載されている2,500台以上もの中古車は、先ほど「愛車の売却！」で紹介した方法を使って、個人が出品している車です。

個人出品とは言え、カババ専任の鑑定士が査定した中古車ですから、品質に関しては保証済み！

2,500台以上の中から、お目当ての車を探すことは大変な作業ですが、カババに用意されている検索方法を使えば簡単に見つけることができます。

カババでは、メーカー名や車種選択の他にも、都道府県やカテゴリーなどでも絞り込むことが可能。また、新着順や安い価格順などの並び替えもできるので、お目当ての中古車を簡単に見つけることができるはずです。

では、カババで車を買う方法を簡単に紹介していきます。

カババで車を買う方法

カババで車を購入する方法は、下記の手順を参考にして下さい。

車両について質問などがある場合は、「この車両についてお問い合わせメッセージを送る」をクリックして、メッセージのやりとりが可能。

また、カババは個人売買ですが、現金以外の購入方法としてローンの利用ができます。購入する前に支払総額の見積もり取得も可能ですから、事前準備をしっかりと行ってから購入して下さい。

カババWanted！

カババでは通常の車探しとは別で、新しい車の探し方「カババWanted！」が、新サービスとして登場！

カババWanted！は、掲載している中古車の中から探すのではなく、「こんな車を探しています！」と募集をかけて、売ってくれそうな人を探すサービスのことです。

 カババWanted！は、下記の手順で募集をして下さい。

カババWanted！で車を購入する場合には、募集する人と譲ってくれる人の「双方が納得した上」で契約を行います。

通常の掲載とは異なり、本当に車を探している人だけが利用できるシステムのため、募集掲載にはシステム利用料金が発生します。

カババの利用条件については、次の項で説明します。

カババの利用条件や手数料について

カババWanted！を利用するには、色々な条件や制約があります。ここでは、カババを利用する上での条件や手数料について説明します。

項目	掲載者側	購入者側
新規会員登録	無料	無料
本人確認	必要	必要
クレジットカード登録	必要	必要
銀行口座	必要	必要
通常掲載料金	無料	–
通常成約手数料	無料	30,000円
カババWanted！掲載料金	1,000円/6ヵ月	–
カババWanted！成約手数料	55,000円	55,000円

カババで車を売る場合は、出品者側は「無料」で掲載できますが、成約した場合にのみ落札者側に「30,000円(税別)」の成約手数料が課せられます。

また、新サービス「カババWanted！」で欲しい車の募集を募る場合は、システム利用料として「1,000円/6ヵ月」が必要になります。

もし、6ヵ月で見つからなかった場合には、6ヵ月ごとに550円で掲載の延長が可能です。ただし、掲載したからと言って、必ずしも欲しい車が見つかるとは限りません。

譲ってくれる人が現れなくても、掲載料金は返金されないことを頭に入れておいて下さい。

また、見事にカババWanted！で成約した場合は、募集者と出品者ともに成約料として「一律・55,000円」の手数料が発生します。

多少の費用が掛かりますが、本気で車を探している人には「カババWanted！」がおすすめです！

ジモティーとカババを比較してみた！

個人間であらゆる不用品の取引が行える「ジモティー」。ジモティーは2011年からサービスを開始している老舗フリマで、1,000万人以上の人が利用しています。

ジモティーとカババを色々な面から比較してみました。

項目	ジモティー	カババ
会員登録	無料	無料
本人確認	必要	必要
車両掲載料	無料	基本的に無料 (一部サービス有料)
車の査定	なし	カババ専任鑑定士
現車確認	購入希望者	カババが代行 ※リモート可
掲載手続き	出品者	カババが代行
掲載後の対応(質問やクレームなど)	出品者	カババが代行
クレーム対応	出品者	カババが代行
成約料	無料	無料 ※購入者のみ30,000円
名義変更	出品者または落札者	カババが代行
支払方法	現金手渡し ※あんしん決済あり	現金またはローン
車の引渡し	個人間	カババが代行

ジモティーは、出品から車の引渡しまでの全ての作業を「個人(出品者)で行う」ことが原則です。

しかし、ジモティーは無料で出品や購入ができる反面、車の現車確認なども自分で行う必要があるため、車に対する知識が問われます。

それに対してカババは、出品作業から車の引渡しまでカババが全て代行してくれるので、忙しい人や個人売買が初めての人でも、安心して利用することができます。

支払いに関しても、個人売買では利用できないオートローンが使えたり、ジモティーでは利用できない銀行振込みも可能。

ジモティーにも「あんしん決済」と言う支払方法がありますが、利用するには「出品金額＋送料」に対して「5％の手数料」が掛かります。

金額によっては、多額の手数料を支払うことになるので、中古車売買ではあんしん決済の利用は不向きなサービスと言えます。

このように、ジモティーは車や高額商品の個人売買にはあまり向いておらず、安心して車の個人売買を行うなら、サービスが充実している自動車フリマ「カババ」をおすすめします。

カババのメリットやデメリットは？

カババには、素晴らしいメリットがたくさんありますが、少なからずデメリットも存在しています。ここでは、カババのメリットやデメリットについて解説していきます。

カババのデメリットについて

①台数の割に車種のバリエーションが少ない！

2,500台以上の掲載台数を誇るカババですが、台数の割に車種の数が少ない印象。

カババは、個人売買専門の自動車フリマサイトですから、マニアックな車種も多数出品されています。

まだサイト設立から2年強しか経っていないので、認知度が高まるにつれて車種の数も増えてくるはずです。

②出品まで時間が掛かる！

出品までに時間が掛かるので、売却を急いでいる人には不向き。

カババに愛車を出品する場合は、「出品エントリー ⇒ 査定日時の打ち合わせ ⇒ 査定実施 ⇒ 出品作業 ⇒ 出品」の手順で行うので、最短でも1週間前後の時間が必要。

また、出品後でも車に乗ることは可能ですが、走行距離などの車両情報を更新しなければなりません。出品してもすぐに売れるとは限らないので、売却を急いでいる人には向いていません。

③車を買っても納車まで時間が掛かる！

カババで車を買っても、納車までにかなりの時間が掛かる。

欲しい車が見つかったとしても、下見依頼の申し込みをしてから、実際に現車確認をするまでも、1週間前後の時間を要します。

そこから、購入する契約手続きや登録手続きなども加わるので、契約から納車までには最短でも1ヵ月程度の時間が必要。

もし途中で何らかのトラブルが起こった場合は、2ヵ月程度掛かることもあるので、納車を急いでいる人には不向き。

④車検間近 or 切れている車両の出品NG！

車検が切れそうな(切れている)車は、出品できない。

「車検が来月切れるから、早く売りたい！」と思っても、車検満了日まで60日を切った車は、カババには出品できません。

車検が切れるタイミングは、車を買い替える絶好のタイミングでもありますが、カババでは売ることができません。

⑤諸経費が高額！

カババで車を購入すると、登録などの諸費用が高額。例えば、「名古屋のCX-8」を「東京都内の人が購入」した場合、購入に掛かる諸費用は以下の通りです。

項目	金額
成約手数料	33,000円
自宅納車料	35,200円
名義変更料	55,000円
車庫証明取得代行料	20,000円
自宅引取料	8,000円
合計	151,200円

出品者が「らくらく納車パック」を必須とした場合は、上記の通り車両代金とは別に「151,200円」の登録諸費用が課せられます。

また、上記のほかにも、土・祝日納車を希望した場合には「16,500円」、希望ナンバー取得を依頼すると「12,000円」など、オプションによって更に諸経費が加算されます。

出品地域によっては、自宅納車料だけでも数十万円以上掛かることがあります。 出品者は無料で掲載できますが、購入者は「成約料・30,000円＋登録諸費用」が必要になるので、事前に見積書を取得することをおすすめします。

カババのメリットについて

①車両価格に消費税がかからない！

個人売買のため、車両価格には消費税が掛からない。中古車販売店で100万円の車を買う場合には、10万円の消費税が課せられますが、個人売買のカババでは消費税は不要！

②出品者＆購入者ともにWinWin

出品者は高値で売却、購入者は安く買える。カババは、店舗を持たないため、「店舗経費」「人件費」「在庫リスク」などが極限まで抑えられる。

そのため、中間マージンが極端に安く、出品者・購入者ともにWINWINの関係が構築されている。

③出品車両はすべてプロが査定！

個人売買とは言え、出品車両は全てプロの査定済車。

一般的なフリマは、掲載車両の情報については出品者を信じるしかありません。 カババでは、専任スタッフが査定した車両しか出品できないため、安心して購入することが可能。

④適正価格で出品＆購入可能！

ぼったくり被害にあわない！膨大な中古車相場データを参考にした価格設定のため、出品されている車両は全て適正価格。

⑤面倒なことはすべてカババが代行！

出品作業から車の引渡しまで、カババが全て代行手続きをしてくれる。

個人売買で最も面倒なのが、「出品するまでの作業」や「出品後の質問・問い合わせ対応」。

この面倒な作業を全てカババが無料で代行してくれるので、個人売買初心者でも、不安なく取引ができます。

⑥オートローンの利用が可能！

個人売買でもオートローンの利用が可能！2021年8月から三菱UFJフィナンシャルグループ「三菱UFJキャピタル」が株式会社アラカンに出資。

三菱UFJフィナンシャルグループの出資は社会的信用度も大きく、オートローンだけではなく、カババにとっては非常に有益なバックボーンになるはずです。

⑦万全の整備体制で買ったあとも安心！

個人売買で購入した車でも、万全の整備体制が整っている。カババで購入した中古車は、オプションとして「メンテナンスパック」の選択が可能。

納車後の整備は、大手カー量販店「イエローハット」が請け負うため、どの地域の人でも気軽にメンテナンスが受けられます。

カババの評判・口コミについて

カババについて、もっと詳しく知りたい！カババを利用した人の感想が聞きたい！など、カババに興味を抱いている人は多いはず。

しかし、サービス開始から僅か2年ほどしか経っていないため、まだまだ知名度が低く、情報量も豊富とは言えません。そこで、グーグルマップの口コミ評判から、カババの良し悪しを調べてみました。

担当者はスムーズに車の査定をしていただけました。ただその場で色々写真等をしてネットにアップしてくれると前置きがあったら、ピカピカに車を磨けたのになぁーと思う次第でございます。

引用元：Googleの口コミ

車の個人売買を手軽にできる画期的なサービス。担当の方に仲介に入っていただいた事で、試乗から納品までスムーズに行うことができ、売手、買手、双方が納得のいく取引ができたと思います。

引用元：Googleの口コミ

正直期待外れですね。先日、出品のために実車を査定してもらいましたが、車を見る前から相場感だけで金額が担当者の中で勝手に決まっていました。最後の説明が終わり、出品金額はいつ決めるんですか？と質問したところ、あれ決まってませんでしたっけ？との回答。こちらとしては、出会ってすぐに、あくまで相場金額を聞いただけで、それが出品額になるなんて思ってもいませんでした。某モータージャーナリストの方が査定してもらった動画の手順とは、随分異なりました。入社して半年程度の方だったようなので、その影響はあるかもしれません。どちらにせよ、実車を時間をかけて見たことに何の意味があったんでしょうか。ただの不具合チェックだけなら、あまり有意義ではないですね。改めてこちらの希望金額を伝えると「それだと売れません。時間の無駄だと思います」とのこと。貴社の仕事は、出品者の要望額に近づけるためにはどうすれば良いのか、追加の付加価値がないのかを聞き出し、購入に価値を感じてもらうことであり、それでも無理な場合は明確な理由を示すことではないのでしょうか。誰でも売れる金額で出品するだけなら、ただのプラットフォームを運営してるだけの会社でしかないですね。説明文でも、価値を感じて貰えるような書き方の努力も見られませんし、査定の時間が無駄だったなと後悔しています。正直、あの程度なら査定とは呼べません。言ってること全てが間違っている訳ではなく、一般論としては正しいとは思います。良くも悪くもその程度です。

引用元：Googleの口コミ

急に星5つのクチコミ増えたけど、社員？会社？のステマでしょ。こんなことしないといけないほど追い込まれてるのかな？システムは良いとは思うけど、掲載した後は放置するしかないし、スピード感もない。社員も売り込むことをしない。当然売れなかったし、掲載した私もカババで買おうとは思わない。

引用元：Googleの口コミ

グーグルマップで口コミ投稿を調べたところ、良い口コミが目立つ一方、少なからず悪い口コミ投稿もありました。

良い口コミ投稿は、「担当者の対応がスムーズ」「双方が納得のいく取引ができた」など、フリマとしての品質の高さに好感を持っている人が多いように感じます。

逆に悪い口コミ投稿は、「査定方法に不満」「売却までのスピード感がない」「出品後は売れるまで放置状態」など、カババが間に入っている以上、売れるまでのサポート体制に不満を抱えている人もいるようです。

売ることを急いでいる人には、改善点も多く、不向きなシステムかもしれません。

当サイトでおすすめ！車買取・車査定サービスについて

まとめ

自動車フリマ「カババ」のメリットやデメリットについて、グーグルマップの口コミ評判を元に徹底紹介してきました。

サービスを開始してから日が浅いこともあって、査定時のトラブルや購入時の手数料など、サービス面に不満を抱くユーザーが多くいます。

ただし、中古車の個人売買としては画期的なサービスですから、これから改善を重ねながら利用者が急増するのではないでしょうか。

大切な愛車をこれから売却する人は、出品無料の自動車フリマ「カババ」の利用をおすすめします。