今年(2022年10月)にフルモデルチェンジに近い、ビッグマイナーチェンジが行われた新カローラツーリング。
カローラのステーションワゴンと言えば、商用車のバンタイプのイメージが強いのですが、現在販売されているカローラツーリングは、迫力ある大型フロントロアグリルが特徴で、大衆車のイメージを完全に払拭した力強いデザインになっています。
今回は、12代目カローラのステーションワゴン「カローラツーリング」の値引き相場と値引き限界額について、徹底解説していきます。

記事の最後には、カローラツーリングを安く買うための「値下げ交渉術」も紹介しますので、商談に向かう際の参考にして下さい。
トヨタ・カローラツーリングのスペック情報や魅力について
カローラツーリングは、ミニバンやSUVの人気が高まる中、スポーツカーと並んで需要が激減してしまった数少ないステーションワゴンタイプの乗用車です。
2022年10月にビッグマイナーチェンジが施工されたばかりの「カローラツーリングのスペック情報や魅力」について、詳しく解説していきます。
項目 | ハイブリッド (2WD) | ハイブリッド (E-Four) | ガソリン車 |
---|---|---|---|
グレード | ・W×B ・G ・X | ・W×B ・G ・X | ・W×B ・G ・X |
全長 | 4,495mm | 4,495mm | 4,495mm |
全幅 | 1,745mm | 1,745mm | 1,745mm |
全高 | 1,460mm | 1,460mm | 1,460mm |
室内長さ | 1,795mm | 1,795mm | 1,795mm |
室内幅 | 1,515mm | 1,515mm | 1,515mm |
室内高さ | 1,160mm | 1,160mm | 1,160mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,640mm | 2,640mm |
最低地上高 | 130mm | 130mm | 130mm |
車両重量 | 1,350kg~1,390kg | 1,400kg~1,440kg | 1,260kg~1,300kg |
燃料消費率 (WLTCモード) | 27.3km/L~ 29.5km/L | 24.9km/L~ 27.8km/L | 17.8km/L~ 19.1km/L |
駆動方式 | 2WD | E-Four | 2WD |
排気量 | 1,800cc | 1,500cc | 1,500cc |
エンジン | 直列4気筒 | 直列4気筒 | 直列3気筒 |
燃料システム | ハイブリッド | ハイブリッド | ガソリン |
最高出力 | 98ps | 98ps | 120ps |
最大トルク | 14.5kgf・m | 14.5kgf・m | 14.8kgf・m |
モーター最高出力 | (F)95ps | (F)95ps (R)41ps | – |
モーター最大トルク | (F)18.9kgf・m | (F)18.9kgf・m (R)8.6kgf・m | – |
システム最高出力 | 140ps | 140ps | – |
バッテリー種類 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | – |
- カローラツーリング(諸元表):https://toyota.jp/pages/contents/corollatouring/001_p_001/5.0/pdf/spec/corollatouring_spec_202210.pdf
カローラツーリングは、ノアやヴォクシーにも採用されている「第5世代ハイブリッドシステム」が搭載されており、「レスポンス」「加速性能」「燃費性能」などが格段に向上しています。
グレードのラインナップは、ガソリン車とハイブリッド車ともに同じ設定で、エントリーモデル「X」、装備が充実している「G」、最上級モデル「W×B(ダブルバイビー)」の3グレードが用意されています。
ガソリン車には2WDの設定しかないため、4WD車を望む人は必然的にハイブリッド車の選択しかありません。
ガソリン車には、新開発「1,500ccダイナミックフォースエンジン」が搭載されていますが、3気筒エンジンで、燃費重視の感が否めないところがあります。
カローラツーリングの新車購入を考えている人は、「2WDと4WDの選択ができる」「クラストップレベルの低燃費」「優れた加速性能」などが魅力のハイブリッド車がおすすめで、「G」もしくは「W×B」のどちらかを予算に応じて選択するのが良いでしょう。
カローラツーリングの魅力
2022年10月のマイナーチェンジによって、フロント周りのデザインを中心に、走行性能や安全機能なども一新されました。
特に注目すべき改良ポイントは、ハイブリッド車の走行性能と燃費性能が魅力で、システム最高出力・140psを発揮しつつ、2WDのハイブリッド車の燃料消費率は、クラストップレベルの29.5km/Lを実現しています。
また、ガソリン車もハイブリッド車には劣るものの、高速燃焼技術と直噴技術を採用した1,500ccダイナミックフォースエンジンは、軽快な走りとガソリン車としては最高水準の燃料消費率(19.1km/L)を達成しています。
安全性能では、トヨタブランド定番の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全グレードに標準装備されている他、「プリクラッシュセーフティ」や「プロアクティブドライビングアシスト」などの安全機能が追加されています。
安価な大衆車のイメージが強いカローラシリーズですが、上級車と変わらぬ装備を付帯しています。
カローラツーリングのリセールバリューは?
2019年から国内で販売されているカローラツーリングですが、中古車市場の評価が気になりますよね。ここでは、カローラツーリングのリセールバリュー(中古車としての価値)を解説していきます。
項目 | 新車価格 | 中古車相場 | リセールバリュー |
---|---|---|---|
カローラツーリング | 2,010,000円~3,080,000円 | 1,197,000円~3,450,000円 | 60%~112% |



価格相場などについては、「グーネットの価格相場」を参考にさせて頂きました。
- カローラツーリング価格相場:https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/COROLLA_TOURING/market/
- リセールバリューは、「中古車相場÷新車価格×100」で算出した数字です。
カローラツーリングは販売が開始されてから、今年(2022年)で3年ほどしか経過していません。そのため、中古車市場の流通量が少なく、現段階ではリセールバリューの高い車種と言えます。
特にモデリスタエアロや50ミリオンエディションなどは、中古車市場でも300万円以上の価格で取引が行われています。
カローラツーリングで市場価値を高めたいなら、最上級グレード「W×B(ダブルバイビー)」の特別仕様車やエアロカスタム車が良いでしょう。
カローラツーリングを購入するなら新車と中古車どちらが良い?
カローラツーリングは、販売されてから僅か3年ほどしか経過していない新車種で、状態が悪い中古車の数は少なく、全体的に良質な中古車の流通が目立っています。
そのため、リセールバリューが高いハイブリッド車の最上級グレード「W×B(ダブルバイビー)」を購入するなら、割高な中古車よりも最新モデルのバッテリーが搭載されている新車の購入をおすすめします。
ただし、とにかく安くカローラツーリングを購入したい人には、中古車相場が最も低い初期モデル(2019年式~2020年式)のガソリン車(2WD)が狙い目です。
カローラツーリングの値引き限界額と値下げ交渉術
マイナーチェンジが行われたばかりのカローラツーリングは、ステーションワゴンのライバル車も少なく、値下げ交渉がシビアな車種と言われています。



ここでは、カローラツーリングの値引き限界額と値下げ交渉術について紹介していきます。
カローラツーリングの値引き限界額について
カローラツーリングの値引き限界額を、Twitterの口コミ情報を元に調べてみました。
各店舗によって異なりますが、トヨタの場合は「車両価格の12%~15%」が、ディーラーの利益と言われています。
例えば、ハイブリッド車のW×B(E-Four)は、新車車両本体価格が3,048,000円なので、36万円~45万円がディーラーの利益となります。
ディーラーが10万円の利益を確保すると仮定した場合、値引き限界額は「26万円~35万円」と予測することができます。実際に値下げ交渉をした人の口コミ投稿を調べてみても、20万円~25万円の値引き額がほとんどでした。
店舗によっては25万円でも値引き限界額ですから、それ以上の値引きを誘発するにはオプションパーツ値引きの併用や、下取り車で調整するしかありません。
カローラツーリングの値下げ交渉術
カローラツーリングの商談で、値下げ額の限界を導き出す交渉術を解説していきます。
- トヨタ販売店同士で相見積もりを行う!
- 3月の決算期を狙う。
- ガソリン車を狙う!
カローラツーリングは、マイナーチェンジが施工されたばかりの人気車種で、大きな値引きの期待ができません。しかし、モデルチェンジ後は、各店舗で高い販売台数目標を掲げているので、トヨタ同士の相見積もりが最も有効的な方法です。
そのため見積もりを取る店舗によっては、値引き限度額に10万円前後の差が出るため、複数の異なる系列店舗で積極的に見積もりを取得するのが良いです。



交渉術としては、トヨタカローラとネッツトヨタなど、異なる系列店舗で相見積もりを行うことが重要なポイントです。
またトヨタ自動車は、3月が決算期にあたるため、1年の中で限界値引きを狙いやすい絶好の時期と言えます。3月は決算期のほかにも、新卒者の車購入時期と重なるので、自動車業界全体が盛り上がる時期でもあります。
ディーラーとしては3月中に契約が欲しい思惑があるので、購入する側は即断即決は絶対に行わず、3月の第4週まで時間を掛けて値下げ交渉をし続けると値引きのチャンスが訪れます。
半導体関連の部品供給が遅延していることや、コロナ感染症拡大の影響などによって、カローラツーリングの納期も遅延しているようです。ハイブリッド車で約4ヵ月ほど、ガソリン車が2ヵ月~3ヵ月程度の工場出荷予定です。
カローラツーリングの主力商品は、半導体部品を多く使用するハイブリッド車ですから、今後の部品供給状況や受注次第では、更に納期が遅延する恐れがあります。
納車時期が読みにくいハイブリッド車は、契約キャンセルの可能性など、ガソリン車と比べて納車までに多くのリスクを抱えています。
逆にガソリン車は、ハイブリッド車と比べて半導体部品の使用量が少ないため、納期が早まる可能性を秘めています。
納車までのリスクが少ないガソリン車は、店舗の販売台数稼ぎには欠かせない車種で、難しい値引き交渉を行うことなく、値引き限界額を引き出しやすいメリットがあります。
そのためハイブリッド車以外の選択肢のある方であれば、ガソリン車のほうで値引き交渉すると値引きできるチャンスが拡がるので狙い目かもしれません。
良質な値引き中古車を探す方法は?
良質な値引き中古車を探す方法はある…?



もちろんです。ここでは良質な値引き中古車を見つけるために便利なサービスを紹介していきます!
【結論】ズバブーン.jpを利用するのがおすすめ!
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- 値引き相場を把握したうえで交渉に臨む
- 予算を正直に伝える
- 競合車を兼ね合いに出す
値引き相場を把握したうえで交渉に臨む
中古車販売店は基本的に値引きはしないスタンスが前提にあります。中古車の場合は限られた利益のなかから店舗側は値引きをすることになるため大きな値引きは期待できません。もし値引き交渉をするとしても販売額の5~8%程度が値引きの限度ではないでしょうか。
予算を正直に伝える
中古車販売店は値引きしないスタンスがほとんどなので、もし希望の金額とマッチしない場合は、正直に購入予算を伝えることが重要です。そうすることで営業マンは予算の範囲内に収める努力をしてくれる可能性が高くなります。
競合車を兼ね合いに出す
もし他店の見積もり書があれば、その見積もり書を提示しつつ値引き交渉をする方法があるので、頭の片隅に入れておくと良いでしょう。ただ無茶な値引きは中古車販売店側を困らせるだけでなく逆効果なので「この金額であれば購入する」という明確な意思表示を示すことが重要です。
新車が欲しいという人はカーリースという手段もおすすめ!
せっかくなら中古ではなく新車が欲しいな…。



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項目 | 内容 |
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運営会社 | 株式会社レンタス |
設立 | 2008年12月 |
本社 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-1 アーバス新横浜8F |
公式サイト | https://www.niconori.jp/ |
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リースナブル


項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | 株式会社三和サービス |
設立 | 2001年8月 |
本社 | 愛知県名古屋市西区上小田井1-43-2 |
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項目 | 内容 |
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運営会社 | 株式会社KINTO |
設立 | 2019年1月 |
本社 | 愛知県名古屋市中村区名駅4-8-18 名古屋三井ビルディング北館14F |
公式サイト | https://kinto-jp.com/ |
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まとめ
カローラツーリングは、カローラクロスと人気を分け合う人気車種です。
交渉する時期やタイミングによって、値引き幅に大きな差が生じる車種ですが、決算期を除くと「26万円~35万円」が、通年の値引き限界額です。
カローラツーリングの新車購入は、トヨタカローラvsネッツトヨタなど「トヨタの販売店同士での相見積もり」を行うことが、安く買うための絶対条件になります。
ぜひ今回の記事を参考にして頂き、値引きの限界額にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?