休日に車を使ってどこかに行こうとしたときに、車のセルを回した時に「ガガガガ」「やばいエンジンがかからない」といったトラブルに遭遇したら焦りますよね。
特にこういったエンジンがかからない等のトラブルは車を頻繁に利用する方よりもペーパードライバーの方に多いです。この記事では車のエンジンがかからないときに落ち着いて対処するための方法を紹介していきます。
エンジンがかからない原因
車のエンジンがかからなくなる原因は3つあります。
- 運転手本人のうっかりミス
- 整備不良
- 車の故障
それぞれどういったことなのか?解説をしていきます。
運転手本人のうっかりミス
車のエンジンがかからないときに実はうっかりミスをしていないでしょうか?
- ハンドルロックがかかっている
- ガス欠
車は全く故障はしていないけど、運転手のうっかりミスで車のエンジンがかからないなんて話しはよくあります。
整備不良
あまり車に乗ることが少ない週末ドライバーにありがちな整備不良によって車のエンジンがかからなくなることがあります。
- バッテリー切れ
- スマートキーの電池切れ
特にバッテリー関連は寒さに非常に弱いため冬場に上がりやすいといわれています。こういったバッテリー上がりによって車のエンジンがかからなくなることがあります。
車の故障
車のエンジンがかからなくなったのは、車の寿命がもしかしたら近づいているのかもしれません。
- セルの故障
- 発電機(オルタネーター)の故障
- 点火類の故障
- 燃料ポンプの故障
- エンジンの故障
とにかく挙げたらキリがありませんが、エンジンをかけるために必要なパーツは多いので、1つでも故障をしていたらエンジンをかけることはできません。
車のエンジントラブルが起きた場合に確認すべき点について
車のエンジンがかからなくなってしまったときは、焦らずに落ち着いて対処することが非常に重要です。そこで車のエンジンがかからなくなったときに確認すべき点について紹介します。
警告マーク
車が動かないときはまずは警告灯を確認しましょう。ガソリンの残量はちゃんとあるのか、バッテリー切れになっていないか、ハンドルロックはかかってないか、警告灯をみれば1発で分かります。
スマートキーの電池
最近ではスマートキーを採用している車が多いので、スマートキーの電池切れでエンジンをかけることができなくなっている可能性があるかもしれません。
しかしスマートキーがなくても、エンジンをかけることができます。各メーカーによって方法は異なるので、メーカーサイトなどに対処法が記載されているので確認してみてください。
シフトノブ
シフトが「P(パーキング)またはN(ニュートラル)」に入っていないと車のエンジンは掛からないです。エンジンが掛からないときは、まずは車のシフトノブを落ち着いて確認するようにしましょう。
セルが回るか
実際にエンジンをかけてみて、セルが回るか確認をしてみましょう。もしセルが回らない場合は、バッテリー上がりか電装系・点火類のパーツが故障している可能性があるので、車の専門家であるJAFや整備工場に相談してみるべきです。
外出先で車のエンジンがかからない時の対処法について
外出先でエンジンが掛からない状態になってしまった場合、どうすれば良いでしょうか?まずは加入している任意保険の契約内容を確認するようにしてください。
なぜなら契約内容によっては事故・故障のロードサービスが無料などのサービスが含まれている場合があるからです。しかし加入している任意保険で無料ロードサービスが含まれてないときは、JAFを呼ぶしかありません。

こちらはJAFの料金になるのですが、会員であれば無料で対応してくれますが、非会員だとかなり高額です。車のトラブルはいつ・どこで起きるか分からないので、万が一に備えて会員になっておくと良いかもしれませんね。
日頃から車のメンテナンスをすることでエンジントラブルは回避できる
車のエンジンがかからなくなるのは運転手本人も予測はできないので、トラブルが起きてしまうことは仕方がありません。しかし日頃から車のメンテナンスをすることで、余計なエンジントラブルを少しでも回避することができます。
バッテリーを定期的に交換する
車のエンジンがかからないといったトラブルでよくあるケースはバッテリー切れです。バッテリーの寿命は車の乗り方にもよりますが約2〜3年といわれています。
特に車を使う頻度が少ない方のほうがバッテリー寿命が短くなる傾向があるようです。そのため少なくとも車検実施(2年に1度)の際にバッテリーを必ず交換することをおすすめします。
スマートキーの電池を定期的に交換する
車を購入してからスマートキーの電池交換を1度もしたことがないという方は多いのではないでしょうか?
「まだまだ使えるから電池交換の必要はない」と思っていても、スマートキーの電池は突然切れてしまうことだって考えられます。
そうならないためにスマートキーの電池交換に関しても2年に1度は交換することをおすすめします。スマートキーの交換は簡単にできるので、ぜひやってみてください。
エンジンがかからない車は修理よりも廃車にしたほうが良い
エンジン本体の故障によってエンジンがかからなくなってしまった時は諦めて廃車にしましょう。なぜならエンジンの修理代金で新しい中古車を1台買えるくらい高額だからです。
- オーバーホール:500,000円
- 載せ替え:1,000,000円
もしエンジンのかからない車を処分したいときは廃車買取り業者を利用するのがおすすめです。なぜなら廃車買取り業者を利用することで面倒な手続きはもちろんのこと、レッカーも含めて車の処分を無料で引き受けてくれるからです。
また不動車とはいえ使える部品に価値があるかもしれませんので、廃車買取り業者から思わぬ金額を提示され、買取をしてくれるケースもあります。
実際の廃車の方法やおすすめの廃車買取り業者については当サイトでも紹介をしているので、もし良ければ参考にしてみてくださいね。

まとめ
この記事では車のエンジンがかからないときの対処法について紹介しました。また車のエンジンがかからなくなる原因は主に下記の3つが考えられます。
- 運転手本人のうっかりミス
- 整備不良
- 車の故障
意外と運転者本人のうっかりによるものが多かったりもするので、エンジンがかからないときは焦らずにまずは確認してみると良いでしょう。もしエンジンそのものが損傷している際は廃車にして新しい車の購入を検討してみることがおすすめです。