【2023年】納車はいつ！？アルト納期の最新情報を徹底解説！

スズキ・アルトは低価格の軽自動車として40年以上もの間、国民の足として絶対的な地位を確立してきました。

1979年にアルトが登場してから、国内累計販売台数・500万台を突破するなど、現在でもスズキを代表する軽自動車です。

今回は、アルト納期の最新情報を徹底解説していきます。

新型アルトの納期はいつになる？

世界中で新車の納期遅れが問題視されていますが、アルトの納期はどうなっているのか？

一般的な軽自動車の納期は、注文してから1ヵ月～2ヵ月程度です。

アルトの最新納期情報を紹介していきます。

新型アルトの生産状況はどうなってる？

アルトの生産状況は、2023年の上期決算資料で確認することができます。

スズキの2024年3月期第2 四半期決算では、4月～9月の上期総括において、「売上高」「営業利益」「経常利益」ともに過去最高とのことでした。

他社がバックオーダーの消化に苦戦する中、なぜスズキの業績は好調なのか？

半導体部品の供給が安定化したことで、工場稼働率が上がり、増収増益に繋がっているようです。

新型アルトの新車販売台数は？

先ほどの「アルトの生産状況」では、生産状況が正常化したとの説明でしたが、新車販売台数を見れば分かります。

ここでは、2023年アルトの新車販売台数を紹介しますね。

2023年	新車販売台数	順位	昨年対比
1月	5,453台（5,277台）	8位	103.3％
2月	6,475台（6,140台）	7位	105.5％
3月	7,476台（7,697台）	7位	97.1％
4月	5,844台（5,315台）	5位	110.0％
5月	5,397台（4,464台）	6位	120.9％
6月	6,036台（4,877台）	6位	123.8％
7月	5,519台（5,106台）	7位	108.1％
8月	4,816台（4,803台）	7位	100.3％
9月	6,304台（6,600台）	9位	95.5％
10月	5,979台（6,104台）	8位	98.0％

軽自動車は、ハイトワゴン系やSUV系の人気が高く、ボンネットタイプのアルトは「売れない」と言われています。

そのような厳しい現状の中でも、アルトは毎月コンスタントに5,000台以上を販売し続けています。

3,000台を超えると人気車と言われているので、アルトは不人気車ではなく、人気車と言っていいでしょう。

これだけの台数を安定して生産できるということは、生産状況が安定している証拠ですね。

新型アルトの生産工場はどこ？

スズキは、静岡県内に5ヵ所の指定工場を所有しています。

その中でも、アルトを生産している「湖西工場」の規模が最大で、年間・約46万台の4輪車を製造しています。

スズキ新車在庫情報のブログは？

スズキの公式サイトには、納期遅れのお詫びの言葉はあっても、車種ごとの工場出荷時期や納期などの告知が見当たりません。

スズキ自販島根のブログで、納期の目安として「新車在庫情報」が記載されています。

在庫なしの車種もありますが、アルトの在庫状況は「残りわずか」となっています。

在庫があると言うことは、生産計画に多少の余裕があると言うことなので、納期遅れがないと判断してもよいでしょう。

新型アルト注文から納車までの流れは？

アルトを販売店で契約した場合、どのような流れで納車されるのか？

ここでは、アルトの注文から納車までの流れを解説していきます。

スズキでは、完成したアルトを工場から販売店に輸送するのではなく、納整センターを経由してから各販売店に届けられます。

納整センターに搬入されたアルトは、下記の流れで販売店に出荷されます。

スズキには、全国に12ヵ所の納整センターがあります。

納整センターでオプションパーツの架装を行い、厳しい最終検査に合格したアルトのみ、販売店に出荷します。

納整センターでは、架装するオプションパーツによって、出荷までの日数が異なるので、納期の詳細については最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。

新型アルトの納期を早める方法ってあるの？

アルトの納車状況は比較的安定していますが、それでも注文から納車までには、3ヵ月～4ヵ月程度掛かっています。

少しでもアルトの納期を早めたいなら、これから解説する方法を試して下さい。

複数の販売店で在庫車を探す！

お気づきの人も居るかもしれませんが、トヨタや日産よりも、街中でスズキの看板をたくさん見かけますよね？

スズキの看板を掲げている販売店には、スズキが直接運営している「直営店」と、地域の車屋が代理店として営業している「サブディーラー」の2種類があります。

サブディーラーはある一定台数の新車を販売し続けることで、スズキの看板を立ち上げることができます。

アルトは全国の販売店で購入できるので、売れない在庫車を抱えている販売店を探したり、受注枠に余裕がある販売店を探すのも、納期を早める方法としておすすめです。

アルトの納期を早めたい人は、スズキの看板を目印に販売店巡りをしてみて下さい。

キャンセル待ちをする！

何らかの理由で途中解約したり、納車遅れにがっかりした人が、キャンセルするケースが稀にあります。

キャンセルされた車両は、既に生産ラインに入っている場合がほとんどですから、キャンセル待ちをしている人にとっては、アルトを早く手に入れる絶好のチャンスと言う訳です。

ただ、グレードやボディカラーなどの変更はできないので、キャンセル車を購入する場合は、ある程度の妥協が必要になります。

納期が早いアルトを購入したい人は、新車購入の代替え案として、キャンセル待ちをすることをおすすめします。

オプションパーツ購入を避ける！

標準装備の他に、新車ではオプションパーツ（アクセサリーパーツ）を別途、注文することができます。

上級モデルのナビゲーションシステムやカスタムパーツなどが、それにあたります。

オプションパーツには、車両生産工程内で取り付ける「メーカーオプション」と、販売店で取り付けを行う「ディーラーオプション」の2種類があります。

どちらのオプションパーツも、取り付けには時間が掛かるので、オプションパーツをたくさん注文した場合は、納期が遅れてしまいます。

納期を早めるなら、取り付けに時間が掛かるオプションパーツを買わないことです。

新規登録済のアルトを買う！

新車のアルトを購入するなら、納期遅れの一番の原因でもある生産・製造をする必要があります。

逆に中古車や新古車なら、生産の必要がない上、新規登録も既に完了しているので、注文から納車までの期間を大幅に短縮することができます。

新車に拘りがない人なら、中古車や新古車を購入することで、1週間～2週間程度でアルトを手に入れることが可能！

新車購入の代替え案として、即納車可能な中古車や新古車購入も検討してみては如何ですか？

新型アルトを安く購入する方法について

車を購入するときは、少しでも安く買いたいと誰でも考えるでしょう。

ここでは「アルトを安く購入する方法」を紹介していきます。

必ず役に立つ方法ですから、アルトを安く購入したい人は、ぜひ試して下さいね。

スズキ同士で相見積もり！

先ほど「複数の販売店で在庫車を探す！」でも紹介しましたが、スズキは直営店とサブディーラーの2種類あるので、スズキ同士の相見積もりが可能です。

直営店とサブディーラーを見分ける方法ですが、直営店は「スズキ自販」で、サブディーラーは「スズキアリーナ―」と言えば分かるでしょうか？

ただし、販売店の中には「スズキ自販〇〇アリーナ」など、紛らわしい屋号の店舗もありますが、スズキ自販がついている場合は、直営店だと思って下さい。

もし、購入予定の販売店が「スズキ自販」の場合は、相見積もりの相手は「スズキアリーナ店」を選んで下さい。

特にサブディーラーは、新車の販売台数に飢えているので、相見積もりの相手としては文句なしです。

ミラと相見積もり！     

もう一つの相見積もりの方法として、ライバル車と競合させることがあります。

アルトにとって最大のライバルは、ダイハツ・ミライース。

アルトとミライースを比較してみますね。

項目	アルト	ミライース
全長	3,395mm	3,395mm
全幅	1,475mm	1,475mm
全高	1,525mm	1,500mm～1,510mm
室内長さ	1,960mm～2,015mm	1,935mm～2,025mm
室内幅	1,280mm	1,345mm
室内高さ	1,260mm	1,240mm
車両重量	680kg～760kg	650kg～740kg
燃費性能 (WLTCモード)	23.5km/L～27.7km/L	23.2km/L～25.0km/L
新車車両価格	943,800円～1,379,400円	860,200円～1,372,800円

上記の比較表を見て頂くと分かる通り、アルトとミライースはほぼ同じスペックと言ってよいでしょう。

アルトとミライースで相見積もりを行う際の注意点は、同等なグレードや装備で行うことが大切です。

ミライースの見積書を手に入れてから、アルトの値引き交渉に臨んで下さい。

中古車を購入する！

アルトを安く購入するなら、中古車購入も選択肢に入れて下さい。

中古車は、新規登録済みの車両ですから、車両価格が安い上に法定費用や登録費用も安いので、新車よりも格安で購入することができます。

現行型のアルトは、2021年12月に販売が開始されているので、2022年式以降の中古車を選ぶとよいでしょう。

2022年式以降のアルトは、約2年落ちの中古車になるので、10,000km/年の走行距離を基準にした場合、20,000km以内の走行距離が理想的です。

アルトは、リセールバリューが低い車種ですから、値落ちが少ない人気の色「ピュアホワイトパール」をおすすめします。

装備としては、LEDヘッドライトと全方位モニター装備車をおすすめしますが、車両価格が高くなってしまうので、ご自身の好みで選んで下さい。

アルトの中古車を購入する場合は、上記の条件をクリアする車両を選ぶことをおすすめします。

新型アルトをキャンセルするとどうなる？

ディーラーの立場としては、キャンセルだけは避けたいところですが、やむを得ない理由がある場合は、キャンセルすることは可能です。

ただし、ローンの本契約後であったり、高額なオプションパーツの架装済みの車両などは、キャンセルができないので注意して下さい。

キャンセル後のアルトは、販売店でキャンセル待ちをしている人に売ることになります。

キャンセル待ちがない場合は、展示車に使用したり、サブディーラーへデモカーとして貸し出したりもします。

アルトはどんな人に向いている車？

アルトは女性や年配の方々に人気が高い車種です。

しかしアルトワークスは男性に非常に人気の高い車種です。

ここではアルトのメリットやデメリットを挙げて、どのような人にアルトが向いているのか見ていきましょう。

アルトのメリット

• アルトと言えば、角ばったデザインが印象的でしたが、新型アルトは少し丸みを帯びた柔らかいデザインが採用されています。 また、ボディカラーもアルトラパンのように、可愛らしい2トーンも用意されているので、若い女性にも向いている車に仕上がっています。

• アルトを購入する人は、維持費や経済性に優れている軽自動車を求めている人が多く、燃費性能は購入を検討する上で大切な指標になります。 アルトのハイブリッドは、「27.7km/L」のクラストップレベルの低燃費性能で、ガソリン代を節約したい人に向いています。

• 軽自動車の安全性能に不安を持っている人も多くいますが、アルトにはスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を全グレードに標準装備。 また、上位グレードには、車両の前後左右に4個のカメラを設置している「全方位モニター付ディスプレイオーディオ装着車」も用意されています。 安価な軽自動車で、万全の安全装備を期待している人には、アルトの上位グレードが向いています。

アルトのデメリット

• 初代アルトの販売が開始されたときは、50万円を切る価格で大ヒットとなりましたが、新型アルトはエントリーモデルでも、購入費用として100万円は必要になります。 気軽に買えるはずのアルトでしたが、新型アルトは気軽に買える金額ではなくなっています。

• アルトは、軽量衝撃吸収ボディー「テクト」やプラットフォーム「ハーテクト」を採用していますが、静粛性と言う点では決して満足いくものではありません。 また、リアの足回りは、バネレートとショックアブソーバーが独立式のトーションビームアクスルを採用しているので、リアが跳ねて乗り心地の点ではマイナスと言ってよいでしょう。 静粛性や乗り心地を求める人には、アルトは不向きかもしれません。

• アルトと言えば、乗用タイプの5ナンバーモデルと、貨物タイプの4ナンバーモデルが用意されていました。 買い物や通勤に使用するだけなら、購入価格や維持費が安い貨物タイプを選択する人も多く、新型アルトに貨物タイプが廃止になったことはデメリットと言えます。

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まとめ

現在の軽自動車は、ワゴンRのようなハイトワゴン系か、ハスラーのようなSUV系の人気が高く、ハッチバックタイプのアルトは売れないと言われています。

しかし、アルトの新車販売台数は、毎月コンスタントに5,000台以上販売しており、売れ行きは好調と言ってよいでしょう。

また、販売店ブログの在庫情報でも、納期遅れも少なく、納車状況は決して悪くありません。多少のデメリットがあるとは言え、アルトの燃費性能や安全装備は十分過ぎるほど充実しています。

これからアルトを購入する人は、納期の早い販売店を探して検討して下さい。