車に詳しくない方は「3ナンバー」「5ナンバー」って言われても理解できない方は多いのではないでしょうか?
正直なところ車を乗られる方であれば、せめて自分が乗っている車の分類番号くらいは最低限理解をしておきたいですね。(分からなくても生きてはいけますが恥をかいてしまう場面が稀にあります…笑)
この記事ではそのような方のために車のナンバーの種類と分類番号について解説をしていきたいと思います。
車のナンバープレートの役割について
車には何故ナンバープレートが取り付けてあるのか、考えたことがある方はいますか?ここではナンバープレートの役割について紹介します。
車のナンバープレートは自動車と所有者の情報を管理するための物とされています。簡単にいうとマイナンバーカードで国民一人一人が管理されているのと同じような感じですね。
番号で管理されているので、同じ車種でもナンバープレートの番号が異なるので、万が一盗難や事件に巻き込まれたときに解決の手掛かりになる重要な情報となることが多いです。

つまりナンバープレートで情報を管理されているので所有者の個人情報に紐づけられているので、悪いことをすればすぐに見つかってしまいます。
車のナンバープレートの種類について
次に車のナンバープレートの種類について解説をしていきます。街中で走っている車によっては黄色や緑色、白色など様々な色のナンバープレートを見かけますよね。
これらの色のナンバープレートにはどのような意味があるのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
黄色いナンバーは軽自動車
黄色のナンバープレートは軽自動車を意味します。


最近ではご当地ナンバープレートの登場によって軽自動車でも白色のナンバープレートを選択できるようになり、「黄色のナンバープレートはダサい」と感じる方が多いので、白色のナンバープレートを選択する方が増えてきました。





黄色だと「軽自動車」の主張が強すぎて目立ってしまうとの声もあって、最近では白色のナンバープレートが人気ですよ。
黒のナンバーは軽貨物自動車
黒色のナンバープレートは軽貨物自動車のナンバープレートです。法律上は軽貨物自動車もしくは125CC以上のバイクでお金をもらって運行している自動車に割り振られるナンバーのようです。





宅配業者の方などは黒色ナンバーの軽自動車に乗ってお仕事をされますよね。
緑のナンバーは事業用の自動車
緑のナンバープレートは事業用の自動車のナンバープレートです。事業用の自動車は主にタクシー・バス・トラックのような人や物を運ぶビジネスで利用される車両のことを指します。





タクシーやバスを見かけたらナンバープレートを見てみてください。緑色のナンバーのはずです。
車のナンバープレートの分類番号について
「3ナンバー車両」「5ナンバー車両」って聞いたことありませんか?でもこの3ナンバー・5ナンバーの意味がイマイチよく分からないという方は多いのではないでしょうか。
ここではナンバープレートの分類番号について解説をしていきます。
3ナンバーとは?
3ナンバーの車は車幅が1,700mm以上もしくは排気量が2,000CCを越える普通車のことをいいます。見分け方は地域名の隣にある赤枠の番号が3から始まる車は俗にいう「3ナンバー車」ということになります。
5ナンバーとは?
5ナンバーの車は車幅1,700mm・排気量2,000CC以下の車のことをいいます。見分け方は地域名の隣の番号が5から始まる車は俗に言う「5ナンバー車」ということになります。



3ナンバー車と5ナンバー車は維持費や税金も異なります。車の維持費については下記の記事を参考にしてみてくださいね。
8ナンバーとは?
一般的な普通車のナンバープレートの分類番号は「3」「5」のいずれかになります。「8ナンバー」といわれてもピンと来ない方もいるのではないでしょうか?しかし8ナンバーの車は存在します。
そうなんです。「8ナンバー」の車は警察のパトカーや救急車などの特殊車両になります。



今度パトカーを見かけたら見てみてくださいw
1ナンバーとは?
そのほかにも「1ナンバー」の車も存在し、これは普通貨物自動車につけられます。1ナンバーの車は外車やキャンピングカーなどの車で普通自動車と貨物自動車の条件を備えた車に用いられるナンバーです。
通常、普通車は2年に1度車検を受けなければなりませんが「1ナンバー」の車は1年に1度車検を受けなければなりません。
しかし支払う自動車税が「3ナンバー」よりも安くなるので、結果として維持費を抑えることができるため、あえて1ナンバー登録をする方が多いのです。
まとめ
この記事では車のナンバープレートの種類や分類番号について解説をしました。
車のナンバープレートには情報の管理という役割があり、乗っている車両タイプによって、異なる分類番号が割り振られます。
また車の分類番号によって維持費が異なるので、基本的な知識としておさえておくとよいでしょう。