車のバッテリー上がりはしばらく待つと回復するってホント?正しい対処法を徹底解説!

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いつも通り、車に乗ろうと思ってエンジンを始動したものの、セルが弱く(回らず)、エンジンがかからない!そんな経験をしたことはありませんか?

車を持っている人であれば、一度は経験したことがある「バッテリー上がり」。車のバッテリー上がりは、しばらく待つと回復するとの噂がありますが、果たして本当でしょうか?

今回は、バッテリー上がりの正しい対処法を徹底解説!また、車のバッテリー上がりは、しばらく待つと回復するってホント?についても、取り上げていきます。

目次

車のバッテリー上がりの原因と症状

車のバッテリー上がりは、主に4つの原因が考えられます。ここでは、バッテリー上がりの原因と症状について解説していきます。

【原因①】バッテリーの寿命

車のバッテリーは、使用を開始してから「3年~5年」と言われています。もちろん、車の使い方によっては、1年以内でダメになったり、5年以上持つ場合もあります。

3年以上経過したバッテリーで、「最近、エンジンのかかりが悪いな?」とか、「バッテリー本体が膨張して腫れているな?」などの症状が見受けられる場合は、バッテリーが寿命だと思って頂いても構いません。

【原因②】バッテリーの過放電

最近の車はライトがついたままだと、エンジンを切ったときに警告音などで知らせてくれますが、古い車はエンジンを切っても、ライトが付きっぱなしのことがあります。

ライトや室内灯などの消し忘れでエンジンを切ってしまうと、バッテリーに蓄えた電気を使い切ってしまって、エンジンを始動する電力がなくなります。

この状況を「過放電」と言って、ライトのつけっ放し以外でも、エンジンOFFの状態でオーディオを使用したり、エアコンを使い続けていてもバッテリーが上がります。

【原因③】気温の低下

バッテリー上がりは、「気温」が原因の場合もあります。

特に氷点下になる冬に多く、気温が著しく低下するとバッテリーの放電性能が著しく低下するため、バッテリー上がりが発生します。

【原因④】車を放置

車は、走行中に発電した電力を、バッテリーに蓄電する仕組みになっています。車に乗らない期間が長ければ、電気が発電できないため、バッテリーに充電することもできません。

車はエンジンを切っても、少なからず電気を使用しているため、バッテリーに蓄えた電気を使い続けています。

蓄える電気がないにも関わらず、電気を消費し続けるため、バッテリーが充電不足になり、最終的にはバッテリー上がりになります。

車のバッテリー上がりの対処法

先ほど、車のバッテリー上がりの原因と症状について紹介しましたが、ここではバッテリー上がりの対処法について解説していきます。

【対処法①】ジャンピングする

バッテリー上がりの対処法として、最もポピュラーなのが「ジャンピング」です。ジャンピングとは、他の車から電力を貰う方法で、ブースターケーブルがあれば行えます。

ひろし

ジャンピングは、以下の手順で行って下さい。

ジャンピングの手順
  1. エンジンがかかる救援車を用意する。
  2. 救援車を故障車に近づける。
  3. 救援車のエンジンを止める。
  4. 故障車と救援車のボンネットを開ける。
  5. 故障車と救援車のバッテリープラス端子(赤い端子)のカバーを外す。
  6. 故障車のプラス端子(赤い端子)に赤いブースターケーブルを繋ぐ。
  7. 救援車のプラス端子(赤い端子)に赤いブースターケーブルを繋ぐ。
  8. 救援車のマイナス端子(黒い端子)に黒いブースターケーブルを繋ぐ。
  9. 故障車のマイナス端子(黒い端子)に黒いブースターケーブルを繋ぐ。
  10. 救援車のエンジンを始動して、3分くらい空ぶかし(3,000回転ほど)する。
  11. 故障車のエンジンを始動する。
  12. エンジンがかかったら、そのまま3分ほど放置する。
  13. 救援車のエンジンを切る。
  14. 繋いだときと「逆の順番」でケーブルを外す。

ジャンピングする際の注意点は、「12V同士または24V同士」で行うこと。電圧が異なる車でジャンピングをすると、ショートを起こして車が壊れてしまいます。

また、ブースターケーブルを誤った手順で繋いだり、ガソリン車とハイブリッド車などの構造が異なる車同士でジャンピングをしても、発火や故障する恐れがあります。

ジャンピングする際には、救援車の車種などを十分に確認してから行って下さい。

ひろし

車に車載しておくと便利なブースターケーブルを紹介します。

エマーソンのブースターケーブルは、ガソリン車(12V)とディーゼル車(24V)のどちらにも使用することが可能!また、一般的なブースターケーブルではジャンピングできないハイブリッド車でも、救援することができます。

このブースターケーブルを1本持っておけば、あらゆる車のジャンピングが可能です。

【対処法②】ジャンプスターターを使う

ジャンピングするには、エンジンがかかる車(救援車)が必要です。もし、救援車が近くに居ない場合は、自分でジャンピングする方法があります。

一般的に「ジャンプスターター」と呼ばれる器機で、予め充電しておけば救援車と同じように電気を送ることができます。ジャンプスターターを、以下の手順で使用して下さい。

ジャンプスターターの手順
  1. ジャンプスターターを用意する。
  2. 故障車のボンネットを開ける。
  3. 故障車のバッテリープラス端子(赤い端子)のカバーを外す。
  4. 故障車のプラス端子(赤い端子)に、ジャンプスターターの赤いケーブルを繋ぐ。
  5. 故障車のマイナス端子(黒い端子)に、ジャンプスターターの黒いケーブルを繋ぐ。
  6. 故障車のエンジンをかける。
  7. エンジンがかかったら、少しの間そのままにする。
  8. ジャンプスターターの黒いケーブルを外す。
  9. ジャンプスターターの赤いケーブルを外す。

ジャンプスターターを1つ持ていれば、救援車がなくても車のエンジンをかけることができます。

ひろし

おすすめのジャンプスターターを紹介します。

メルテックプラスのジャンプスターターは、あらゆるガソリン車のジャンピングが可能です。また、最大600Aの電流に対応しているため、トラックやバスのジャンピングもできます。

USB端子もついているので、電源供給用としてスマートフォンなどの充電も可能です。万が一に備えて、ジャンプスターターの車載をおすすめします。

【対処法③】バッテリーを交換する

バッテリーの寿命は、アイドリングストップ車で「2年~3年」、一般車であれば「3年~5年」が1つの目安です。

交換してからそれほど期間が経っていないバッテリーなら、充電するだけで復活しますが、古いバッテリーは電極が大きく開いて充電ができません。

バッテリーの寿命が決定的な場合は、バッテリーを早急に交換する必要があります。

バッテリーは車の種類や車種で異なるので、詳しくは下記のボッシュ車種別適合サイトで、愛車に適合するバッテリーを調べてから購入して下さい。

【対処法④】しばらく待つ

バッテリーの電圧が低下しているときに、エンジンを始動すると更に電圧が低下してしまいます。その結果、エンジンを始動する電圧がなくなり、結果としてバッテリー上がりが起こります。

例えば、スモールライトや室内灯を付けっ放しにした状態が、その良い例です。

ライトや室内灯を使用するため、バッテリーに蓄えた電気を使います。そのままライトや室内灯を使い続けると、時間の経過とともにバッテリーの電圧が下がっていきます。

その結果、最終的にはバッテリーが上がってしまいます。

電圧が下がった状態でエンジンを始動しても、電圧不足でエンジンはかかりません。

ただし、完全に放電していなければ、しばらく待つことでバッテリーの電圧が自然回復して、その後エンジンがかかる可能性はあります。

また、気温が低い冬も、放電と充電のバランスが鈍くなって、バッテリー上がりが発生します。この場合も、気温が上昇するのをしばらく待つことで、電圧が自然回復するため、エンジンがかかることがあります。

このように、バッテリー上がりはしばらく待つと回復することもありますが、あくまでも稀なケースのため、過度の期待は禁物です。

【対処法⑤】業者にSOSを出す

ジャンピングする救援車が近くに居ない…。

ジャンプスターターも持っていない…。

新品のバッテリーも用意していない…。

このような状況の人は、自分でバッテリー上がりを解決することができません。最終手段にはなりますが、バッテリー上がりを解決するためには、JAFなどのロードサービスに頼る他ありません。

任意保険に加入している人は、ロードサービスが付帯されているかもしれません。自分が加入している保険会社に電話をして、バッテリー上がりの相談をして下さい。

また、任意保険未加入の人は、JAFや民間のロードサービスを利用して下さい。

\JAFの利用がおすすめ/

バッテリー上がりを防ぐための方法

バッテリー上がりを起こすと、バッテリーの寿命が縮まります。また、性能の回復にも時間がかかるため、日頃からバッテリー上がりを防ぐように努めて下さい。

ひろし

バッテリー上がりを防ぐためには、下記のことを心がけて下さい。

バッテリー上がり予防
  • ライトや室内灯の消し忘れに注意すること。
  • バッテリーの交換は早めに行うこと。
  • エンジン始動に違和感がある場合は、早めに点検・整備を行うこと。
  • あまり車に乗らない人は、定期的に充電を行うこと。
  • エアコンやオーディオを使用するときは、エンジンを切らないこと。
  • 夜しか乗らない人は、定期的に充電を行うこと。
  • 寒冷地で車を使用するときは、大きいサイズのバッテリーに交換すること。
  • バッテリーの比重チェックを定期的に行うこと。

バッテリーがいくら新しくても、夜しか乗らなかったり、近場ばかりで短時間しか車を使わない人は、バッテリーがすぐ上がります。

また、寒い地域にお住まいの人は、容量が大きいバッテリーに交換することで、バッテリー上がりを防ぐことができます。

例えば、純正バッテリーが「40B19L」の場合は、「60B19L」など左の数字が大きいバッテリーに交換することをおすすめします。

バッテリーの蓄電量に比べて、電気の使用量が多い場合にバッテリー上がりが発生するので、電気の使用量が多いエアコンやオーディオの電源はOFFにするなど、節電に努めて下さい。

普段からやるべき手軽にできるメンテナンス

車のバッテリー上がりは、日々のメンテナンスによって、防ぐことができます。バッテリーのメンテナンスは、難しいことではないため、車に詳しくない人でも手軽にできます。

ひろし

ここでは、普段からやるべき手軽にできるメンテナンスを、いくつか紹介していきます。

バッテリーの比重確認

一般的なバッテリーには、「液栓」と呼ばれる蓋(キャップ)が6個程度ついていますが、密閉式(メンテナンスフリー)と呼ばれるバッテリーには液栓がありません。

バッテリーの比重を計るには、「比重計」と呼ばれるスポイドのような道具を使います。比重計は、カー用品店やホームセンターで売っていますから、1つ持っておくと非常に便利です。

比重の使い方を簡単に説明していきます。

比重計の使い方
  1. 比重計を用意する。
  2. バッテリーの液栓(キャップ)を全て外す。
  3. 比重計を液栓に差し込む。
  4. バッテリー液を吸い込む。
  5. 「赤」「黄」「緑」の棒が動くことを確認する。
  6. どの色に液が止まっているか目視する。

上記の作業を「全ての液栓」で行って下さい。

  • 緑:異常なし
  • 黄:要注意
  • 赤:充電不足

吸い込んだバッテリー液が「緑」の範囲で止まった場合は、バッテリーが正常の証です。「黄」の範囲で止まった場合は、充電することで比重が回復するかもしれません。「赤」の範囲で止まった場合は、バッテリーの劣化が考えられます。

充電しても回復できない可能性が高いため、バッテリー本体の交換をおすすめします。「比重計」を購入しておくことで、バッテリー上がりを未然に防ぐことができます。

安価な比重計は、プラスチックなどの材質が多く、何度か使用していると表面が曇ってしまい、数値が見えにくくなります。モノタロウのバッテリーテスターは、曇りにくいガラス製の筒のため、比重の数値が見えやすいのが特徴です。

価格が安い比重計の中では、特におすすめの商品です。

参考情報
  • モノタロウ:https://www.monotaro.com/g/00212352/

バッテリーの液量確認

最近では、メンテナンスフリーと呼ばれるバッテリーもありますが、大多数の車には液栓(キャップ)がついたバッテリーが搭載されています。

キャップがついたバッテリーは、自分でメンテナンスをすることが可能で、バッテリー上がりを未然に防ぐことができます。

バッテリー液は、希硫酸と呼ばれる劇薬でできており、この液が減ってしまうと電極が露出して、バッテリーの電圧が低下してしまいます。

バッテリー本体の側面に「UPPER」と「LOWER」の目盛りがついていますが、「LOWER」の位置までバッテリー液が減っている場合は、補充しなければなりません。

補充する際には、「バッテリー補充液」を購入して、「UPPER」の位置まで注入するだけです。

バッテリー補充液は、ホームセンターやカー用品店で購入することが可能ですが、蒸留水や精製水でも代用することができます。

バッテリー液を補充する際には、下記のことに注意して下さい。

バッテリー液の補充方法
  1. 「UPPER」以上、注入してはダメ!
  2. 水道水の使用はNG!
  3. 全ての液栓を開けて液量の確認をすること!
  4. バッテリー液補充後は、30分ほど走行すること!
  5. バッテリー液がこぼれた際には、必ずふき取ること!

バッテリー液を「UPPER」以上、注入してしまうと、バッテリー液が吹きこぼれる可能性があります。

また、水道水にはカルキなどの不純物が多く混入しているため、電極を痛めてしまったり、充電が上手くできないため、絶対に使用しないで下さい。

バッテリー液を補充しても、電気までは充電できていないため、電圧がかなり下がっている状態になります。

日中にエアコンやオーディオの電源をOFFにした状態(電力を消費しない)で、30分ほど走行してバッテリーに充電することをおすすめします。

バッテリー内の液体は「希硫酸」ですから、こぼしてしまった場合には、直接手で触れないようにして、ウエスやタオルで良くふき取って下さい。

まとめ

車のバッテリーは、しばらく待つことでエンジンがかかるかも?

ただし、バッテリー上がりの原因が「過放電」もしくは「気温」によるものに限られ、劣化したバッテリーだと、しばらく待っても自然回復することはありません。

通常のバッテリー上がりでは、しばらく待ってもダメなケースがほとんどですから、バッテリーの比重を計って確認するなど、日頃からメンテナンスを行って下さい。

「エンジンがかかりにくいな?」「バッテリーを交換して3年以上経つな?」など、バッテリーに不安がある人は、早めに交換することをおすすめします。

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この記事を書いた人

アラサーの会社員で車やバイクが大好きです。趣味は愛車の洗車やドライブをすることです。自身の車を購入・売却の経験やメンテナンスの知識が誰かの役になれば良いな、と思いましてクルマバイバイの運営を開始しました。車のことで困ったことがあれば当サイトを参考にして頂けると嬉しいです。

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